こんにちはデイサービス柚庵施設長です。
まず、昨日はブログ書けませんでした💦💦
ごめんなさーい。電話対応がほぼ一日終わらずで。笑
この所、しっかりとしたお休みが無いんですが、楽しい仕事の日々を送っております。
お客様からは、身体が資本!倒れられては困るなんて心配をかけてしまっておりますが💦
先日の日曜日もお仕事?勉強?
勉強で、開催が楽しでならない講義へ行ってきました。
『介護福祉の専門性』を問い直す...
なんとも難しい話なんですが、分かりやすく時間を沢山かけて丁寧に教えて頂ける先生。
1回の講義が約4時間なんで全部書いちゃうと今日の勤務時間が終わっちゃうのでちょっとだけ
『介護福祉の専門性における客観性と主観性』
介護福祉において、Aと言うケア対象者を見たときに、どの様に目標を決めケアに入るのか?
それは、数値化された、一定のエビデンスを元に決められる。
この数値化され、「誰しもが認めざるをえない明白な事実としてそこに存在しているもの」
これが介護福祉が客観性で行われている理由。
客観性とはAという対象を一個人の介護士では無く、自己の思いを排除し見たとき、他と相違ない結果が出る事で有り、Aの心身状況や生活状況を①でも②でも誰が見ても同じになる。
例えば、医師の診断書、出来る出来ない等の認定評価等。
そして環境関係の、Aを取り巻く家族構成家族機能、利用中のサービス、地域資源。
上記のように、自分(観測者)を入れずに調査、診断した結果が客観性での介護。
そして次に『主観性』
主観性とは、個人と個人の気持ち。
ご存知の通り、今の介護は利用者の意向をなによりも尊重する「ご利用者様主体」。
これは、現代社会の理念価値を根拠としているからです。
客観性との違いは、A対① A対② では全く違う結果が生まれる事。
誰しもがそう思う訳では無く、あなたと私だから分かり合える事。
見る事の出来ない、人間の心、気持ちの中の事。
そして、客観性の様に数値化のしようが無い物。
だから今までの、今もですが根拠に基づかない為、客観性と主観性は対比され議論されているのだという。
分析的理解の客観性はその人自身には関わらず、共感と洞察。
全人的理解の主観性は心から心への洞察。
全人的理解は人間関係より理解を深め、よく話を聴いてわかりたいという真摯な態度と柔らかな眼差し、寄り添う姿により、ご利用者様にとって新たな生き抜く力を持ってもらう事。
この最後の一文、私の介護士の根底です。
これが前回の講義の一部、本当にほんの一部。
今年は自然災害も多く、被災者ケアも盛んに議論されている年。
誰かの光になれるよう日々努力です。