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あだち耐震まちづくりフォーラム

2009-11-01 09:22:49 | まち その他
10月31日・11月1日、関原の森・愛恵まちづくり記念館でおこなわれてます。あだちまちづくりコモンズ側からスタッフとして参加させていただきました。初日の状況を報告させていただきます。

まず、変なイベントなんです。何で耐震まちづくりのPRに囲碁や音楽なんだ、ちょっと不思議です。「耐震のことを知っている人にPRしても意味がないのです、知らない人達に知ってもらいたいのです」と主催のキーマン木谷氏が述べていました。ちなみに木谷氏はかつての天才囲碁棋士 木谷實の息子さんで、この人脈から、このコラボイベントが実現したのでした。

10:00~12:30 午前中に、都立足立東高校ブラスバンド、ほかの方々が屋外コンサートを行っていました。(写真が撮れなくて残念)

12:30 過ぎても、ちょっと人はまばらでした。スタッフの方が多いかな。

13:00 近藤やよい区長 が開会の挨拶を行ってくれました。挨拶はこのイベントの意義を含め、かなり的確なしかもPRが大きなコメントしていただきました。主催者と前日に約1時間話したそうです。通常、この手の来賓は、形式的に一般論的な挨拶をして、忙しいということでさっさと帰ってしまう人がほとんどですが。近藤やよい区長の場合、仕込みがすごい。

13:30~17:00 いよいろ、今日のメイン囲碁の100面打ちが始まりました。
近藤やよい区長も約1時間囲碁を観ていきました。状況などを観察していたのでしょう。こんな小さなイベントでも、いつも、全力で、頭が下がります。来年も是非開催して欲しいというコメントもいただきました。有りがたいです。
 
まず、やさしい囲碁入門講座ですが。
教えるの、10~20分教わって、直ぐにスタートです。
屋外教室というよりは、露天縁台に近い。野次馬のように口を挟む先生たちは、囲碁界の名棋士ばかりです。幾席か空くかと思いきや、スタートまでに満席になってしまいました。




こちらは、100面打ちコーナーですが、実際は64面だそうです。屋外で、木の廻りにこんな風にテーブル並べて、2回戦行われました。


石田芳夫先生、小川誠子先生、
囲碁の頂点の方々と対極ができるということで、遠方からの予約が多かったとのことです。


8人の先生が各8人の参加者を相手に戦いました。次々とテーブルを移動していきます。石田先生は、全勝だったらしいです。大人勝ちです。今日は勝たしてあげるって言ってたじゃないですか。


尾越一郎氏と対決しているのは9歳で、柏から来たそうです。


お父さんが後ろで、見守っています。


まだ、対決中ですが、スマイルサービスしてくれました。


よい天気で大変暖かくよい一日でした。こんな形で外での囲碁のイベント日本棋院では初めてとのことです。
関原が、日本の囲碁の拠点になるかもしれませんね。


第2回戦、までの休憩を利用して、キーマン木谷氏の心の唄バンドのライブがありました。
これが、思いの他上手いのです。3曲ですが、しっとり歌い上げてくれました。
写真からは一見、廻りにあまり人がいなくて閑散としているように思われるかもしれませんが、違うのです。木谷さんの歌い方は、BGMのように関原の森じゅうに響きわたっていました。ボイスパーカッション(口でドゥカドゥカします)とデフシンガー(手話で歌います)のユニットです。


島唄の歌詞について、以下のナレーションをいただいた。

ウージの森で あなたと出逢い(※ウージはさとうきび)
ウージの下で 千代(チヨ)にさよなら
は、沖縄戦で集団自決に局面した人たちの、
思いを伝えようとする唄である。

私自身、何度も聞いた名曲で、
ウージの森は地名で、
沖縄の原風景を歌う
土着的な歌かと勝手に思い込んで聞いてきた。
全く別の歌だったのですね。
反戦歌だったのですね。
このはつらつとさえ聞こえるこの歌が、
一層、物悲しく聞えた瞬間でした。
ショックでした。



このイベントで、耐震以外も、いろいろな発見ができました。
また、いろいろな、スタートが見えました。
木谷さんの個人的な思いからできていたのですね。
有難うございました。



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