猫と酔いちくれの日々

にゃんことお酒

思い出してみよう

2015-06-28 02:34:49 | 日常
なんだか今日は眠れん…
眠れんと考え事をしてしまう。
ふと思った事、私はいったいいつから猫が好きになったのだろうと…

この世に生を受けてからまでさかのぼってみると…
確か母の実家に猫がいたのを思い出した。
私の小さい頃の記憶…
オムツをしてた頃位まで覚えている。
今のようなハイテクな紙オムツではなく布オムツだった頃。
確かに縁側でいつもひなたぼっこしてた三毛猫ちゃんがいた。
でも出て行ったきり帰ってこないと聞いたのが3歳位だったような。
その頃ちょうど引越しをしたので覚えているのであります。

その当時はまだ野良犬ちゃんがいた。
中学生くらいまでは猫より犬に興味があった。
小学生の頃は秘密基地作って野良犬を3頭ほど育てた。
産まれたばかりの仔猫を拾ってきて怒られて元の場所に戻した事もあった。
子どもの頃は感受性豊かだったのか聞こえない声がよく聞こえて親を悩ませたもの。
最初は犬の鳴き声に始まり人の声と進化したもんだ…
なんで誰も聞こえんのか不思議やったなぁ

それから高校卒業して専門学校に通うようになり、バイトと学校と遊びに夢中。
なかなか家にも帰らずどんちゃんな生活をしてたのだけど、ある日家に帰ると猫がほしいと言った弟に母が猫を貰ってきた。

その猫が初めてうちの子になったトムトムというアメショー柄の男の子。
まだ携帯電話ではなくポケベルの頃なので写真がアナログのものしかなくて載せれないのが残念

この子と一緒にいた時間も僅かだった。
たまに家に帰ると枕元に虫やら鳥やら置いてくれてた。
その度ぎゃーと叫ぶ繰り返し。
不摂生の生活をしていたので遅くまで寝ていてトムトムによく起こされた、でも起きない私。
顔を思いっきりかじられて起きろと怒られた事もあった。
化粧しても見事に顔のど真ん中の引っ掻きキズは目立って笑われた。
この頃はなんとなく猫がいるという感覚だけで特にうんと興味があったわけじゃない気がする。
それから引越しをしてトムトムは外に遊びに行くようになった。
必ず毎日帰ってきて私の枕元で寝るのが日課になっていった。
その頃から猫への愛情が芽生えてきたのかなぁ。
ずっと一緒だったのにある日突然最後の別れになろうとは…

またまた引越しの為準備をしてさぁ引越そうという時、出て行ったきり帰ってこない…
何日かにわけて荷物を運んでいたのだけど帰ってこない。
探しまくった。
でもどこにいるかわからない。
しばらく何日も待ったけども帰ってこない。
行ったり来たりだったせいもあっただろう。
とりあえずご飯を置いて行ったり来たり。
ご飯は食べてるので帰ってきてるのかと思ったけど、他の猫ちゃんが食べてる可能性もあって確認取れず…
いよいよ完全に退去しなければいけない日になって、どうしようもなく近所の人に見かけたら連絡してくれるよう伝え完全に引越し。
近所の人から一度だけ見かけたと連絡があり飛んで探しに行ったけど、見つからず。
その後も夜探しに行ってたのだけど見つからず。
時間があれば家族それぞれが捜索。
でも見つけだせなかった。
そんな別れ方をしたトムトム。
きっとトムトムは僕は捨てられたんだ…
そう思ってるだろう…

もうこの世界ではなく虹の世界に行ってるだろうトムトムに今でもずっと謝り続けています。
彼と過ごした時間はほんの僅か。
このことがあってから猫という存在が私には必要だと思ったきっかけになったと思います。

写真もなく暗い話になりましたが、次にうちの子になったヒマラヤンのももちゃんの話もいずれしようと思います。