情熱のコーチ

頑張れ!未来ある子供たち!

2011年06月18日 22時04分28秒 | ブログ

今日は仕事が休みだったので午前中の練習に行くことが出来ました。最近の練習メニューでは課題を修正する事に熱が入っていると自分では思います。




決して今までは熱が入っていなかった訳ではなく、どうしてこの練習をやっているのかということがイマイチ子供たちに伝わっていなかったような気がします。例えば「お前たちには、こういうことが出来ないから遠回りをしてアウトをとるしか無いんだよ。でもこうやればもっと簡単だよね」と説明しながら、そしてその練習の意味を子供たちに考えさせながらプレーさせることによって、少しは「なるほど、そうなのか」と思ってくれればいいなと思いますね。




いつものことですが練習の1番最後に、3年生と6年生チーム対4年生と5年生チームとで試合をしました。1セット目は6年生チームの余裕勝ち!続く2セット目はサドンデスの末、またもや6年生チームの勝利!




その時です。5年生チームの元外野をやっていたSとサドンデスで最後に当たったKが、悔しくて涙を流して泣きはじめました。3セット目の試合開始前にコートに駆け寄り「試合中に泣くな!泣くのなら試合が終わってから泣け!悔しかったらその気持を相手チームにぶつけて来い!」と喝を入れました。




そして3セット目は、仲間の悔し涙が全員に伝わったのか、ナイスアタック、ナイスキャッチの連発で5年生チームの勝利!監督が「5年生チームの気合い勝ちだな」という程気合いが入っていました。4セット目も5年生チームが勝利し、ファイナルセットに突入です。3、4セットを連取して力尽きたのか序盤で大差がついてしまい、このままか・・・・・と思っていましたが、アウトになって頭が真っ白になりアウトプレーをしてしまい、監督に怒られて泣いていたY、そして外野からアタックを連発して打つのですが、そのアタックがどうしても決まらず床を蹴飛ばして声をあげて泣きながらプレーしている女子H、そんなみんなのそれぞれの悔し涙が流れを引き寄せ、1人そしてまた1人と外野にいた選手が内野に戻っていきます。そしてそのままタイムアップ。なんと5年生チームの大逆転勝利です!(拍手)




そんなもの凄い試合を観ていて、思わず感動して涙が出そうになりました。今日の練習、そして試合は我々が日頃あまり気づかない 「心の成長」 を象徴した試合だったように思えます。みんなよく頑張れました。(^-^)v




練習終了後、監督が「こんなに気持ちを出して、悔しい思いをして泣くんだったら大会でそう思って欲しいよね」と言っていました。(笑) そんな事を言いながらきっと監督も、陰で目を細めていたに違いないでしょう!(笑)




明日は厚木に向けて朝5時出発です。頑張ってきます!


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