上空を ヘリコプターが飛んでいた。
１１年前の この日も、多くのヘリコプターが 飛んでいた。
４車線 全部、消防車で 埋め尽くされた 消防署前の 異様な光景が 今でも目に 焼きついている。
１９９５年１月１７日から １１年経ちました。
いつものように眠りについたヨネは、目覚ましが鳴る前に 目が覚めた。
聞いたこともないような、轟音が 遠くの方で聞こえた。
「？？何の音？？」
あっという間にその音は 大きくなり、同時に 大きな揺れが 襲ってきた。
月明かりに照らされて かすかに見える自分の部屋の家具が 大きく揺れていた。
机の下に もぐらなくては、なんて考え、全くなかった。
ヨネは しっかりと目を開けて、事の成り行きを見ていた。
これが 幸いして、頭の上に倒れてきた家具を とっさに 手で支えられた。
このまま おさまらないんじゃないだろうか、というくらいの 長い長い揺れが続いた。
叫び声すら かき消されるほどの 地鳴り。
やがて おさまった揺れのあとは、びっくりするほどの 静寂。
静かだった。
聞こえるのは 自分の鼓動だけ。
バクバクバクバク・・・・・・ いつもの 何倍かのスピードで 地震の怖さを物語っていた。
寒さと恐怖で、家具を支える手が 震えていた。
パパとママが１階、姉と弟が３階、ヨネは２階で １人で寝ていた。
「みんなは？！」
と思った時、下から「大丈夫か～～～？！」と パパの声。
「大丈夫・・・・・・・・やけど、動かれへん！」
３階からは「出られへん！」の声。入り口が 荷物でふさがってしまっていたらしい。
あぁ、みんな 生きてる！！！！！！！
電気も 水道も ガスも 止まっていた。
１階に集まって ひとつの布団で 家族５人 身を寄せ合って ラジオを聞いた。
電気はすぐに通ったけど、最終的に ガスは２月後半まで 通らなかった。
テレビで見た 神戸の街は 最早、ヨネの知っている神戸では なかった・・・。
受験生だったヨネは、やっと入れた自分の部屋を見て 愕然とした。
「何これ・・・・・・・・？」
参考書やプリント類が 散乱していた。
お気に入りのマグカップが 割れてしまったけど、もう そんなこと どうでも良かった。
テレビでは、分刻みに 亡くなった方の数が 増えていく。
取れるだけの人全員に 連絡を試みた。
幸いなことに 家族、友達、みんな 無事だった。
それが 何よりだった。
良かった、生きていてくれて、良かった！！！！
その日からすっかり 勉強する気をなくしたヨネは 勉強せずに、毎日のように 配給を貰いに行ったり、井戸水を汲みに行ったり、お風呂屋さんの 行列に並ぶ日々が 続いた。
なんかもう、生きてるだけで 良かった。
１月１６日以来、やっと学校に行ったのは 卒業式だった。
久々に会った友達たちは、再会を心から喜んだ。
本当は 涙涙の卒業式なのに、この日ばかりは 笑顔で溢れていた。
でも、住むところを失った友達が 沢山いた。
「うち 全壊した～！」
「うち 燃えたよ！」
すごく辛かっただろうし、これからも もっと大変なのに、笑って そう言う。
きっと みんな、また こんな風に 笑って、友達と再会できることの方が、
よっぽど 素晴らしいことだっていうのが わかってるから。
６０００もの 多くの尊い命が 失われた中、自分が 今 生きているということが、
どれだけ幸せなことか よく わかってるから。
１１年経った今でも、小さな地震でも このときの恐怖が蘇って、心臓がバクバクいう。
体は しっかり あの時の恐怖を 覚えてる。
歴史的には 風化されていっても、やっぱり 体験者にとっては、昨日のことと 同じ。
忘れちゃいけない。忘れられない。
今朝は 早起きして ５時４６分に 黙祷。
ヨネの実家 都渡（とわたり）家では、毎年 この日は おにぎりを食べていた。
地震の後、料理が出来ない状況で やっと食べられたのが おにぎり。
５人揃って 食べることのできたおにぎりを、たまらなく美味しかった あのおにぎりを 忘れないために。
今日は 忙しくて にぎる暇さえ 惜しいので、手巻き寿司風にした。
お米は この前京都に行った時、西洋かっぽう井田で、帰りに 戴いた 手土産。
丹波七福米というお米で、こしひかり きぬひかり どんとこい 祭晴れ 日本晴れ っていうお米と 古代米の 赤米と黒もち米の ７品種をブレンドしたやつで、炊くと うす紫になる。
（クリックしてね♪）
モチモチして、すっごい 美味しいお米だった！！
手前は おつまみ。
鮭とばみそ いか塩辛 いか白造り 鯨ベーコン松前漬。
麩の味噌汁。
今日は チョコの爪を切りました。
「ヲイ、そこのブタ！何しとんじゃ！」
「爪 切らせてください・・・」
不安そうなチョコたん
終わったあとは ヨネの膝の上で ご満悦。
安心しきって アクビ。おもろい顔が 撮れました。
藤井家には お笑い系は １人も存在しないので、こんな顔を オチに使われては チョコたんが かわいそうだ。
たまには 可愛いとこ、見せたれ！
チョコたんのお水の、「生茶」が気になると 言われたので、はがして ヨネが落書き。
「何やってんの？」
「ねえ、何やってんのさ？」
「うるせーよ バカ」
ヨネにチュっ
（今日はどこにも 出かけてないからといって 髪がハネてるのは 寝グセでは 決して・・・・・・ウフ）
かと 思ったら どうやら 興味があるのは シンナーくさいペンの方。
お前も なかなかのワルだねぇ！
「ほれ」
「スー ハー スー ハー」
ラリったチョコたんでしたとさ。
あ、ちなみに ライブドアの影響で 昨日の儲けが全てパーなくらい 株価が下がりました・・・
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１１年前の この日も、多くのヘリコプターが 飛んでいた。
４車線 全部、消防車で 埋め尽くされた 消防署前の 異様な光景が 今でも目に 焼きついている。
１９９５年１月１７日から １１年経ちました。
いつものように眠りについたヨネは、目覚ましが鳴る前に 目が覚めた。
聞いたこともないような、轟音が 遠くの方で聞こえた。
「？？何の音？？」
あっという間にその音は 大きくなり、同時に 大きな揺れが 襲ってきた。
月明かりに照らされて かすかに見える自分の部屋の家具が 大きく揺れていた。
机の下に もぐらなくては、なんて考え、全くなかった。
ヨネは しっかりと目を開けて、事の成り行きを見ていた。
これが 幸いして、頭の上に倒れてきた家具を とっさに 手で支えられた。
このまま おさまらないんじゃないだろうか、というくらいの 長い長い揺れが続いた。
叫び声すら かき消されるほどの 地鳴り。
やがて おさまった揺れのあとは、びっくりするほどの 静寂。
静かだった。
聞こえるのは 自分の鼓動だけ。
バクバクバクバク・・・・・・ いつもの 何倍かのスピードで 地震の怖さを物語っていた。
寒さと恐怖で、家具を支える手が 震えていた。
パパとママが１階、姉と弟が３階、ヨネは２階で １人で寝ていた。
「みんなは？！」
と思った時、下から「大丈夫か～～～？！」と パパの声。
「大丈夫・・・・・・・・やけど、動かれへん！」
３階からは「出られへん！」の声。入り口が 荷物でふさがってしまっていたらしい。
あぁ、みんな 生きてる！！！！！！！
電気も 水道も ガスも 止まっていた。
１階に集まって ひとつの布団で 家族５人 身を寄せ合って ラジオを聞いた。
電気はすぐに通ったけど、最終的に ガスは２月後半まで 通らなかった。
テレビで見た 神戸の街は 最早、ヨネの知っている神戸では なかった・・・。
受験生だったヨネは、やっと入れた自分の部屋を見て 愕然とした。
「何これ・・・・・・・・？」
参考書やプリント類が 散乱していた。
お気に入りのマグカップが 割れてしまったけど、もう そんなこと どうでも良かった。
テレビでは、分刻みに 亡くなった方の数が 増えていく。
取れるだけの人全員に 連絡を試みた。
幸いなことに 家族、友達、みんな 無事だった。
それが 何よりだった。
良かった、生きていてくれて、良かった！！！！
その日からすっかり 勉強する気をなくしたヨネは 勉強せずに、毎日のように 配給を貰いに行ったり、井戸水を汲みに行ったり、お風呂屋さんの 行列に並ぶ日々が 続いた。
なんかもう、生きてるだけで 良かった。
１月１６日以来、やっと学校に行ったのは 卒業式だった。
久々に会った友達たちは、再会を心から喜んだ。
本当は 涙涙の卒業式なのに、この日ばかりは 笑顔で溢れていた。
でも、住むところを失った友達が 沢山いた。
「うち 全壊した～！」
「うち 燃えたよ！」
すごく辛かっただろうし、これからも もっと大変なのに、笑って そう言う。
きっと みんな、また こんな風に 笑って、友達と再会できることの方が、
よっぽど 素晴らしいことだっていうのが わかってるから。
６０００もの 多くの尊い命が 失われた中、自分が 今 生きているということが、
どれだけ幸せなことか よく わかってるから。
１１年経った今でも、小さな地震でも このときの恐怖が蘇って、心臓がバクバクいう。
体は しっかり あの時の恐怖を 覚えてる。
歴史的には 風化されていっても、やっぱり 体験者にとっては、昨日のことと 同じ。
忘れちゃいけない。忘れられない。
今朝は 早起きして ５時４６分に 黙祷。
ヨネの実家 都渡（とわたり）家では、毎年 この日は おにぎりを食べていた。
地震の後、料理が出来ない状況で やっと食べられたのが おにぎり。
５人揃って 食べることのできたおにぎりを、たまらなく美味しかった あのおにぎりを 忘れないために。
今日は 忙しくて にぎる暇さえ 惜しいので、手巻き寿司風にした。
お米は この前京都に行った時、西洋かっぽう井田で、帰りに 戴いた 手土産。
丹波七福米というお米で、こしひかり きぬひかり どんとこい 祭晴れ 日本晴れ っていうお米と 古代米の 赤米と黒もち米の ７品種をブレンドしたやつで、炊くと うす紫になる。
（クリックしてね♪）
モチモチして、すっごい 美味しいお米だった！！
手前は おつまみ。
鮭とばみそ いか塩辛 いか白造り 鯨ベーコン松前漬。
麩の味噌汁。
今日は チョコの爪を切りました。
「ヲイ、そこのブタ！何しとんじゃ！」
「爪 切らせてください・・・」
不安そうなチョコたん
終わったあとは ヨネの膝の上で ご満悦。
安心しきって アクビ。おもろい顔が 撮れました。
藤井家には お笑い系は １人も存在しないので、こんな顔を オチに使われては チョコたんが かわいそうだ。
たまには 可愛いとこ、見せたれ！
チョコたんのお水の、「生茶」が気になると 言われたので、はがして ヨネが落書き。
「何やってんの？」
「ねえ、何やってんのさ？」
「うるせーよ バカ」
ヨネにチュっ
（今日はどこにも 出かけてないからといって 髪がハネてるのは 寝グセでは 決して・・・・・・ウフ）
かと 思ったら どうやら 興味があるのは シンナーくさいペンの方。
お前も なかなかのワルだねぇ！
「ほれ」
「スー ハー スー ハー」
ラリったチョコたんでしたとさ。
あ、ちなみに ライブドアの影響で 昨日の儲けが全てパーなくらい 株価が下がりました・・・
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