幼鈴堂-Yorindo-

ありそうでなかったと思ったら、どこにでもあるようなブログを目指したいです。

【2ndS】アマガミ プレイ日記11

2020-10-11 12:00:00 | 研究会【アマガミ】
どうも、まどです。

やっちまった……。他人様の動画で森島先輩の「スキBAD」を見ちまった……。

……。

まっ、どんな事があれ僕は森島先輩と一緒に幸せになると決めているので安心してください。

というわけで、アマガミを31日目から33日目までやったので日記をつけていきたいと思います。


絢辻 詞   ・・・ツ
桜井 梨穂子 ・・・リ
棚町 薫   ・・・カ
中多 紗江  ・・・サ
七咲 逢   ・・・ア
森島 はるか ・・・ハ


★30日目までの評価



★31日目
(今日は主人公の誕生日!森島先輩から何か貰えるといいなぁ~。)

・朝  リ 梅原に今日は主人公の誕生日だよなと言われる。
     流石親友!覚えていてくれたのか!……と思っていたら、とある人から聞いたらしい。
     誰から聞いたのかを質問すると、教室の入口に行ってみなと言われ羨ましがられる。
     ・・・
     教室の入口(廊下)に行くと、梨穂子がいた。
     主人公「え?あれ、梨穂子じゃないか。この僕に用事か?」
     梨穂子「はい、これ」
     主人公「え?」
     梨穂子「え、あれ?誕生日だよね?私、間違えちゃった?」
     主人公「ああ、いやいや、合ってるよ。ありがとう」
        「中身、見てもいい?」
     梨穂子「いいよ~」
     主人公は包みを開ける。と、



     主人公「む……僕が使うにはちょっと可愛過ぎるかな」
     梨穂子「ありゃ……恥ずかしい?だったら美也ちゃんにあげて?別のをプレゼントするから」ちょっと申し訳なさそうな顔をする。
     主人公「ああ、いやいや、大丈夫。嬉しいよ。家で使わせてもらう」
     梨穂子「えへへ、よかった」
        「それじゃね~」
     主人公「うん、ありがとな」
        「(ちゃんと覚えててくれたんだな……)」
        「(ありがとう、梨穂子)」
     誕生日プレゼントを貰えて良かったね。

・朝  サ 梨穂子から可愛い誕生日プレゼント貰い、嬉しい気持ちで教室に戻る主人公。
     梅原「嬉しそうだなぁ、おい!」
     主人公「そりゃ、まあ……」
     梅原「とりあえずそのプレゼントは机の中にしまっておけ」小声で言う。
     主人公「え?何でだ?」
     梅原「教室の入り口に行ってみな?モテる男はツラいねぇ~」
     主人公「え?う、うん……」
     ・・・
     教室の入口(廊下)に行くと、紗江ちゃんがいた。
     紗江「あ、橘先輩」
     主人公「あれ、中多さん……。どうしたの?僕に用事?」
     紗江「あ、はい……」
     主人公「……ん?」
     紗江「あの……。せ、先輩」
     主人公「う、うん……」
     紗江「お、お誕生日おめでとうございます。」精一杯の声で言う。
     主人公「え?あ、ありがとう」
     紗江「こ、これ……よかったら受け取って下さい!」
     主人公「え?プレゼント?本当に?」
     紗江「はい」
     主人公「開けてもいい?」
     紗江「は、はい。どうぞ」
     主人公は包みを開ける。と、



     知る人ぞ知る玄人好みのシリーズじゃないかっ!?
     紗江「あ、あのですね……。実は美也ちゃんに教えてもらったんですけど」
     主人公「え?あ、うん……」
     紗江「これが一番喜ぶんじゃないかって……」
     主人公「あ、そ、そうか……」
     紗江「あの……お嫌いでしたか?」目をウルウルさせる。
     主人公「いやいや!嫌いじゃないよ!大好きだし、すごく嬉しい……」
     紗江ちゃんは安心したような顔をする。
     主人公「と、ところでこれは中多さんが買ってきてくれたの?」
     紗江「あ……はい……」
     主人公「そ、そうなんだ……。じゃあ中多さんが選んでくれたんだね」
     紗江「い、いいえ……そのレジにいた店員さんにお薦めを選んでもらいました……」
     主人公「あ、どうりで……」
     店員、やるな……。
     紗江「そ、それでは失礼します」
     主人公「あ、うん。本当にありがとう」
     紗江「いえ、喜んでいただけてよかったです。では、失礼します」
     主人公「(……そうだよな、このDVDを選ぶのは女の子には無理だよな)」
        「(何はともあれ、中多さんからのプレゼントをもらったぞ……)」
        「(想像してたよりも嬉しいかも)」
        「(中多さん、優しい子だよな……。それにしても美也のやつは……いつも何の話をしてるんだよ……)」
     誕生日プレゼントを貰えて良かったね。

・休1 サ 会話。Mid
     1.世間話 → ヒット!
      主人公「この時期は唇が乾燥するよね」
      紗江「あ、そうですね。気をつけてます」
      主人公「そうなんだ?リップとかつけてるの?」
      紗江「はい」
      主人公「ふぅ~ん……」
      主人公、紗江ちゃんの唇をじっくりと見る。紗江ちゃんは恥ずかしがる。
      紗江「せ、先輩……」
      主人公「あ、ごめんごめん。いや唇のケアは大事だよね」
      Mid→Hiに上昇。
     2.エッチ → ヒット!
      主人公「中多さんは勝負パンツって持ってるの?」おい。
      紗江「……しょ、しょうぶぱんつ?」
        「……えっ!?えっ!!……そ、そんなの持ってません!」
      主人公「そ、そっか」
      (原文ママ)
      恥ずかしくなったらしく会話が終了。
      
・休2 サ 会話。Hi
     1.世間話 → ヒット!
      主人公「中多さんの家って、家族の誕生日をみんなで祝ったりするの?」
      紗江「はい。誕生日は皆で外食に行きます」
      主人公「へ~、それは素敵だね」
      (原文ママ)
     2.運動 → ヒット!
      主人公「最近の通販番組とか見ると、ダイエット用品がすごく売ってるよね」
      紗江「あ、そうですね。多いですね」
      主人公「部屋の中でできるランニングとか、むしろ動かずにできる低周波マシンとか」
      紗江「そう言われると色々ありますね」
      主人公「でもさ、そこまでするなら自分で運動すればいいんじゃないかなって思うよ」
      紗江「くすっ、確かにそうですね」
      (原文ママ)
     3.恋愛 → ヒット!
      主人公「異性にされたいことって何かある?」
      紗江「えええっ!さ、されたいこと……」
      主人公「あ、うん……」
      紗江「そ、それは……その……。は、恥ずかしくて……言えません」すけべぇだねぇ。
      主人公「ご、ごめん」
      紗江「……」
      主人公「(そ、そんなに恥ずかしいことなのか?)」
      (原文ママ)
      恥ずかしくなったらしく会話が終了。

・昼  リ 梨穂子が集めていた漫画の最新刊を本屋で見かけたので教えてあげようと、2-B教室に向かう主人公。
     ・・・
     2-B教室前―――。
     香苗「何?桜井に用事?」
     主人公「桜井が集めてる漫画の最新刊が出てたからさ、もう買ったのかな、と思って」
     香苗「あはは、わざわざ知らせてあげるだなんて優しいね」
     主人公「そうかな?」
     香苗「それとも桜井に買わせて自分も読むつもりだったりして?」
     主人公「む、するどいね」
     香苗「あはははっ。ノリいいね~」
       「あ、そうだ。何か飲みに行こうと思ってたんだけど、あんた達も一緒に行かない?」
     主人公「(あんた『達』?)」
     香苗「ね、桜井。あんたも行くでしょ?」
     梨穂子「あ、ちょ、ちょっと待って。もうすぐ終わるから」
     主人公「……?何してるんだ?」
     香苗「雑巾縫ってるのよ。ほら、大掃除で使うやつ」
     主人公「へえ、手縫いなんだね」
     香苗「普通は家でミシン使うって。桜井は今日提出なのを忘れてたのよ」
       「使い古しのタオル貰ってきたんで今、必死こいてやってるってワケ」
     主人公「そういうことか」
        「しかし、裁縫なんてできたんだなあ」
     香苗「桜井はヌケてる所あるけど、結構なんでも出来るのよね」
     主人公「そのヌケ加減が半端じゃないんだけどさ……」
     香苗「あはは、確かにね~」
     そんなこんな二人で話していると、
     梨穂子「よっ……と。出来た~」
     香苗「本当?」
     主人公「大丈夫か?使ってたらバラバラになったりしないか?」
     梨穂子「なるわけないでしょ~っ。見てよ、ほら!」



     主人公「(うおぉぉぉぉぉぉっ!こ、これは!)」
     香苗「ちょ、ちょっと桜井!」
     梨穂子「え?あ、きゃぁっ!」
        「み、見えちゃった?」
     香苗「大丈夫、だよね?見た?」
     主人公「み、見たって……何を?」
     香苗「ま、見ててもそうとは言えないよね」
     主人公「(それはその通りだけど……残念ながら見えなかったんだよ……)」
     梨穂子「あは、あはは……だ、大丈夫だよ。純一にだったら見られても」マンモスーっ!!
     主人公「な……」
     香苗「おぉっ、言うねえ桜井!」
     梨穂子「あ!いや、その、幼馴染だし……昔はよく……その……」
     香苗「ああ、そういう事ね。つまんないの」
     なんか納得された。まぁ、誤解されるよりはマシか……。
     香苗「はあ、しかしどうしたもんかねえ、それ」
     梨穂子「ううっ、どうしよう……」
     主人公は梨穂子のスカートに目を移す。
     主人公「(う~ん……こりゃあみっともないな……)」
     梨穂子「そ、そんなにしげしげみないでよ~」
     香苗「いや~見るでしょ普通」
       「もう休み時間終わるし、とりあえずそのまま授業受けたら?」
     梨穂子「うう……それはちょっと……」
     香苗「仕方ないな……更衣室に行ってスカート脱いで取っちゃおう」
     梨穂子「え、脱がなきゃだめ?」
     香苗「多分その方が早いよ。ほら、行くよ」
     梨穂子「う、うん。ちょっと行ってくるね~」
     主人公は梨穂子達を見送った。
     あっ、漫画の最新刊の事言うのを忘れてた。
     主人公「(それにしても……)」
        「(ふとももの白さが目にまぶしかった……)」

・放  ハ 強制イベント。梨穂子と紗江ちゃんから誕生日プレゼントを貰えてよかった。
     ……ああああああああああ!!!!森島先輩から誕生日プレゼント貰ってねぇ!!
     ちきしょぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!
     主人公、むなしく帰宅。家には誰もいなかった。誕生日なのに家族がいない!!
     一人寂しく自分の部屋の押し入れに入ろうとすると、インターホンが鳴る。
     主人公が出ると、



     森島先輩がいた!!!!!!
     森島「ふふっ、やっほー橘君」
     主人公「も、森島先輩!?」」
     森島「ふふっ、驚いた?」
     主人公「そ、そりゃあ驚きましたよ……」
     森島「あははは、そっかそっか」
     主人公「ど、どうしてここに?」
     森島「うん、水泳部の2年生に橘君と同じクラスの子がいるの。その子に住所を聞いちゃった」
     主人公「そ、そうだったんですか……」
     森島「橘君を驚かせたいから頑張っちゃった!」
     主人公「……ほ、本当に驚きましたよ」
     森島「ふふっ、大成功ね!それじゃばいばい」
     そっ、それだけ……?
     森島先輩は去っていった……と思ったら、
     森島「って!こらー!」
     主人公「は、はい!?」
     森島「ばいばいじゃないよ……びっくりした~」
     主人公「は、はい?す、すみません」
     森島「なんで橘君が謝るの?」
     主人公「あ……な、なんとなく謝っちゃいました」
     森島「ふふっ、橘君って面白いわよね」
     主人公「え?先輩にはかなわないですよ」
     森島「あら?言うわね~」
     主人公「す、すみません。つい……」
     森島「ううん、いいのいいの。あ、いけない。橘君と話していると楽しいから用事を忘れちゃいそうになっちゃう……」
     主人公「用事?」
     森島「はい、これ。どうぞ」
     主人公「え?」
        「こ、これって……」
     森島「ハッピーバースデートゥーユー♪」
     ……嬉しい、本当に嬉しい。
     不覚にも嬉しくて泣きそうだ。何もないと思っていたから余計に……。
     森島「あ、ほら、あけてみてよ」
     主人公「は、はい……」



     主人公「は、はい!そうなんです」
     森島「うんうん。これならたくさん使ってもらえるかなって思ったから」
     主人公「も、もちろんです!早速今夜から使わせてもらいます」
     森島「あはは、喜んでもらえてよかった」
     主人公「……本当に嬉しいです先輩。ありがとうございます」
     森島「も、もういいわよ……」頬を赤らめ照れる。
     主人公「これから夜食のラーメンを食べる時にはいつも先輩の事を思い出しそうです」
     森島「え?そ、そう?」
     主人公「はい。毎回先輩を思いながら食べます」
     森島「そんなに思い出してくれなくてもいいわよ……ラーメンが伸びちゃうでしょ?」
     主人公「あ、確かに……」
     森島「ふふっ」
     主人公「でも、本当にありがとうございます」
     森島「私もこんなに喜んでもらえてよかった。それじゃあばいばい~」
     主人公「あ、ありがとうございました!」
        「(先輩……ありがとうございました)」
        「(僕はなんて幸せ者なんだ……)」
        「(ああ、思わず叫び出したいくらいだ……)」
        「森島先輩……」
     森島「うん?どうかした?」
     あれっ!?森島先輩!?!?!?!?帰ったんじゃないの!?
     ……どうやら道を忘れたらしく、駅の場所を聞きに戻って来たらしい。
     先輩を駅まで送る事にした……。

評価:絢辻 詞   ・・・変化なし。
   桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
   棚町 薫   ・・・変化なし。
   中多 紗江  ・・・ちょっと距離が縮まった。
   七咲 逢   ・・・変化なし。
   森島 はるか ・・・変化なし。

★32日目
・休1 リ 会話。Hi
     1.世間話 → ヒット!
      梨穂子「最近またお菓子のオマケシールが流行ってるんだってね」
      主人公、昔集めていたことを思い出し懐かしむ。
     2.勉強 → ヒット!
      主人公「確か梨穂子は通信教育とかやってたよな」
      梨穂子「あ~やってたやってた。問題を解いて送ると、添削して送り返してくれるんだよね」
         「先生の一言メッセージみたいなのがちょっと嬉しかったなぁ」
      (原文ママ)
     3.世間話 → ヒット!
      主人公「梨穂子は旅行って、どのくらいから旅行だと思う?」
      梨穂子「う~ん……」
         「私にとっては、ご当地の美味しい物をその場で食べてこそ旅行!って感じかな」
         「どんなに遠くに行っても、そこの名物を食べないなんて、旅行って呼べない気がするんだ~」
      主人公「じゃあ逆に、輝日南に遊びに行くだけでも名物を食べられれば旅行って事か?」
      梨穂子「そうかな?そうかも」
      主人公「……しかし、もし名物が嫌いなものや苦手なものだったりしたら、困るんじゃないか?」
      梨穂子「そ、そのときは好き嫌いを無くしてから旅行に行く!」
      主人公「あははは」
      (原文ママ)
     4.食べ物 → ヒット!
      主人公「梨穂子は焼肉とか好きか?」
      梨穂子「普通……かな?家でたまにやるけど外食で焼肉って行かない気がする」
      (原文ママ)
     5.アタック
      主人公「あのさ、梨穂子」
      梨穂子「なぁに?」
      主人公「これ、やってみないか?」
      梨穂子「なに?その本」
      主人公が持っていたのは「催眠術」の本。それを見て梨穂子はお正月の隠し芸?と察する。
      主人公「うん。前に1度話しただろ?とりあえず試しにやってみようかと思ってさ」
      梨穂子「そうだね、面白いかも」
         「で、どうやるの?私、催眠術とかかけてみたかったんだ~」
      主人公「おいおい、僕が梨穂子にかけるんだぞ?」
      梨穂子「え~?そうなの?」がっかりする梨穂子。
      何とか梨穂子に催眠術をかけたい主人公は言葉巧みに説得し、見事成功する。
      主人公「さておき。それじゃあ早速この本を参考にやってみようか」
      梨穂子「I gotcha!」かわいいなあ!!!
      流石に人が多くいるこの場所じゃヤバい気がするので理科準備室でやる事にした。
      ・・・
      理科準備室―――。
      主人公は催眠術の本を見ながら手順通りに梨穂子に催眠をかける……。
      そして最後に、
      主人公「はいっ!」
      ……?
      梨穂子「……?」
      主人公「どんな感じだ?」
      梨穂子「特に何も変わってないけど……」
      主人公「あ、あれ?」
         「(おかしいな。かかってるような雰囲気だったんだけど……)」
         「(あ、ひょっとしてかかったことに気がついてないのか?)」
         「(ちょっと試してみるか……)」
      選択肢「おでこをつついてみる」、「おなかをつついてみる」。
      「おなかをつついてみる」を選択。
      よし……。
      主人公「……つんつん」
      梨穂子「ひゃぁっ!?」
         「な、何してるの~!?やめてよ~っ!?」
      主人公「イヤなら手で防げばいいだろう?」
      梨穂子「え?……それはそうだけど……ちょ……やめてってば~」
      それでも止めない主人公。よし、梨穂子は催眠術にかかっているみたいだ。
      元に戻して感想を聞いてみるか。
      本の手順通りにし、梨穂子にかかった催眠を解いてあげた。
      主人公「どうだ?」
      梨穂子「え?何が?」
      主人公「ちゃんと手が動くだろ?」
      梨穂子「だってさっきは純一が邪魔してたから~」
      主人公「そうだっけ?」
      梨穂子「そうだよ~」
      ……どうやら梨穂子の記憶ではそういう風になっているらしい……面白い。
      今度は高度な催眠術、「透明人間」に挑戦してみる事にした。
      再び主人公は催眠術の本を見ながら手順通りに梨穂子に催眠をかける……。
      梨穂子「……」
         「……あれ?」
         「純一、居なかったっけ」
      どうやら上手くいっているっぽい。と、
      梨穂子「確かそこに……」
      主人公に近づいてくる梨穂子。ち……近いっ……。
      主人公「(こんなに近くで梨穂子の顔を見たことなんてなかったけど……梨穂子……結構かわいいな……)」かわいいなあ!!!
      梨穂子を堪能していると梨穂子がさらに近づき、



      主人公「こ……これはきわどい……」
      梨穂子「え……?きゃぁっ!」
      主人公「あ、あれ?」
      梨穂子「み……見えた?」
      主人公「え?見えてるのか?」
      梨穂子「ふぇ?な、何言ってるの?」
      主人公「(どうやら僕のこと、見えてるみたいだぞ)」
         「(むう……ぶつかったショックで催眠術がとけちゃったのか?)」
         「(ちょっと試してみよう)」
         「はいっ!」
         「……」
      梨穂子「……急にどしたの?」
      主人公「い、いや。え、え~と……それよりぶつけたところは大丈夫か?」
      梨穂子「うん……大丈夫だけど……」
         「ん~~~?」
      主人公「どうしたんだ?」
      梨穂子「うん、なんだか記憶が……あれ?ここに純一が居て……居なくて?」
      主人公「ま、また寝ぼけてたんだろう?仕方ないなあ梨穂子は」
         「(ま、まずい!何か思い出す前に、なんとか誤魔化さないと!)」
         「あ~、おしかったなぁ!僕の催眠術で、梨穂子が寝ぼけるところまではいったんだけどなぁ」
      梨穂子「え?そうなの?」
      主人公「うんうん。でも、後一歩ってところで、失敗しちゃったみたいだ」
      梨穂子「そっかぁ……あ、もうこんな時間。私、先に戻るね」
      主人公「ああ、それじゃまたな」
      梨穂子「うん。またね~」
      主人公「(ふう……危ないところだった……)」
         「(う~ん、また試したい気もするけど……これ以上練習すると、大事な一線を超えてしまう気もするしな……)」
         「(で、でも後1回くらいなら……)」

・休2 ハ 会話。Hi
     1.エッチ → ヒット!
      主人公「エッチなビデオって見た事ありますか?」
      森島「あ~……ある……かも……」
      主人公「ええ?あ、あるんですか?」
      森島「夜中なんとなくビデオの再生ボタンを押したら、突然、その……始まったから」思い出したのか、恥ずかしそうにする。
      主人公「と、突然。始まったんですか……」
      森島「あの時は、本当にびっくりしたわ~。しばらく見入っちゃったもん……」
      主人公「そ、そのビデオはその後?」
      森島「うん。次の日におそるおそる確認してみたら、デッキからなくなってたのよね~。もしかして寝ぼけてたのかな……」
      主人公「ははは、そうかもしれませんね……」
         「(多分まぎれもない現実だと思います……)」
      (原文ママ)
      恥ずかしくなったらしく会話が終了。

・昼  リ 会話。Hi
     1.勉強 → ヒット!
      主人公「宿題やってるときについつい掃除をはじめちゃったりするよね」
      梨穂子「わかるわかるわかる~っ!筆立ての底をピカピカに磨き上げちゃったりね~。普段はそんなことしないのに……」
      (原文ママ)
     2.おしゃれ → ヒット!
      主人公「スカートの短い子ってやっぱり見られたいのかな?」
      ちょっと怒ったような感じで否定をする梨穂子。
      スカートを短くするのは可愛く見られたいからだそうだ。
     3.娯楽 → ヒット!
      主人公「少女漫画の話で思い出したけど、最近の少女漫画は過激だって言うよな」
      少女漫画に精通している梨穂子にそう聞くと、恥ずかしそうにしつつ主人公に近づき、小声で"内容"を教えてくれた。
      梨穂子「こ、困っちゃうよね~?」かわいいなあ!!!
     4.娯楽 → ヒット!
      主人公「小説って年に何冊くらい読む?」
      梨穂子は年に5~6冊程度読むとの事。
      ちなみに最近読んだのはお嬢様学校の話らしい。
     5.エッチ → ヒット!
      主人公「お風呂でマッサージとかするのか?」
      梨穂子「やってるよ。ふくらはぎとか、おなか……ふくらはぎをマッサージしてるよ!」
      主人公「(今ちらっと『お腹』って聞こえた気がするけど……黙ってうなずいておくか)」
      (原文ママ)

・放  ハ 昇降口にて、主人公が帰ろうとしていると森島先輩が声を掛けてきた。
     森島「あ、橘君。これから帰り?」
     主人公「あ、先輩。そうなんですよ」
     森島「そっか~……それじゃあ、一緒に帰ろうか?」
     主人公「は、はい!」
     森島「ふふっ、それじゃあ行こう」
     主人公「(やった!先輩と一緒に帰れるぞ)」
     ・・・
     主人公「あの、先輩」
     森島「ん?どうかしたの?」
     主人公「今日って、どこかに寄ったりするんですか?」
     森島「え?特にそういうつもりはないけど」
     主人公「ちょっと先輩と寄っていきたい所があるんですけど、いいですか?」
     森島「ふふっ、良いわよ」
       「橘君からそういう風に誘われる事ってあまりないから新鮮ね」
     主人公「そ、そうでしたっけ?」
     森島「うん。どこに行くのか楽しみ」
     主人公「あ、あまり期待されても困ります」
     森島「は~い、適度に期待しておくね」
     ・・・
     二人で来たのは"あの公園"……。
     森島「あら、この公園だったんだ……」
     主人公「はい……」
     森島「ふふっ、私もこの公園好きよ……」
     主人公「そうだったんですか?」
     森島「ええ……昔は毎日来てたわ」
     少しの沈黙の後、主人公が口を開ける。
     主人公「先輩」
     森島「うん?」
     主人公「去年のクリスマスにここで僕と会った事って覚えてますか?
     森島「え?橘君と!?」
     主人公「……はい」
     森島「……」
     ・・・
     1年前―――。



     冷たい風を浴びつつ中学3年生の時のクリスマスの"出来事"を思い出している主人公。
     一年経った今でも忘れられない……。
     森島「あなたも見に来たの?」
     主人公「え?」



     主人公「(だ、誰だ!?いきなり話し掛けてきて……知り合いじゃないよな)」
     森島「今日はよく見えるわよね」
     主人公「な、何がですか?」
     森島「ほら、あの海の向こうにおっきい山が見えるでしょ?」
     主人公「山ですか?」
     森島「ふふっ、天気が良い日は、海の向こうの景色が良く見えるのよね」
     海の向こうをよーっくと見る主人公。
     主人公「あ!ほ、本当だ!すごい……」
     森島「見えた?すごいよね」
     主人公「あんなに遠くにあるのに見えるんだ……。どのくらい大きいんだろう……。」
     森島「……」
     主人公「近くで見たら……もっとすごいんだろうなぁ……」
     森島「ふふっ、見えると楽しくない?」
     主人公「(あ、この人……。よく見ると、すごくきれいな人だな)」
     森島「……」
       「やっぱり、似てる」
     主人公「え?何にですか?」
     森島「私が飼っていた犬に」
     主人公「え?い、犬ですか?」
     森島「さっきのうなだれながら首を振ってるところなんて、本当にそっくり……」
     主人公「(そっくりって言われてもなぁ……)」
     森島「あ!ほら!今も!」
     主人公「え?」
     森島「ふふっ……ご、ごめんね……くすくす」
     主人公「い、いえ……僕もなんだか面白いです」
     ・・・
     現在―――。
     主人公「あの時、僕は本当に落ち込んでいて……、これからどうやっていけばいいか、わからなくなっていたんです」
     森島「……うん」
     主人公「でもあの日、笑顔で話しかけてくれた森島先輩と……」
        「海の向こうに見えた、きれいな景色のおかげで……」
        「本当に救われました……。その後、男友達と馬鹿騒ぎも出来ました……」
     森島「……」
     主人公「それからしばらくして、先輩と同じ学校だってわかった時は本当に嬉しくて……」
     森島「あ!ま、待って!」
     主人公「はい?」
     森島「……そっか!そうだっ!橘君が公園君だったのね!
     主人公「こ、公園君……」
     森島「あっ、ごめんね。あの時お互い名乗らなかったでしょ?」
     主人公「ええ、そうですね」
     森島「……ふふっ、実はね、私にとっても、あの時に出会った事がすごく印象的でね」
     主人公「え?」
     森島「公園で面白い子に会ったって話す時に、呼び名がなくて困ったから……、公園君って呼んでたんだ」
     主人公「あ、そうだったんですか……」
     森島「でも、本当にびっくり……。そっか、そうだね……思い出したよ」
     主人公「良かったです」
     森島「あ……今まで思い出せなくてごめんね」
     主人公「いえ、いいんです」
     森島「……」
       「……あの日、私がこの公園に来たのは、ちゃんとした理由があったの」
     主人公「そうなんですか?」
     森島「私、3歳の頃から飼っていた犬がいたの」
     主人公「はい……」
     森島「ジョンって名前でね、私大好きで。いつも一緒で毎日散歩してたの」
     主人公「……」
     森島「ジョンはこの公園が好きで、ほんと毎日のように来てたんだけど……」
       「二年前のクリスマスの日に死んじゃったんだ」
     主人公「そうだったんですか……」
     森島「それから一年間、ジョンの事を思い出すたびに落ち込んでたけど……」
       「このままじゃジョンにも心配かけちゃうなって思って……。この公園に来たの」
       「そしたらなんと!」
     主人公「え?」
     森島「ジョンの大好きだったベンチに座ってる男の子がいるじゃない?」
     主人公「それが僕だったんですね……」
     森島「うん、そう。ジョンがしょんぼりしている時と同じ感じで座ってたの。それで、もうほっとけなくて」
     主人公「そうだったんですか……」
     森島「ふふっ、ジョンはよく不細工だねぇって言われてたんだけど」
     主人公「え?」
     森島「あ、私はそんな風に思った事ないよ?」
     主人公「そ、そうですか……」
     森島「……なんていうのか、すごく表情が豊かな犬だったの」
     主人公「……」
     森島「怒ったりしたらシュンとして……。楽しい時は本当に可愛い笑顔で……」
       「まあ、私の思い込みかもしれないけど、そういう時の顔が本当に大好きだったの」
     主人公「ジョンは幸せだったでしょうね」
     森島「そうかな?」
     主人公「はい。絶対幸せだったと思います……。きっと先輩に感謝してますよ」
     森島「そっかな?それなら私も嬉しい……」
     主人公「……僕もジョンに感謝しないと」
     森島「え?どうして?」
     主人公「ある意味、ジョンのおかげで先輩に会えた訳ですから……」
     森島「ふふっ、そう言われてみればそうね」
       「ジョンと同じように、ベンチでションボリしてたものね……」
     主人公「はい」
     森島「……ねえ、橘君」
     主人公「なんですか先輩」
     森島「なんで、あの時……。この公園のベンチに座っていたの?」
     主人公「……」
     森島「あ、言い辛ければ別に……」
     主人公「いえ、大丈夫です」
     先輩に中学3年生の時の事を話す主人公……。
     森島「そっか……。それで落ち込んでいたのね」
     主人公「はい……。でも先輩のおかげで大分気持ちが楽になりましたよ」
     森島「ほんとに?」
     主人公「ええ」
     森島「ふふっ、そう言ってくれると嬉しい」
     主人公「……」
     森島「でも、あれね」
     主人公「はい?」
     森島「お互いにクリスマスには寂しい思い出があるわね……」
     主人公「そ、そうですね……」
     森島「……」
     主人公「……」
     ・・・
     主人公「(先輩もクリスマスに悲しい思い出が残ってるんだ……)」
        「(今年のクリスマスは……、お互いに楽しい思い出を残したいな……)」
        「(いや……僕はともかく、先輩には思いっきり楽しんで欲しい……)」
        「(頑張ってみるか)」
     そう決意する主人公であった。
     ゲージが二つ増えた。

評価:絢辻 詞   ・・・変化なし。
   桜井 梨穂子 ・・・ちょっと距離が縮まった。
   棚町 薫   ・・・変化なし。
   中多 紗江  ・・・変化なし。
   七咲 逢   ・・・変化なし。
   森島 はるか ・・・変化なし。

★33日目
・休1   「時間を進める」を選択。

・休2   「時間を進める」を選択。

・休3 ハ 強制イベント。廊下にて、突然後ろから目を手で覆われ「だ~れだ」と聞かれる。
     若干低めで甘い声……。"流れ"的には森島先輩だが、声がちょっと違う気がする……。
     選択肢「絢辻さんでしょ?」、「梨穂子だな?」、「薫か?」、「中多さんかな?」、「七咲だろう?」、「森島先輩ですよね?」。
     ええい、ままよっ!!
     「森島先輩ですよね?」を選択。やった見事に正解。
     やはり声色をちょっと変えていたらしい。
     なんでわかったの?と言われたので、
     主人公「先輩の声とか、手のぬくもりとかは間違えようがないので」
     そう答えると、
     森島「へ、へ~……そうなんだ」あからさまに嬉しそうに照れる。
     そして最後に、
     森島「ちゃんと当ててくれて……。嬉しかったよ」
     そう言って森島先輩は去っていった。

・昼  ハ 昼食時、梅原と一緒に食堂へ行くも今日はやたらと混んでいた。
     取り合えず主人公は座席確保係、梅原は食べ物を取る係に分かれる。
     梅原にラーメンを持ってくるように頼み座席確保にテラスへ行く主人公。
     ・・・
     テラス―――。
     辺りを見渡し空いている席を探す主人公。おっ、ここが空いているな。
     席に座ろうとすると、
     森島「あら、橘君じゃない」
     森島先輩が声を掛けてきた。どうやら森島先輩もこれから昼食を取るらしく、一緒に食べない?と言われたのでそれに同意する。
     ちなみに森島先輩はうどんを食べるらしい。
     森島先輩と話をしていると、
     塚原「はっは~ん、そういう事か……」
     森島「え?」
     主人公「え?」
     塚原「どうも見かけないと思ったら、橘君と一緒に食事を取るつもりだったのね」
     森島「そ、そんなんじゃないもん」頬を赤らめる。
     主人公「あ、あれ?」
     塚原「へ~……。じゃあどういう事なの?」
     森島「そ、それは……」
       「わ、私がここに座ってたら、偶然にも橘君が隣に座ってきたのよ……」言い訳は良い訳ない。
     主人公「え……」
     塚原「ふぅ~ん、そっか……偶然なんだ」
     森島「そうよ?他に何かあるの?」
     主人公「(先輩が座ってきたんですけど……)」
     塚原「残念ねぇ、向こうにはるかの席もとっておいてあるんだけど……。余計なお世話になっちゃったかな?」
     森島「あ、そ、そうなんだ……。まあ、それなら丁度いいわね。せっかくだしそっちの席に行こうかな……」
     塚原「え?いいの?」
     森島「い、いいも悪いも、もともと偶然だしね。じゃあね橘君」
     塚原「くすくす……素直じゃないなぁ……。ごめんね橘君。またね」
     主人公「あ、はい」
     塚原先輩も去って行ってしまった。
     その後、梅原がラーメンを持ってこちらに来た。
     梅原「あ、おいなんだよ?」
       「いつの間にうどん買ってきたんだ?あんなに混んでたのに」
     ……あっ!!森島先輩、自分のうどんを持っていかなかったのか。
     仕方ない、後で先輩にうどんの代金を払う事にして勿体ないから食べてしまおう……。
     ……結局、うどんは伸びきっており、後回しにしたラーメンも伸びてしまった。
     しかし……。うどんの伸び具合を見て主人公は思う……大分前に作った感じだ……。
     主人公「(何で食べなかったんだろう……?もしかして、僕を待っていたとか?)」
     ……なんとも言えない気持ちになった主人公であった。

・放  ハ テラスにて、森島先輩と塚原先輩が掃除をしているのを見かける主人公。
     これはチャンスだと主人公、二人を手伝おうと近づき声を掛ける。
     掃除を手伝う趣旨を二人に話すと先輩達も喜んで承諾してくれた。
     ・・・
     外掃除に対して愚痴を入れる森島先輩。それを見て呆れつつちゃんとやる様注意をする塚原先輩。
     ・・・
     主人公、懸命にゴミを集めつつ先輩達を見る……。
     塚原先輩は慣れた手つきでたくさんのゴミを集めていた。
     森島先輩は……噴水に浮かんでいる落ち葉をボーッと見ていた。
     塚原先輩に見つからないといいが……。
     主人公「(あ、見つかった……)」
     塚原「こらはるか!」
     森島「え~?なぁにぃ?」
     塚原「なぁにぃじゃないわよ。どうやら気合が足りないようね……」
     森島「そんな事ないわよ……もう……」
     塚原「……これはお仕置きね」
     森島「え?」



     森島「きゃーーー!」
     塚原「ふふっ」
     なっ、なんと森島先輩のスカートを塚原先輩がホウキの柄でめくっている!?
     そして、逃げる森島先輩の動きに合わせて器用にホウキを操る。
     塚原「どう?ちょっとはやる気になった?」
     流石に観念したのか、
     森島「な、なった!なったから~!」
     ・・・
     森島「はぁはぁ……」
     塚原「ふふっ、なかなか新鮮なリアクションだったわね」
     森島「な、何が新鮮よ!もう!」
     塚原「はるかがやる気出さないのが悪いんでしょ?」
     森島「な、何よ!」
     塚原「あら?おかしいわね……。まだお仕置きが足りないのかしら?」
     主人公「え?」
     森島「え?」
     塚原「橘君も期待しているみたいだし、もうちょっとサービスしておく?」
     森島「そ、そんなサービスいらないわよ」
     塚原「もう、困るとすぐに逃げ出すんだから。待ちなさぁい」
     主人公「あ、あれ……」
     いなくなってしまった先輩達。
     仕方ない……後片付けは一人だけでするか。
     いいモノ見せてもらったし、そのくらいやってもバチは当たらないだろう。
     ……こうして、掃除の手伝いをした。
     あの後、片づけをしていたら、何事もなかったかのように二人が戻ってきた。
     二人は掃除のお礼をすると言って、帰り道に僕にコーヒーをご馳走してくれた。
     本当に、二人は仲がいいんだなぁ……。

評価:絢辻 詞   ・・・変化なし。
   桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
   棚町 薫   ・・・変化なし。
   中多 紗江  ・・・変化なし。
   七咲 逢   ・・・変化なし。
   森島 はるか ・・・変化なし。


次回もよろしくお願いしま~す。

それでは

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