茜浜日記

徒然に日々のこと

「悪人」吉田修一

2010-09-25 21:59:55 | Weblog
この次見る映画「悪人」のために読んだ原作本。
主人公、清水祐一・・身近な人に似ているようで(孤独なところが)なんだかかわいそうでかわいそうで、人間関係をうまく築けないのは母親不在の影響かな?告白のときもそうだったけど母親との関係性って人間関係に大きすぎる影響を与えるのかなと感じました。でも年寄りを病院に送っていったり、ちゃんと朝早く仕事に行ったり、ペーロンの練習に誰よりも早く行ったり、友人のエンストを助けに行ったり、小さなエピソードをみると”良い人”なんじゃないかと思ってしまう。金持ちの大学生のほうがよっぽど悪人。世渡りや親の地位や経済力が今の社会では重要なのかな。ラストはかわいそうで。もう少し希望をもたせてほしかった。。光代がずっと待っててくれるといいな。エピローグでの二人の供述は世間をあざむくものだと信じたい。そして被害者の女性の両親を立ち直って欲しい。どんな人間でも殺されていい理由はないのはわかってるけど、やっぱり出会い系は怖いし、少し自制心をもったほうがよかったと思う。映画では少し希望のあるラストにしてもらえないかな。


今頃「踊る」

2010-09-23 12:28:24 | Weblog
今頃になってようやく「踊る大捜査線」を観にいきました。レイトショーでお客さんは全部で8人。。展開が速いの好きなのでキョンキョン演じる日向まなみののシーンがちょっと面倒くさくなってきちゃった。でもやっぱりあの踊るの世界観はいいなあ。引越しそばがあったけど経費で買ったのかしら?一緒に観にいった友達はなぜ内田有紀がでてるのか違和感があったみたい。番外編を見てなかったとか。産休扱いになってたけど水野美紀がいなくてさみしいなあ。そして何より和久さん。和久さんがいないのが本当にさみしい。映画の中でも亡くなってて・・映画の中では隠居してのんびりという設定でもよかったのに。
映画にすると何かと大掛かりになるから1年に1回くらい2時間スペシャルのドラマでやってくれたらいいのに。。

マリークワント

2010-09-21 20:56:52 | Weblog
フランスのブランドかと思ってたけどイギリスのブランドなのね。いわゆる雑誌の付録に登場。大きめのトートと可愛いチャーム買っちゃいました。もう使わないのにトートだらけ

イルピノーロ レウ゛ィータ

2010-09-21 20:19:16 | Weblog
千葉そごう10階にあるイタリア イルピノーロレウ゛ィータに行ってきました。友人が8400円のコースが半額になるという券をもらい誘ってもらいました。最初に一口で食べるパプリカのトマト煮、前菜は冷製スープを含めた9種類 かぶのピクルス いわしのマリネ、生ハムなどなど。次に貝がたくさん入ったパスタ、オマール海老のグリルに赤米のリゾット、牛肉の野菜巻きキノコ添え、コーヒーとデザートというコース。パンはお代わり自由。うーん 4200円にしては確かにお得感満載ですが8400円ならちょっと高いと思うかな。パクチーだと思うけどせっかくの味の調和を乱す香草がかかりすぎ、彩りのためか?味を考えてのことか?私的にはないほうが味の深みを楽しめた気がする。

スメラギの国

2010-09-20 01:36:50 | Weblog
またまた朱川湊人作品。猫好きの私には結構きつい作品でした。
猫を虐待するシーン、水槽に沈めて殺すところとか、車でひき殺すシーンなど読み飛ばしたいほど。。ただ、普通の人間がだんだん狂気にそまっていくとこういう尋常では考えられない行動を起こすのかもと、ありえないこととはいえちょっと人間の弱さやもろさを考えさせられました。それにしてもジンゴローやヨアシムなどの猫たちや犬のオズワルドがかわいそうで。。最後にこの主人公が幸せになるのもどうかと思っちゃいました。
息子を交通事故で亡くしたお父さんとチョコのエピソードはこの話しの中の救いかな。
最後におばあちゃんの家に向かって走るチョコの横に現れた死んでしまった猫たちが一緒に走るシーンは映像が浮かび上がるようで涙しました。想像で浮かぶ猫たちはみな短いカギ尻尾できっとピンとたてながら走ってる。なぜかそんな想像してしまいます。
この後読んだ「かたみ歌」でも猫の話しがでてくるし、「水銀虫」の中でも病猫なんてのが出てきて猫の登場率高いなあ。

朱川湊人

2010-09-12 22:55:40 | Weblog
e-honで紹介されて興味をもった朱川湊人。週末にいっきに読みました。読んだのは「いっぺんさん」「わくらば日記」「花まんま」の3冊。
「いっぺんさん」は表題作がジーンと来て感動してしまいました。世にも奇妙な物語か本当にあった怖い話しの一番最後の感動の怖い話し風でした。でもそのノリで読み進めてしまうと落とし穴に落ちたようなちょっと気分が落ち込む作品ばっかりかな。
「わくらば日記」は表紙の絵でしばらく見入ってしまうほど。素敵な表紙のイラストでした。透視能力をもつ美しい姉と妹が主人公で舞台は昭和30年代。凄惨な事件の話しより姉と慶応学生の淡い恋を描いた流星のまたたきが本当にせつなくてじーんときました。ノスタルジックファンタジーといわれるのがわかりました。
「花まんま」は芥川賞をとった作品だそうですがこのなかの短編集は悲しくてどんよりしてあんまり好きになれないなあ。特に妖精生物とか救いようのない話はなんか落ち込みます。。でも久しぶりの読書楽しかった。

久しぶりのリゾート満喫

2010-09-02 18:24:46 | Weblog
8月31日にディズニーホテルに宿泊。8月31日、9月1日の両日ディズニーシー、ディズニーランドを満喫してきました。
一言でいうと幸せで充実した休日になりました8月31日は夏休み最終日でかなりの込み具合でしたが9月1日は本当に激空きでファストパスを有効に使い人気アトラクションはほぼ全制覇。スペースマウンテンはシステム調整のため乗ることはできませんでしたが、ビッグサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテン、モンイン、バズ、プーさんのハニーハント、キャプテンEOの人気アトラクションはもちろん、カヌー体験、ゴーカード、ウェスタンリバー鉄道、チキルーム、カリブの海賊のアトラクションは待ち時間ゼロで乗れたし、ジュビレーションやワンマンズドリーム、エレクトリカルパレードなども堪能。。
楽しかった
ホテルのベルデスクはちょっとまだ1流ホテルには程遠いですが、エレベーターの各階のミッキーの声にまた感動☆ドリーマーズラウンジのあの背もたれのものすごい大きなソファに座りたかった。まあいい年してキャーキャーと楽しんできました。
またいきたいなあ