☆ピアニスト吉田純の部屋☆

ピアニスト、編曲家吉田純のBlog。アリオーネ音楽教室主催、アリオーネミュージック代表。横浜音楽振興会代表。

Chega Da Saudade / No more Blues

2008-06-26 05:22:40 | jazz
この曲はアントニオ・カルロス・ジョビン初期の名作で1958年に作曲されブラジルでヒットした。後年アメリカでは英語の歌詞付きでNo more Bluseというタイトルでヒットした。
タイトルだけとっても歴史的背景も多いに関わり相当に奥が深い。
Saudadeとは「哀愁」とか「哀しみ」「郷愁」などと訳される。ポルノグラフティーで同名曲あったような気がしますがJapanese popsはからっきし駄目なのでよく分かりませんが、哀愁帯びていたような記憶はあまりないですね。
 Chega daは「もうたくさん」 Chega da saudage で「哀しみはもういらない」という直訳になりますが、そんあ簡単なニュアンスでは実際の意味はどうやら訳せないようだ。
前半32小節マイナー(短調)で後半36小節(長調)がメジャー。メロディーはそれこそシンコペーションだらけ。

この曲もライブで演る予定です。ジョビンが凄い訳はこんないい曲1958年につくっちゃう辺りでしょうか。皆さんよくご存知のイパネマの娘は1963年作曲です。

ボサノヴァはたくさんいい曲があるし、おしゃれな感じもするし、知的な感じもするし日本人に好かれてますよね。もっと勉強していつかボサノヴァだけでライブできたら・・・と何年後かの目標です♪

まだまだ曲について書きたいですが、また今度にしまーーす。


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2 コメント

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ボサノヴァ (呑っこ)
2008-06-26 21:48:27
って難しいですよね。。
私は、ボサはWAVEとイパネマを弾いたことがあるのですが、イパネマはともかく、WAVEのシンコペーションの多さに、苦戦しました。
おかげで今は、ボサを弾くのは苦手意識あります
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よく分かります。 (jun)
2008-06-27 04:38:25
呑っこさん

おっしゃりたいことよく分かります。
まずは2拍子の感覚を掴むことがいいと思います。この感覚が体にしみこむとメロディーもアドリブも気持ちよく弾け、シンコペもはまると思います。と偉そうなこと言ってますが、私も今色々工夫して練習してます
これからですよ。がんばりましょう!!
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