☆「アトピーに効く温泉は?」よく聞かれます。
島根県小屋原温泉
皮膚病に効能がある温泉
アトピーは現代の食生活や生活環境の影響といわれているが
悩みを抱えている人は多い。
しかし、アドバイスには、正直答えに苦慮する。
というのは、皮膚はデリケートであり、人によって効果は様々で
一つの温泉地でも効果が有る人と無い人がいる。
肌や体質が人それぞれであるため
効果が出る温泉地がそれぞれ違うというのが一般的なのである。
基本的に専門医とよく相談をして指示に基づいて行った方がよい。
特に、アトピーの場合は、お肌の状態を考慮した方がよい場合があり
肌の弱い子どもや高齢者のかたは
温泉によって肌の油分を取られてしまい逆効果な事もある。
現代医学では温泉治療の効果については相関関係が解明されていないが
温泉につかるとアトピーの症状が数日緩和される方も大勢いる。
アトピーはストレスなどの精神的な要素も原因と言われているので
保養地でリラックスするのも症状改善によいのかも知れないと私は思っている。
その人それぞれに合った泉質を新鮮・清潔をキーワードに自分で確かめ
お気に入りの温泉を作っていくのも皮膚病に効く温泉を探す秘訣だと思う。
慢性皮膚炎に良いとされているのは
「炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉」などである。
特に「酸性泉」には殺菌力があり効能効果が高い。(ただあまり酸性が強すぎて効果もある)
代表的な「酸性泉」が別府市に「明礬温泉」、青森県「酸ヶ湯」などがある。
酸性泉ではないが岡山県の「湯原温泉」にはアトピー性皮膚炎の温泉療法に詳しい
「湯原温泉病院 真庭市」がある。
泉質である低張性アルカリ単純泉の特長を活かし
ステロイド剤にたよらない温泉療法を専門の温泉療法医が行っており
注目を集め、全国から患者が訪れている。
同病院の院長は温泉専門誌のインタビューに
「アトピーの治療には肌を清潔に保ち刺激しない事が非常に有効であり
湯原温泉の豊富な湯量と泉質がそれを可能にしている」
「また、田舎の中でのゆっくりとした生活が、自然治癒力を高めている」
泉質と環境が回復力の源と答えている。
広島県では国民保養温泉の「矢野温泉」が近場で人気がある。
西暦1200年ごろ、豊成法師によって発見され、国民保養温泉地にも指定されている
由緒ある名湯であり、泉質は放射性ラジウム泉で、無色透明、無味無臭。
効能は神経痛・慢性皮膚炎などに効能が期待できる。
入ってよし飲んでよしの万人向けする温泉である。
山口県豊浦町の川棚温泉も慢性皮膚炎に効能が高い
青い海、湯けむりがほのぼのと立ち上る静かな温泉郷で日本海も近く
海の幸が豊富。800年以上の歴史を誇り人気のある温泉地である。
特徴は、湯は柔らかで、肌がするするし、少しぬるめである。
島根県大田市三瓶町に小屋原温泉が皮膚病に効能が高いと
温泉マニアの間で人気がある。全国的にも珍しい二酸化炭素泉で
炭酸の温泉である。サイダーのお湯の中に入ってみたいな感覚で
はじける気泡がいかにも効きそうである。
湯原温泉病院 http://www.yubara.com/hospital/