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日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

遊園地に行く

2011年09月22日 18時14分26秒 | ブラジル事情

先週末は2日連続で7歳の娘と遊園地に行った。

土曜日はプライアジべラスというショッピングセンターの近くのグアイバ川沿いの遊園地、日曜日はリンドイアショッピングの隣にある遊園地に行った。

遊園地なんて行ったのはいつ以来だろうか?

全く記憶にない。 

今年の年始に日本に帰国した際に、大阪でJICA青年ボランティア9名と同窓会をしたのだが、その中の3人の同期とユニバーサルスタジオに行った。

アトラクション自体ももちろん面白かったのだが、乗り物自体よりブラジル滞在という同じ体験を共有する仲間と、気兼ねなくお喋りしながら1日過ごせたのが何よりも楽しかった。

娘には2つの遊園地で乗り放題のパスポートを買ってあげた。

1つ目が10レアル(約500円)。2つ目が20レアル(1000円)。

安い。でも、その乗り物を見れば、納得の値段である。

僕は乗り物酔いしやすいので、それぞれの遊園地でばら売りの券を買い、ジェットコースターだけ娘と一緒に乗った。

どちらの遊園地のジェットコースターも、昭和初期に建設されたかのような機械仕掛けのもので、ジェットコースターが最上部まで上っていく時に、ギシギシと音をたてていた。

 

「まさか、壊れないよな」と別の意味での恐怖感に襲われる。

一番最上部に達すると、半強制的に落ちるような感じで下るのだが、その落ち方に物凄くアナログ感を感じた。カクカクシカジカしているのである。

重力が右へ左へとかかるが、ジェットコースターの座席が非常に硬いので、もうモロに体に衝突して、下手したら痣でもできそうである。

1回で十分と思い、ジェットコースターに乗った後は、僕はひたすら保護者として娘を見守った。

娘は初めておとぎの国に来た少女のように満面に笑みを浮かべながら、次から次へと遊園地にある乗り物に乗りまくった。

僕自体は乗り物に乗っていないから特に面白くはないが、娘が喜んでいる様子を見て、ちょっとした幸せを感じることはできた。

親って、やはり自分の子供が幸せそうにしているのを見るのが一番嬉しいんだなと思った次第である。

20レアル(1000円)の遊園地でこんなに喜んでくれるのだから、日本のディズニーランドに連れて行ったら、一体どれだけ喜んでくれるのだろうか?

そう思わずにはいられなかった。

もちろん入場料の額も違うが、それこそアトラクションのレベルがはるかに違う。

まだ、両親が元気なうちに、親・子・孫の3世代でディズニーランドに行けたら、どれだけ楽しい思い出になるだろうかと想像してしまった。

それは僕にとっての1つの夢かなと思う。

物を得ることも重要だが、やはり人生とはいい思い出をどれだけ作れるかなのではないかなと思う。

いい思い出はお金では買えないし、残された者の記憶にいつまでも残っていくものだから。


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