プーちゃんがやって来た!

16年を共に過ごした愛犬チャンプの死から5年、2代目ミニチュアプードル カービィがやって来ました。

ペットフード情報 Part1

2006-09-18 | 動物の権利
ペットフードの動物実験に関する情報を集めています。
今日の分は、イギリスの動物愛護団体BUAV(The British Union for the Abolition of Vivisection)、及び関連する団体のウェブサイトからです。
(ウェブサイトアドレスはhttp://www.buav.org/index.html)

まずは動物実験を行っている会社のリストです。

会社名: Procter & Gamble / アイムス
主な商品: ユーカヌバ
ウェブサイト: http://www.iams.com/

会社名: Colgate Palmolive
主な商品: ヒルズ サイエンスダイエット
ウェブサイト: http://www.hills.co.jp/ (日本語)

会社名:マスターフーズ
主な商品名: ペディグリーチャム、ロイヤルカナン、シーバ、シーザー、
ウェブサイト: http://www.pet-foods.net/wolsome/index.html (日本語)

会社名:Nestle Purina
ウェブサイト: http://www.purina.com/ (注:音楽が流れます)

会社名:Nestle Friskies
ウェブサイト: http://www.friskies.com/ (注:音楽が流れます)

動物実験を行ってる巨大企業は日本語のウェブサイトも備えて、幅をきかせてますね。
マスターフーズに至っては、わざわざページを割いて「地道かつ妥協を許さない研究を通じて」と動物実験を行っている研究所を紹介しています。そんな会社のフードをずっとカービィに与えてきたことが悔やまれます。P&Gに対しては、世界規模で毎年抗議デモが行われています。
(その様子はこちら:http://www.uncaged.co.uk/news/2006/boycott.htm)
イギリスをはじめ、アメリカ、フランス、ニュージーランド、オーストラリア、アイルランド、ベルギー、ドイツ、オランダ、スペイン、イスラエル、クロアチア、ロシア、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、南アフリカなどが2006年に抗議デモを行ったようです。日本の名前が見られないのが淋しいですね。ユーカヌバに限らず、P&G製品のボイコットを呼びかけています。動物実験会社、動物殺害会社、などなどというグローバル抗議がもう10回に渡って行われているにも関わらず、未だに研究所で不必要な実験に苦しむ動物がいるというのは理解に苦しみます。抗議デモのリポートの中にアリエールと洗剤に埋もれて死んでいるウサギだかネズミの写真があり、「パッケージには記されていない原料」という添え書きが。ドキッとしました。私も何も考えずにアリエールを使っていました・・・。


BUAVは2004年に動物実験に関するペットフード会社の方針などを調査し、下記の会社が当時、厳しい基準をクリアしてBUAVに動物実験をしていないと認定されていますが、2004年以降、監査を行っていないので、下記の会社が方針転換をしていないとは言い切れない、と書き添えてあります。尚、BUAVがイギリスの団体なので、下記の会社も全てイギリスの会社ですがイギリス以外にも動物実験していない会社はもちろんあるので、後日アップします。

どの商品が日本に入ってきているのかがわからなかったため、ウェブのアドレスは商品の写真が見れるページを明記しました。

会社名: Burns Pet Nutrition Ltd
商品名: Burns Real Food For Dogs; Burns Real Food For Cats; Burns Organic Food For Garden Birds.
ウェブサイト:http://www.burns-pet-nutrition.co.uk/store/index.html

会社名: Europa Pet Foods Ltd
商品名: Europa (Europaという名前のスーパーがあるようですが、そこで出しているものとは別物です)
ウェブサイト: http://www.europa-pet-food.co.uk/products.htm

会社名: Fromm Family Foods
商品名: Fromm Family Four Star Nutritionals; Fromm Family Nutritionals.
ウェブサイト: http://www.postalpetsproducts.co.uk/buav.htm
※イギリス内のみの配送のオンライン注文のみなので、動物実験してません!という内容を紹介するページのアドレスです。

会社名: Harbingers Of A New Age
商品名: Vegecat; Vegekit; Vegedog; Vegecat Kibblemix.
ウェブサイト: http://www.vegepet.com.whsites.net/Merchant2/merchant.mvc?Screen=CTGY&Store_Code=HOANA&Category_Code=FD

会社名: Leander International Pet Foods Ltd
商品名: Arden Grange; Arden Grange Classic - dog and cat.
ウェブサイト: http://www.ardengrange.com/prod_cat.asp

会社名: NatureDiet Pet Foods Ltd
商品名: NatureDiet Pet Foods - for dogs
ウェブサイト: http://www.naturediet.net/products/index.html

会社名: Trophy Pet Foods
商品名: Trophy Pet Food
ウェブサイト: http://www.trophypetfoods.co.uk/services/buav.asp
※商品ページで写真が無かった為、動物実験に対するTrophy社の方針が載っているページのアドレスです。





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毛皮は、生きたまま毛皮を剥がされて虐殺された罪無き動物達の死体です。
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ペットフードに動物実験?

2006-09-13 | 動物の権利
ロデムママさんの動物実験の記事で、ドイツでの化粧品の動物実験の実情を調べている途中に偶然知ることとなった「ペットフード会社の動物実験」。愛犬の健康のために、を謳い文句に幸せそうなワンコをパッケージに載せた会社が製造の過程で動物実験??日本語のサイトだとそれ程色々な情報は出てきませんでしたが、英語・ドイツ語のサイトだと「こんな残酷な動物実験を行う会社のペットフードはボイコットしよう!」と言った調子で、色んな会社の名前が挙げられていました。とりわけ、P&Gの傘下、Iamsのユーカヌバがかなり酷い実験をしてるようで・・・。時々獣医さんで頂くサイエンス・ヒルズも、カービィのドライフード・ロイヤルカニンも全て動物実験をやってました。

化粧品や毛皮なんかは無くても生きていけるけれど、ペットフードというのは実際に愛犬が食べるものなので、安全かどうかというのはすごく大事。だからペットフードの動物実験に関しては賛否両論だとは思います。私個人としては、今後は動物実験をしていない会社のフードを購入しよう、と思ってますが。そもそも、動物実験で安全かどうかを確認しなくちゃいけないぐらい、色んなものが添加されたものは私達人間だって食べたくはないですよね・・・。




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動物愛護法

2006-09-04 | 動物の権利
百代ちゃん連れ去り事件に関しては、犯人への怒りがつのるばかりです。きちんと法に則って処分されてほしい、と思ったのですが、その肝心の法のもとでは、動物の殺害が「器物損壊罪」になるとか。動物は「器物」じゃない!命があるのに!!とますます怒りがこみあげてきました。が、この「器物損壊罪」というのは「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金」と定められていて、一方の動物愛護法だと「1年以下の懲役」と軽い為、動物の殺害は、より重い刑罰を課す事の出来る「器物損壊罪」で立件される事が多い様です。ただ、動物愛護法は2006年6月に改正されているので、今でも1年以下なのか、それとももっと重くなったのかは調べきれませんでした。

私の住むドイツでは、こういったケースはどういう罪になるのかが気になりました。夫にきいてみたところ、やはり「知らない」との事で、ネットで調べてみるか、と思っていたのですが、今日、カービィを獣医さんに連れて行ったら「動物の権利」というフリーペーパーが置いてありました。なんとタイムリーな!!と早速持ち帰って言葉の壁に苦しみつつ読んでいますが、そこに小さく動物愛護法の抜粋が載っていました。

以下の者は3年以下の懲役又は罰金に処する。
1.脊椎動物を正当な理由無しに殺害した者。
2.脊椎動物に
 a.)著しく耐え難い苦痛を与えた者
 b.)長期に渡って繰り返し苦痛を与えた者

と、2.については訳に自信がありませんが、こんな内容でした。罰金額については、別項に表記されていて、色々条文が入り乱れてて、これまた自信ありませんが、多分5000ユーロ以下(約75万円)です。器物損壊法が動物殺害に適用されるかどうかは、まだ調べられていません。とりあえず、動物愛護が進んでいると言われるドイツでも、日本の動物愛護法よりは若干いいものの、罰則という点では日本の器物損壊罪とそんなに大差ないのか、とちょっと驚きました。要改正の声があがっているのかどうか、時間はかかるかもしれませんが調べたいと思います。

この「動物の権利」の冊子を読んでいたら、実験動物として生きてきた犬、ヘンリー君が、最期の3年を一般家庭で精一杯の愛情を受けて過ごす記事が載っていて、またまた涙が止まりませんでした。獣医さんにも長くはもたない、と言われる程体はズタズタだったのに、新しい(そして初めての)飼い主さんに愛情を受けてどんどん回復して、生まれて初めての自由を謳歌しながら一緒に森の中を散歩したり出来るようになりました。どこへ行くにも、「僕をもうどこにもやらないで」と訴えるように飼い主さんにピッタリ寄り添っていたそうです。ある寒い朝、急に起き上がれなくなり、そのまま数時間後、息を引き取りました。「私はヘンリーにはどんな事でもしてあげたかった。この子が実験動物として毎日耐え難い苦痛を受けていたなんて想像すら出来ないぐらい辛い。人間はどうして生きている動物に実験で苦痛を与えておきながら、その後何もなかったかのようにのうのうと暮らせるのか」という飼い主さんの言葉にまたまた大泣きしてしまいました。

愛犬カービィのほのぼの成長記録の筈だったのですが、なんか辛くて悲しい現実の話ばかりになっちゃってますね。



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動物達の権利

2006-09-01 | 動物の権利
今日、ちゃあさんのところでとっても悲しい記事を読みました。心無い繁殖家によって、狭い檻の中に閉じ込められ散歩はおろか、病気になってもお医者さんに連れて行ってもらえる事もなく、瀕死の状態に陥っていた犬達がwan lifeというボランティア団体によって保護されたときの模様です。皮膚病で全身の毛が抜けていたり、歯や顎の骨が溶けてしまっていたり、目が腐ってしまっていたり・・・本当に悲惨な状況です。(繁殖場からのレスキューの様子はこちら

先日記事にした毛皮の件といい、この乱繁殖の件といい、どうして人間はお金のために、物欲のために、物を言えない罪の無い動物にこんな酷い事が出来るのか・・・。自分が同じ人間である事すら嫌になってくる程の酷い現実です。

この乱繁殖は、悲しいけれど氷山の一角なのでは、と思います。日本に住んでいた頃、近所のホームセンターにあるペットコーナーをたまに覗いていましたが、展示されている犬達の回転の早いこと!大きくなってきたなぁ、と思うとすぐにその犬は姿を消して、また小さい仔犬が売られています。大きくなった仔犬達はどこにいったのでしょう?親犬は一度も日の光を見ないまま、不潔な狭い檻の中で一生を過ごし、産まれた仔犬達は運良くいい飼い主さんと巡りあえればいいけれど、そうじゃない場合には、ショーケースに閉じ込められて展示された挙句に処分。親犬も仔犬達も、これじゃ一体何の為に産まれてきたのでしょう?

前々から、ペットショップでの犬猫展示販売には疑問をもっていました。命ある動物を、日用品や家具と同じように展示して売る、いっぱい仕入れていっぱい売って売上げアップ、そんなんでいいんでしょうか?個人の繁殖はもちろん、職業としての繁殖家の繁殖も厳しく条件をつけて、本当に犬猫が欲しい人は、注文を入れて産まれてくるのを待つシステムにすればいいんです。本当に欲しい人だったらちょっと待つぐらいどうって事ないでしょう。wan lifeさんの活動日誌を読んでいたら、可哀想な犬を助けたい、と言って保健所に出向いて犬を引き取っては虐待して殺している気の狂っている男の話などもあり、繁殖家の方には、引渡し相手の審査を厳しく行うようにしてもらいたいと思いました。

wan lifeさんで不幸な犬達を救うために頑張っているスタッフの方をはじめ、失われつつある動物の権利の為に闘う人たちもいっぱいいます。今はネットの力でネットワークがどんどん広がっていく時代。動物の権利の為に一人一人が声をあげていけば、少しずつでも、何かが変わるのではないか・・・そんな思いで今日の記事を書きました。


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