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いたこわ漫遊喜 -霧ケ峰山麓発信-

 脳出血からの後遺症13年目、前に歩め歩めの毎日。
   (起・HP2005.1・blog2005.8~ )

“ 落し文 ”(おとしぶみ)-季語-

2010-07-19 | Weblog
 落とし文 = 初夏の山道、筒状に丸められた葉が落ちている事があります。巻いた手紙の形に似ているので、「時鳥(ホトトギス)の落とし文」とか、「鶯(ウグイス)の落とし文」とよばれました。

 「オトシブミ」と名付けられた昆虫が、栗や桜、楢、樺などの広葉樹の葉を巻いて中に巣を作り、卵を産み付けているのです。孵化した幼虫はこの葉を食べて育つので、この巣のことを「落とし文の揺籃(ようらん・ゆりかご)」といいます。その姿から小鳥の恋文まで想いを巡らせた先人の発想には、感心させられます。-辞書-

 私の庭に落ちているのは、落し文でも夏の季語になっている『落し文』です。オトシブミ科の甲虫「オトシブミ」は、栗、櫟(クヌギ)、楢(ナラ)などの広葉樹の葉をクルクルと上手に巻いて巣を作り、その中に卵を産みつけて、地上に落します。それが「落し文」です。

   

 人間も、恋文などを相手にひそかに渡すためにそっと落としたり、公然とは言えないことを匿名の文書にして落としたり・・・TVでも時代劇やドラマでもあります。粋ですね。

 今は、そんなことはしなくても携帯電話やメールがあります。情緒がありません・・・?

<川柳>   * 恋愛と 無縁の「落し文」 店倒産
       * ダイジョウブ? 新党乱立 落し文
       * 「落し文」 読んでくれたか 飛び立ったか

 

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