皆既日食@オレゴン-2

さて、日食の失敗ショットその2です。
大変残念な事に、連続写真のリトライが失敗に終わりました。


どうも、皆既前後の食分が大きいショットがおかしい。

拡大してみると、大きく欠けた太陽のシルエットが多重に重なっているようです。


インドネシアで、同じカメラで同じ方法で撮影した時は、皆既7、8分前でもシャープに捉えてました。


うーん、これは、諸事情で車の中から撮影した悪影響かと思われます。

大変残念です。

問題のショットを明暗やコントラストの調整でリカバー出来れば良いのですが、今のところ、厳しそうです。

そもそも、一眼レフでも使えば何の問題も無いのですが、荷物を軽量化するために、コンデジを使っているわけです。
フィルターワークを忘れちゃうから、2連手放しにしてるわけです。
次回の皆既はいつの事か分かりませんが、極力前に余計なガラスの無い環境で検証が必要ですね。
金環食の際にでも試しましょう。

皆既のショットがザラつかずに撮れるスマホがあれば、2連カメラとして利用して良い気がします。
夕焼けのテスト撮影結果から考えると、iPhone5s辺りでは厳しそうです。
そもそも、預け荷物を利用出来るなら、APSミラーレス2台でも良いのです。
ケースバイケースですね。

皆既日食@オレゴン-1

幸運な事に、皆既日食を見に行く事が出来ました。

日食以外は、割と酷い目にあいながら、10万円ほど余計な出費が嵩んじゃったものの、当日のオレゴン州ポートランドの南、ウッドバーンの天気は快晴でした。

昨年夏に検討した使用機材を実際に使ったので振り返ります。

厳しいトランジットも突破するため、預け荷物ゼロのスタイルは今回も踏襲。
行きのLAX乗り換えは、本当にギリギリで、このスタイルが生きました。

余談ですが、帰りの空港で預け荷物の無い不審者として呼び出しを食いました。
チャイナエアラインの空港スタッフさんちゃんと見てて偉いな〜(^^;)

3セット=4台のカメラを使用。
拡大撮影、広角の連続写真、観測風景の動画撮影を行なったので、失敗談をいくつかご紹介します。

今回は、拡大撮影。
コボーグ(D36, f195mm), PentaxQ, 直焦
換算f = 1,100mm
ファインダー代わりのペンシルボーグで観望。


弱点は、揺れに弱いのです。
わかっちゃいるけど仕方ない。
F5.6, ss = 1/100 - 1/4,000を手動で切り替えつつ撮影。レリーズが無いので、赤外線リモコンでシャッターを切ります。

揺れが収まる前にシャッターを切ると、ぐにゃぐにゃ写真が撮れちゃいました。


できる事なら、撮影操作は大部分を自動化したいものです。

スーパー8で、声をかけて下さった皆様。
お世話になりました。