東京ヤクルトスワローズのプレーイングマネージャ、古田選手/監督と、Shall We ダンス? の周防正行監督の対談。5年前に出版された書籍です (出版当時は当然ながら古田選手はPMではなかった)。
5年前の対談なので、言及される球界の状況や選手はちょっと古いのですが、なかには今日の状況を予言しているようなものもあり、なかなか興味深いです。「選手兼任監督は、依頼されたら興味はある」とか。
この、古田選手 (当時) と対談をした周防監督ですが、ご本人も草野球でピッチャーをする、熱烈なスワローズファンだそうですが、私のように野球は完全に見る専門、草野球にかかわったことすらない人間から見ると、質問の内容、突っ込みが的確で、興味深く読めました。私は投手好き、投手戦好きですが、捕手視点からの話をうまく引き出していたと思います。
。。。それよりなにより、周防監督という方、最高に面白いです。
この対談の最後に、古田選手 (当時) とキャッチボールをするのですが、それにいたるまでの発言 (失言) の数々が (笑)。
「マウンドあるんですか」には一読者の私も正直驚きましたが、それに対して顔色ひとつかえずにこの周防監督の意図するところを瞬時に汲み取り、相手に恥をかかせないよう敬意を持った対応をするあたり、さすがだなと思いました。私ならば「エッ?」というのが顔にたぶん出てしまうと思う。
。。。話は違うのですが、 この、古田選手とキャッチボールをした周防監督の感激っぷり、興奮ぶりを見ていて思い出したブログ記事。
パンチョレック様 「ちっちゃい夢がある」 (最近更新されていないようですが):「2005 ファン感…」
このブロガー様は、草野球でキャッチャーをしてらっしゃる方のようですが、昨年のベイスターズのファン感謝デーの「選手とキャッチボール」コーナーで、吉見君とあたり、しゃがんでなんとカーブを投げてもらったようで、そのときの感動ぶりが記されています。
こういうのを読むと、野球はやったこともない私は非常に羨ましいです。
それと。。。
一瞬、「えっ!」という顔をした吉見君でしたが、ニヤリと笑ってワインドアップ!
やっぱり「えっ」って顔になるんですよね普通。でもそのあとにちゃんとにっこりわらって投げてくれるあたりはとても優しい吉見君であります (笑)。