尾形光琳の「国宝 紅白梅図屏風」が梅の季節に合わせて3月8日まで展示されているので先週末MOA美術館へ行ってまいりました。紅白梅図屏風は真に素晴らしく、しばし座って鑑賞。この紅白梅図屏風だけではなくMOA美術館所蔵の名品展でもあり他の所蔵美術品も見られたのですが、これらが又すごい。国宝、重要文化財のオンパレードは息をもつかせぬボリュームです。
所蔵品の素晴らしさに加えてMOA美術館自体も素晴らしい建築、ごみひとつも落ちていない完璧さで鑑賞者を迎え入れてくれます。これだけのレベルを維持するにも相当の人件費と思うのですが、職員の大部分の方が信者さん達と聞いた事があります。お金ではなく「奉仕させていただく喜び」を感じながら働いていると。手入れが行き届いている内部外部を見ていると「これは喜んで働かなければ出せない完璧さ」と納得するばかり。
絵ではなく現実の紅梅と白梅を見ながら庭園の花の茶屋でおしるこを頂き(これがまた美味しい!)、遠くに海を見て・・・道中の桜もちらほら咲いていて素晴らしい時間を過ごしました。
昨日はBunkamuraで「金子国義展」。10代からファンで画集も数冊持っていますが、原画を直接見るのはまた格別。
尾形光琳の作品の美しさとは違うベクトルですが「美」であることに変わりなく、これらの美に触れられることの幸せをかみしめていた今週の私。
現実世界では山本病院の医師たちによるずさん手術で患者さんが亡くなるという痛ましい事件が起きて憂鬱になりがちですが、こんな時こそ美を愛でることが私には大事なことなのです。
所蔵品の素晴らしさに加えてMOA美術館自体も素晴らしい建築、ごみひとつも落ちていない完璧さで鑑賞者を迎え入れてくれます。これだけのレベルを維持するにも相当の人件費と思うのですが、職員の大部分の方が信者さん達と聞いた事があります。お金ではなく「奉仕させていただく喜び」を感じながら働いていると。手入れが行き届いている内部外部を見ていると「これは喜んで働かなければ出せない完璧さ」と納得するばかり。
絵ではなく現実の紅梅と白梅を見ながら庭園の花の茶屋でおしるこを頂き(これがまた美味しい!)、遠くに海を見て・・・道中の桜もちらほら咲いていて素晴らしい時間を過ごしました。
昨日はBunkamuraで「金子国義展」。10代からファンで画集も数冊持っていますが、原画を直接見るのはまた格別。
尾形光琳の作品の美しさとは違うベクトルですが「美」であることに変わりなく、これらの美に触れられることの幸せをかみしめていた今週の私。
現実世界では山本病院の医師たちによるずさん手術で患者さんが亡くなるという痛ましい事件が起きて憂鬱になりがちですが、こんな時こそ美を愛でることが私には大事なことなのです。