☆お正月の風習
「なまはげ」と「シトドン」の関係
鹿児島県薩摩半島の約38km西方の東シナ海に浮かぶ 甑島に
トシドンって言う面白い風習があると「甑島」出身のお知り合いから
ご紹介していただいた「甑島通信HP」を見て知りました。
「トシドン」・・・まさしく昨年行った青森県男鹿半島の「なまはげ」と
一緒ではないか?と思いました。
◆トシドン
http://www.youtube.com/watch?v=nFIsB1ieeVA
大晦日の夜、子供のいる家にこわいお面を被ったトシドンがやってきます。
「今年一年 おりこうだったか?」 「お母さんの手伝いをしたか?」 「歌を歌え」
とコワーイ声で子供達 を震え上がらせて、最後に大きな年餅をくれる。
◆ナマハゲ
http://videolib-akita.jp/namahage/
ナマハゲ行事は毎年、大晦日の晩に男鹿半島ので行われます。
年に一度各家庭を巡り、「怠け者はいねが。泣く子はいねが」と練り歩きます。
各家ではご馳走を作って用意して、家族で迎えます。
調べてみると、甑島のトシドンは、遠くは石垣島のマユンガナシ
近くは鹿児島のカセダウチと同じ系統をひいているようで
その流れは日本海側に沿って秋田県男鹿半島の
ナマハゲに至ったのではないかと?
文化の伝承は面白いものですね。
海は陸伝えではなく直接伝わるのが良いですね。