(D300 with AF-S DX NIKKOR35mmF1.8G)
機械式腕時計に備わっているストップウオッチ(クロノグラフ)機能は精密機械故に頻繁に使うと壊れると言われている。
尤も日常生活においてストップウオッチ機能が必要になる場面など殆どなくて、カップラーメンの待ち時間を計るくらいしか思いつかないし、そのカップラーメンも年に数えるほどしか食べないから既に15年以上の付き合いになる腕時計のストップウオッチ機能はこれまで数える程しか使用してこなかった。
しかし最近、子供が当方の時計にやたらと強い興味を抱くようになり、文字盤をしげしげと眺めてはストップウオッチの針を動かしてくれと頻繁にねだるので、この一週間ほどで既に数十回は動かしている。
壊れそうな兆候(そんなものあるのか?)は今のところ感じられないが、とはいえこの調子で稼働させるのもそれはそれで少々気が引てしまう。そこで、
まぁ待て息子よ、当方が死んだらこの時計はお前にやるから、それまでは眺めるだけにしておけ。
というようなことを適当に言ったら帰ってきた言葉は
パパいつ死ぬの?