イギリスのバレンタインデー

2月14日は、バレンタインデーですね。

日本では、女性が好きな男性にチョコレートを贈り、恋を告白する日になっていますが、イギリスでは女性が思いを告白するというよりも、恋人たちが愛を伝え合うというような習慣で、女性→男性だけではなく、男性→女性からもプレゼントを贈ります。
ていうか、むしろ、男性が愛する女性にプレゼントを贈る日という感覚かな。
プレゼントもチョコレートだけでなく、花やジュエリー、ワイン、ランジェリーなどなど、それにバレンタインカードを付けて贈ります。
カードには「Be my Valentine.　私のバレンタイン（恋人）になって」とか「From your secret admirer.（秘かに貴方を崇拝する者より）」などという言葉を添えます。そうそう、イギリスのバレンタインカードには、送り主の名前は書かないのが伝統なんですね。
バレンタインデーの当日には、お花屋さんはどこも赤いバラの花束をつくって大売出し。
ときどき、プレゼントを買い忘れた男性が、大慌てでスーパーの5ポンドくらいの花束を買っていく光景もみられます（苦笑）。

バレンタインデーに、特別なデートに行くカップルも多いです。
この夜は人気のレストランは激混みで、バレンタインデーの特別メニューを提供するお店も。
特に今年は土曜日なので、予約なしではどこにも入れないかも！

若者だけでなく、結婚した熟年カップルも老年カップルもプレゼントやカードを贈りあい、2人で仲良く過ごします。
若い女の子がチョコレートで大騒ぎして恋を告白する日ではなく、恋人たちが愛を伝え合うロマンチックなイヴェントです。
そんなイギリスのバレンタインデーが私は大好き。


最近の日本の調査では、若者の恋愛離れが顕著になっているといいます。
今年1月に成人式を迎えた男女600人への調査結果によると、全体の19％は「一度も誰かを好きになったことがない」と返答したそうです。
いやー、これは結構おどろき。
一度も人を好きになったことがないって！？

自分で言うのも何ですが、私はかなりの恋愛体質です。
若い頃から「熱しやすく冷めやすい」性格で、すぐに誰かを好きになってました。
いろんな男性と出会い、楽しいこと、悲しくこと、ツライこと、いろんな経験をしてきましたが、それはすべて自分の人生の糧になってると思いますし、全然後悔してないです。
むしろ、私にいろんな経験をくれた男性たちに心から感謝してます！

人生で大切なのは、自分が一生のなかで「どれだけ愛したか」「どれだけ学んだか」であると私は思っています。
愛と学びの体験をするには、何といっても恋愛が一番。
他人とコミュニケーションすることは、簡単ではないけど、人と交わることでさまざまなことを体験し学ぶことができる。
悲しみは半分に喜びは倍に。
だから、年齢や状況に関係なく、恋愛はどんどんするべし！　ですよ。

Happy Valentines Day to everyone！