喉が渇いたので階下へ。
そのとき、スリッパがすべり、階段から、すってんころりん。
お尻をめいっぱい打って、痛いのなんの…って。
ポケットに携帯だけは入っていたので、電話しました。
「痛ぁいー。動けないからぁ、早く来てぇ」
飛んできたのは、右翼のお兄ちゃんみたいな黒い車に乗った彼。
そのすばやいこと。
「職場から即脱出で、会社の電話の子機だけ持って来た」
「ん? 携帯じゃなく、固定電話の子機? ここまで電波は飛ばないよ」って、顔を見合わせて爆笑。
彼の胸ポケットには、本当に小さめの子機が入ってました。
お尻をめいっぱい打って痛かったけど、爆笑で痛みは治ったみたい。
私、あまりの彼のすばやさと優しさに、メロメロ。
恋しちゃいましたぁ。
なんて、ここで昼寝から目覚めた。
夢かぁ……
疲れていたのねぇ。
エイプリルフールでした!!
色っぽい夢を見ました!!
飛んでくる彼氏なんて、現実にはありえんわなぁ。
夢だからいいのか?
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