7月21日の地盤調査の結果が地盤調査報告書として送られてきました。内容は、①基礎仕様の計画(調査結果の判定)、②調査の概要(調査場所、調査方法、敷地調査、周辺調査、調査箇所位置)、③調査のデーターの見方、④調査データー⑤現場記録写真、です。
JHS(ジャパン・ホーム・シールド)の表紙です。
判定は、JHSの地盤保障を受けるには柱状改良が必要と出ました。区役所で地域ごとに地耐力が指定されていて、確認申請では、これをもと計算しますが、実際の地盤は、そんな、一律のものではありません。
奥に細長い敷地で、5点の調査位置が示されています。
ポイント①②④⑤はほぼ同じでした。-1.0Mくらいのところが不十分ですが、-2.0Mくらいから-7.0くらいまでしっかり使えそうですね。改良柱の長さは2.0Mくらい済みそうですね。
と思いきや、③。-2.75Mくらいからですかね?改良柱の長さによって、改良の工事費がかなり違いますからね。それでも、建物荷重が軽い方の位置であったから、良かったほうかな。
現場記録写真。
仕様図面によると、長さ3.5M必要だとのことでした。なぜそんなに長い必要があるのか直ぐに分からないので、自分たち監理側でも分析をはじめました。最悪の③点で、換算N値を許容支持力に置き換えます。この係数は土質によって違うのですが、スウェデン式では細かくサンプル調査できないので、地盤保障会社などでは、粘質土で10N(kN/m2)、砂質土で8N(kN/m2)(8)で行うのが一般的です。
参照住宅基礎地盤調査のためのサウンディング
この建物では許容支持力30KN/㎡ですから、支持力の水色部分が十分な許容支持力のある土です。しかし、実際に建物の荷重を支えるには約2M位の厚みが必要ですから、支持の適否はもっと狭いです。さらに、同じ土質で約2M位の厚みがある方が望ましいので、この件では砂質まで入れてしまった方が、最善であるということが分かりました。赤線の深さ(-3.5M)に支持し、貫入0.5M、である、JSHが判断が適切であることが分かりました。
下町の地盤は結構均質かと思っていましたが、同敷地内でも結構違う部分があるのですね。
木造3階の建物は、22KN位の軽量なものならば、柱状改良等が必要ない場合もありそうですが、下町の狭小3階では、際どそうですね。いままで、地盤調査は必須で、柱状改良等もほぼ必要との方針できましたが、その通りの結果でした。
JHS(ジャパン・ホーム・シールド)の表紙です。
判定は、JHSの地盤保障を受けるには柱状改良が必要と出ました。区役所で地域ごとに地耐力が指定されていて、確認申請では、これをもと計算しますが、実際の地盤は、そんな、一律のものではありません。
奥に細長い敷地で、5点の調査位置が示されています。
ポイント①②④⑤はほぼ同じでした。-1.0Mくらいのところが不十分ですが、-2.0Mくらいから-7.0くらいまでしっかり使えそうですね。改良柱の長さは2.0Mくらい済みそうですね。
と思いきや、③。-2.75Mくらいからですかね?改良柱の長さによって、改良の工事費がかなり違いますからね。それでも、建物荷重が軽い方の位置であったから、良かったほうかな。
現場記録写真。
仕様図面によると、長さ3.5M必要だとのことでした。なぜそんなに長い必要があるのか直ぐに分からないので、自分たち監理側でも分析をはじめました。最悪の③点で、換算N値を許容支持力に置き換えます。この係数は土質によって違うのですが、スウェデン式では細かくサンプル調査できないので、地盤保障会社などでは、粘質土で10N(kN/m2)、砂質土で8N(kN/m2)(8)で行うのが一般的です。
参照住宅基礎地盤調査のためのサウンディング
この建物では許容支持力30KN/㎡ですから、支持力の水色部分が十分な許容支持力のある土です。しかし、実際に建物の荷重を支えるには約2M位の厚みが必要ですから、支持の適否はもっと狭いです。さらに、同じ土質で約2M位の厚みがある方が望ましいので、この件では砂質まで入れてしまった方が、最善であるということが分かりました。赤線の深さ(-3.5M)に支持し、貫入0.5M、である、JSHが判断が適切であることが分かりました。
下町の地盤は結構均質かと思っていましたが、同敷地内でも結構違う部分があるのですね。
木造3階の建物は、22KN位の軽量なものならば、柱状改良等が必要ない場合もありそうですが、下町の狭小3階では、際どそうですね。いままで、地盤調査は必須で、柱状改良等もほぼ必要との方針できましたが、その通りの結果でした。