小さな猫の命、輝け!

7/27、家の裏で鳴いていた、へその緒の付いた生まれたての子猫を保護。
初めての人工保育に挑戦します。お願い、生きて!

旅立ったベガ (19日目)

2005年08月15日 | 
0:20AM頃、私の手の中でベガの命がつきました。
見守り、心配してくださった皆様、ありがとうございました。

0時少し前、ミルクの用意してベガの所に行きました。
でも、もう口もあけたくない感じ。
なんとか注射器で1滴.....飲み込む力もありません。
さすったり呼びかけたり。
だんだん動かなくなるベガを両手のひらで包んで、
「がんばって、がんばって、ベガ」
と呼びかけ、ゆすり、さすり、温めて。
まったく動かなくなったと思ったら、最後にお口を少し動かしました。
「いいよ、ベガ、もういいよ。頑張ったね。もう頑張らなくていいんだよ.....」


ベガへ
可愛いベガ。猫にはなれなかったね。
すずめみたいな、ねずみみたいな生き物のまま。
ごめんね、火傷させてしまって。
ごめんね、ミルク無理にのませて。
もしかしたら、誤嚥で逝ってしまったのかもしれない。
私のせいかもしれない....

保護した時、あんなに元気に泣いてたベガ。
その力を弱らせたのは、私かもしれないね。
昨日、今日は、ミルクなんとか飲ませようと、ベガにとっては嫌なやつだったね。
ベガにとっての私は、苦しみばかり与えた、嫌な奴かもしれないね。

昨日、元気になったらおもちゃを買ってあげるねって約束した。
猫じゃらしで遊んであげるって約束した。
約束、守りたかったよ。ベガ。・゜゜・(>_<)・゜゜・。

保護しても、ちっとも楽しい日々をあげられなかった。
ひとりぼっちで洗面所で寝てたベガ。
そんな日々を送るぐらいなら、保護しない方がよかった?

三日坊主の私が、19日間も書き続けたよ。
ベガが幸せになれる日まで、毎日書き続けるつもりだったよ。

ベガ、本当にごめんね。
さよなら、私の天使。
大好きだよ、ベガ、ベガ、ベガ.......
君の生きた夏、ほんの短い日々だったけど、
君が生まれて来た事を、忘れないよ。
手のひらにぬくもりをありがとう。