精神療法関係の書籍紹介

先日、「日本人に合った精神療法とは」（町沢静夫著、日本放送協会出版刊）という書籍を購入した。
力動精神療法と認知行動療法について知りたかったのである。

薄手の本なので一日で読破してしまった。

認知（行動）療法の基礎については、ある程度やり方を知っていて、自分で試してきてみたが、今一つしっくりこない感じがしていた。

町沢氏はこの著作の中で、「一つのアプローチにこだわるのは適当ではない」と再三述べているが、逆に私は、自分には力動精神療法が合っている印象を受けた。

なぜ合理的でない感情や、行動が起こるのか。そのためには、ある程度自己を分析する必要がある、と感じたのである。

日本における精神療法の現状を知るには、うってつけの本である。

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