晴彷雨読

晴れの日は、さまよい、雨の日は、お勉強

⦿テレビ バス旅、鉄道旅について

2024年04月12日 | ⦿雑感
バス旅、鉄道旅の番組は大好きで、よく見ています。ですが、ここ数年、目に余るシーンが多いです。製作者側に考えてもらいたい事です。
① 2時間、3時間も歩かせる。最大1時間程度、1日に2回ぐらいまでに収まるように設定してあげてほしい。
② 大食い、激辛を無理やりしいる。しかも1日に何回もさせてる。そんな低俗な事を繰り返しさせないでほしい。
③ 「正解」と言って、最適なルートを求めている。少ない情報の中、迷ったり、行き詰ったりしつつ、なんとか乗り継いでいくのがおもしろい。人生もそうだから。
④ バスや鉄道が突然の運休なのに、なんの救済処置も講じない。そこは、タクシーを使わせてあげるなどしてもよいと思う。
⑤ ゲーム的要素を入れて、多少の有利不利が生まれるのはしかたないが、それで勝敗が決まってしまうのはおかしい。あくまで、どう乗り継いでの工夫しだいで勝敗が左右されるべきである。
⑥ 昔の番組を見ると、タクシーを使って観光をしたりしている。そういう余裕があっていいのではないか。最近は、「勝負」にこだわり過ぎ。
⑦ どっちのチームが勝つのかを盛り上げようとし過ぎ。もちろん、はらはらどきどきになるのはおもしろいが、結局、どっちが勝ってもいいんです。

視聴率だけに目がいってしまっている気がする。バス旅、鉄道旅の良さを見失わないようにしてもらいたい。本当に大事な事と、おまけの余興でいい事とを、しっかり区別しないと、番組が腐敗していく。
製作者側が、出演者の頑張りに、おんぶにだっこで、甘えすぎている気がする。出演者を大事にしない番組はつぶれると思う。