5省の干ばつに中央政府が15億円の災害支援 中国
江西省の最大の河川「贛江」南昌水域では干ばつにより河水が減少し河床が干上がっている(2019年10月22日撮影、資料写真)。(c)CNS/劉占昆
【11月13日 CNS】中国・財政部によると、中央政府は2019年の農業生産と水利災害救済資金1億元(約15億円)を拠出し、安徽(Anhui)、江西(Jiangxi)、湖北(Hubei)などの5省(市)の干ばつ災害支援を行うとしている。
財政部が発表したデータによると、7月中旬から8月にかけて、江南地方、江淮西部、黄淮西部などの地域の降雨量は例年に比べ3割から7割少なく、9月中旬以降、洞庭湖(Dongting Lake)、ハ陽湖(Poyang Lake)の水位は例年に比べそれぞれ4.8メートルと5.7メートル低くなり、2012年以来同時期で最低となっている。
色づいた樹齢1400年の大イチョウ 中国・西安市
【11月13日 Xinhua News】中国陝西省(Shaaxi)西安市(Xi'an)長安区(Changan)羅漢洞村(Luohandong)の終南山(Zhongnanshan)古観音禅寺ではこのところ、イチョウの大木が黄金色に染まり、落ち葉がまるで黄金のじゅうたんを敷き詰めたように地面に広がっており、美しい風景を見ようと連日大勢の観光客が訪れている。
古観音禅寺は唐の貞観2(西暦628)年に創建された、終南山千年古刹(こさつ)の一つ。境内にそびえ立つこのイチョウの大木は樹齢1400年余りで、国の古樹名木保護リストに登録されている。(c)Xinhua News/AFPBB News
豚コレラ、殺処分の血で川が赤く染まる…韓国
北朝鮮との軍事境界線に近い韓国・漣川郡にある臨時処分場で山積みにされた豚の死骸。地元NGOの漣川臨津江市民ネットワークが撮影、公開(2019年11月11日撮影、13日公開)。(c)AFP PHOTO / YEONCHEON IMJIN RIVER CIVIC NETWORK
【11月13日 AFP】アフリカ豚コレラが流行している韓国で、殺処分された大量の豚から出た血が北朝鮮との軍事境界線近くを流れる臨津江(Imjin River)に流出し、川の水が赤く染まった。
韓国ではアフリカ豚コレラの感染が9月に確認されて以降、38万頭近くの豚が殺処分された。豚コレラは人間には害がないが、豚やイノシシの間での感染力が非常に強い。豚の場合はほぼ全ての症例が致命的で、解毒剤やワクチンも存在しない。感染拡大を防ぐ唯一の方法として知られているのは、豚の大量殺処分だ。
同NGOのイ・ソクウ(Lee Seok-woo)代表は、「この地域の住民の多くが不安と懸念を抱いた」と述べ、「臭気もまた耐え難いものだった。多くの農家が、臭いに我慢できず農作業ができなかったと言っている。こうしたことが起こってはならない」と非難した。
韓国の環境省は13日、川に流れ出た血は現在、吸引ポンプなどの装置を使用して「適切に処理」されており、周辺地域の蛇口から出る水道水に影響を及ぼすことはないと発表した。(c)AFP
農村にドーム型シアターがオープン 中国・江西省
【11月13日 Xinhua News】中国江西省(Jiangxi)萍郷市(Pingxiang)湘東区(Hudong)政府の投資で建設したドーム型シアターがこのほど、同区麻山鎮(Mashan)麻山村で正式に運営を開始し、村民に無料開放された。
60人収容の同シアターでは、4Dシートで映画を鑑賞でき、ハードとソフトの組み合わせ(映画の内容に合わせた風や稲妻などの特殊効果)により、臨場感を楽しめる。館内には仮想現実(VR)上映設備もあり、現在は文化映画「大活湘游」とVRドキュメント映画「儺神(なしん)」の2本を上映している。(c)Xinhua News/AFPBB News
孫文生誕153周年 南京の各界人士が中山陵を参拝
南京の中山陵(2018年5月31日撮影、資料写真)。(c)CNS/泱波
【11月13日 CNS】中国・江蘇省(Jiangsu)南京市(Nanjing)の各界人士は12日、「中国革命の父」と呼ばれる孫文(Sun Yat-sen、孫中山)の生誕153周年を記念し、中山陵(Sun Yat-sen Mausoleum)を参拝した。
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南京は孫文が君主制を終結させ、共和制を創建した場所で、孫文が永眠する場所でもある。孫文の「わが死んだ後、南京紫金山麓に葬るべし」との遺言に従い、1929年よりその陵墓は南京中山陵に移されている。
民革(RCCK)江蘇省委員会の責任者の司会により、江蘇省と南京市の各界人士が孫文の座像に花束を捧げ、最高の礼節とされる「三鞠躬(さんきっきゅう)の礼」を行った。その後、各界人士は墓室に入って一周回り、孫文の陵堂を参拝し、孫文の不朽の功績をしのんだ。
同地においては、孫文の生誕記念日(11月12日)と忌日(3月12日)に各界人士が参拝することが伝統となっている。
同日、全国政治協商会議は北京の中山公園の中山堂で記念行事を行った。(c)CNS/JCM/AFPBB News
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)ふるさと納税で税収減、川崎市民の6割知らずにいた。
川崎市民の6割以上が、ふるさと納税で市の税収が減っていることを知らない――。そんな実態が、市が実施した市民アンケートで明らかになった。市は財源流出抑制に苦心している。
調査は今年8月30日から約2週間、市内在住の18歳以上1500人にインターネットで行った。回答者のうち2018年にふるさと納税を利用したのは21・9%だった。利用した理由(複数回答)は「良い返礼品があった」が88・8%で最も多く、「魅力のあるふるさと納税の使い道があった」(13・7%)、「自分のふるさと」(9・4%)が続いた。
川崎市は19年度、ふるさと納税で約56億円の税収が減ると見込んでいる。毎年数十億円の減収があることについて聞くと、63・8%が「知らなかった」と答えた。市財政局の神山武久資金課長は「実態がここまで知られていないことに驚いた。国が制度についてきちんと説明できていないのではないか」。市はふるさと納税による減収を伝えるポスターをつくり、今月からJR線やバスの車内や駅、公共施設などに掲示している。
*税金を無駄遣いにしているのは、役所の連中で赤字分は担当者全員に負担させるのが、常識では無いでしょうか?