ここのところポルトガル語のブログに記事が書けないでいた。
ネタ不足とやる気がなくなっていたのが大きな原因。
そこに久しぶりに翻訳の仕事がドドッと舞い込んだ。それいい機会だと捉え、ポルトガル語のブログを意図的にほっぽらかした。
結果良かったかなって思う。
翻訳というのは人が書いた文章を完全に理解して、自分の母語に忠実に訳していく作業である。
これをずっとやっていると結構つらい作業である。
出来上がった翻訳を読んでくれるのはお客さんだけで、お金は発生するけど、仕事に対する反応は基本的にはない。良ければ、次の仕事に繋がるか程度の話だ。
一方、ポルトガル語のブログはテーマも自由に選べ、自分の好きなように書ける。そして、アップした記事は世界中の人に読まれ、内容に対してコメントをもらうこともある。
そこに全くお金は発生しないけど、お金では得られない充実感みたいのがある。
翻訳という仕事には、人が書いた文章を単純作業のように訳す気楽さと忠実に訳さなければならないプレッシャーとが同時にある。
一方、ブログの記事には、自由に文章が書ける気楽さとその内容に対する責任・クリエイティブ性へのプレッシャーが同時にある。
両者は対極にある。
どちらかに比重が偏ると辛さを感じる。両方をうまい具合にこなすのが気持ちいいし、自分自身も成長できるのかなと思う。
何も出てこない時は、ひたすら呆ける。頭が空になれば、やがてそこに何かが流れ込んで来るであろう。
時にそれは時間がかかることもあるだろうが。
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