東京市場、午後の展望はこちら
【東京金】
時間外取引の上昇を受けて小幅に上昇して始まり、序盤は4,680円台を中心に底堅く推移していたが、時間外取引の下落を受けて売りが優勢となり、下げ幅を広げている。
ギリシャ支援をめぐる協議が物別れになったが、ユーログループ議長が20日に改めてユーロ圏財務相会合を開く可能性を示した事で買い材料視されず、金は場中にジリジリと売られる展開。
米長期金利の上昇もドル建て金の弱材料になっており、引き続き、戻り売り有利と予想。
【東京白金】
夜間終了時点に比べ小幅に上昇して始まり、取引序盤はやや買いが優勢で、下落幅を縮小する展開となった。
しかし、時間外取引の軟化から再び売りが強まり、4,630円台に押し戻されている。
前日、4,600円台を維持して反発した事で、下値不安がやや後退したかに見えたが、戻り切れず直ぐに反落するなど、引き続き地合いは弱い。
円安や株高などのサポートがなければ、4,600円台前半へ再び安値を試す展開を想定する。
【東京ガソリン】
夜間終了時点から100円程度上昇して始まった後も、時間外取引の上昇を眺め買いが優勢となり、前日比プラス圏を回復している。
円相場がやや引き締まっている事や、前日までの上昇を受けて、上値では利益確定の売りに押されるなど、やや伸び悩んでいる。
午後もやや強含みと見るが、本日は上昇一服で、おおむね6万円台半ばから61,000円近辺でのもち合いと予想。
【為替 ドル円】
前日の米国市場が休場で、手掛かり材料難から小動きとなった流れかが継続。東京市場も118円台半ばで始まった。
その後、日経平均の冴えない動きを眺め、調整的なドル売り・円買いに118.24円近辺まで軟化したが、下値追う向きも限られると、ドル買戻しにやや値を戻している。
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