久しぶりにPJ・ハーヴェイのライヴに行ってきました。
確か、前回PJを観たのは『Stories From The City, Stories From The Sea』でマーキュリー・アウォーズを取った後のブリクストン・アカデミーでのライヴだっけ。
今回のヴェニューは、東ロンドンにある『Troxy』。
以前、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズをここで観ました。
グレイドⅡ指定の建築でアールデコ調の内装が美しいのですが、ロンドン中心部からのアクセスが簡単ではないところが面倒くさい。
今日と翌日の2回公演ですが、もちろん2日間ともソールドアウトです。
夜8時頃、会場に到着。するすると2番目の位置をゲット。
客層はやはり圧倒的に年齢層が高め。
しかも、おっさん率が異様に高い。
やはりポーリーはおっさんのアイドルなのね(笑)。
今回は珍しくサポートパンドもなく、8時50分頃にスタート。
先日行われた『NME Awards』授賞式では、白いドレスに白い羽の被り物で登場したので、今回も被り物アリかなと期待したら、うわ~~~、今回は黒い羽の被り物よ~!!
黒鳥が羽を広げているかのような奇天烈さ。
しかも、黒のロングドレスにPVC素材のコルセットという素敵なお召し物で、まるで暗黒の女王のようなゴージャスないでたち。
そして、オートハープを肩からかけるために白いファーのプロテクションを着用。素敵すぎる!!
そして、バックを固めるおじさま3人。
ご存知、ニック・ケイヴの盟友にして元バッド・シーズのミック・ハーヴェイ。
PJの長年のコラボレーターであるジョン・パリッシュ。
そして、ドラムはジャン=マーク・バッティ。
彼らがめちゃ渋くて、めちゃかっこよかった!!
全員マルチ・インストロメンタル・ミュージシャンなので、曲ごとにぐるぐると楽器が変わっていきます。
特に、ミックは本当に燻し銀の魅力で惚れましたよ~。
現在のニック・ケイヴがどこか中年男の哀愁と笑いを醸し出しているの対し、ミックはスキのない完璧なかっこよさ。
ステージに登場するときもジャケットを着用し、ライヴが終わるとジャケットを再び着て去るという、もう映画スターのような素敵さでした。
ミック、音楽的にもすごく貢献していると思います。
とってもいい仕事してました!
ポーリーはオートハープやエレクトリックギターを次々と操り、まるで気が狂ったオペラ歌手のように、変幻自在のヴォーカルを聞かせる。
全編を通してMCはなし。
まるで自分の言いたいことはすべて音楽にあると訴えるばかりに。
セットはほぼ新アルバム『Let England Shake』からの曲を演奏。
このアルバム、最初聞いたときはぴんとこなかったけど、聴けば聴くほど味がでてきました。
今回のアルバムは、ずばりPJ・ハーヴェイ版『反戦ソング』になっています。
「同じことは二度とやりたくない」と断言する彼女は、アルバムを出すごとに異なるアスペクトを次々と繰り出ていく。
今作も御仕着せがましい反戦ソングではなく、彼女の世界観を通した深い作品になっています。
しかも、アルバムで聴くよりライヴで聴いたほうが、曲のひとつひとつが格段に良かった!
心にずしんと響く音と歌。やはり彼女はすごい。
彼女のアルバム『Stories From The City, Stories From The Sea』は、人生ベスト・アルバム・トップ5に入るくらい、大好きなアルバムです。
一時期はこのアルバムのなかの曲「This Is Love」が、マイ・テーマソングになってましたから(笑)。
PJ・ハーヴェイ、本当に心から大好きなアーティストのひとりです。
新作からの曲に前作『WhiteChalk』の曲と『Stories From The City, Stories From The Sea』からの「Big Exile」(!!)など、ひとしきり演奏して、まるでリサイタルのように4人が前に出てお辞儀して一旦終了。
この時点で一旦は客電がついたものの、1時間ちょっとしか演奏していないので、アンコールをやってくれないのは悲しすぎる! と思っていたら、もう一度出てきてくれました。
ようやく、ポーリーが口を開き、あのかわいらしい声で3人のおじさまたちを紹介。
客席からは大喝采。
音楽的にも芸術的にも完成度が高く、百戦錬磨のライヴをこなしてきた中高齢の音楽通も唸らせるこのライヴ。 本当にすばらしかったです。
こういうのを観ちゃうと、自分が好きな音楽だけ聴いていれば私は幸せ、と思ってしまいますね~。
やはり彼女は唯一無比の存在。
自分が昔から好きな音楽は心のひっかかり方が全然違うな。
それは自分が年を取ったからとかいう問題じゃなくて、やはり音楽のクオリティとか、その音楽に対する愛情、自分とその音楽の関係の問題なのかもしれない。
オーディエンスのひとりが「We love you, Polly, We really do!」とシャウトしていたけど、本当にその通り。
ポーリー、あなたは本当に美しくて。
私たちみんな、あなたを愛してる。
確か、前回PJを観たのは『Stories From The City, Stories From The Sea』でマーキュリー・アウォーズを取った後のブリクストン・アカデミーでのライヴだっけ。
今回のヴェニューは、東ロンドンにある『Troxy』。
以前、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズをここで観ました。
グレイドⅡ指定の建築でアールデコ調の内装が美しいのですが、ロンドン中心部からのアクセスが簡単ではないところが面倒くさい。
今日と翌日の2回公演ですが、もちろん2日間ともソールドアウトです。
夜8時頃、会場に到着。するすると2番目の位置をゲット。
客層はやはり圧倒的に年齢層が高め。
しかも、おっさん率が異様に高い。
やはりポーリーはおっさんのアイドルなのね(笑)。
今回は珍しくサポートパンドもなく、8時50分頃にスタート。
先日行われた『NME Awards』授賞式では、白いドレスに白い羽の被り物で登場したので、今回も被り物アリかなと期待したら、うわ~~~、今回は黒い羽の被り物よ~!!
黒鳥が羽を広げているかのような奇天烈さ。
しかも、黒のロングドレスにPVC素材のコルセットという素敵なお召し物で、まるで暗黒の女王のようなゴージャスないでたち。
そして、オートハープを肩からかけるために白いファーのプロテクションを着用。素敵すぎる!!
そして、バックを固めるおじさま3人。
ご存知、ニック・ケイヴの盟友にして元バッド・シーズのミック・ハーヴェイ。
PJの長年のコラボレーターであるジョン・パリッシュ。
そして、ドラムはジャン=マーク・バッティ。
彼らがめちゃ渋くて、めちゃかっこよかった!!
全員マルチ・インストロメンタル・ミュージシャンなので、曲ごとにぐるぐると楽器が変わっていきます。
特に、ミックは本当に燻し銀の魅力で惚れましたよ~。
現在のニック・ケイヴがどこか中年男の哀愁と笑いを醸し出しているの対し、ミックはスキのない完璧なかっこよさ。
ステージに登場するときもジャケットを着用し、ライヴが終わるとジャケットを再び着て去るという、もう映画スターのような素敵さでした。
ミック、音楽的にもすごく貢献していると思います。
とってもいい仕事してました!
ポーリーはオートハープやエレクトリックギターを次々と操り、まるで気が狂ったオペラ歌手のように、変幻自在のヴォーカルを聞かせる。
全編を通してMCはなし。
まるで自分の言いたいことはすべて音楽にあると訴えるばかりに。
セットはほぼ新アルバム『Let England Shake』からの曲を演奏。
このアルバム、最初聞いたときはぴんとこなかったけど、聴けば聴くほど味がでてきました。
今回のアルバムは、ずばりPJ・ハーヴェイ版『反戦ソング』になっています。
「同じことは二度とやりたくない」と断言する彼女は、アルバムを出すごとに異なるアスペクトを次々と繰り出ていく。
今作も御仕着せがましい反戦ソングではなく、彼女の世界観を通した深い作品になっています。
しかも、アルバムで聴くよりライヴで聴いたほうが、曲のひとつひとつが格段に良かった!
心にずしんと響く音と歌。やはり彼女はすごい。
彼女のアルバム『Stories From The City, Stories From The Sea』は、人生ベスト・アルバム・トップ5に入るくらい、大好きなアルバムです。
一時期はこのアルバムのなかの曲「This Is Love」が、マイ・テーマソングになってましたから(笑)。
PJ・ハーヴェイ、本当に心から大好きなアーティストのひとりです。
新作からの曲に前作『WhiteChalk』の曲と『Stories From The City, Stories From The Sea』からの「Big Exile」(!!)など、ひとしきり演奏して、まるでリサイタルのように4人が前に出てお辞儀して一旦終了。
この時点で一旦は客電がついたものの、1時間ちょっとしか演奏していないので、アンコールをやってくれないのは悲しすぎる! と思っていたら、もう一度出てきてくれました。
ようやく、ポーリーが口を開き、あのかわいらしい声で3人のおじさまたちを紹介。
客席からは大喝采。
音楽的にも芸術的にも完成度が高く、百戦錬磨のライヴをこなしてきた中高齢の音楽通も唸らせるこのライヴ。 本当にすばらしかったです。
こういうのを観ちゃうと、自分が好きな音楽だけ聴いていれば私は幸せ、と思ってしまいますね~。
やはり彼女は唯一無比の存在。
自分が昔から好きな音楽は心のひっかかり方が全然違うな。
それは自分が年を取ったからとかいう問題じゃなくて、やはり音楽のクオリティとか、その音楽に対する愛情、自分とその音楽の関係の問題なのかもしれない。
オーディエンスのひとりが「We love you, Polly, We really do!」とシャウトしていたけど、本当にその通り。
ポーリー、あなたは本当に美しくて。
私たちみんな、あなたを愛してる。