神話の世界に行ってきました！

夏休みを利用して、島根に行って来たよーーー！
寝台列車に乗りたかったからサンライズ出雲！
友だちとは現地集合！！
超楽しかった～～～♪
帰って来て、酔っ払いの勢いで久々のブログ更新！


えーっと、今回、独身三十路女子の旅行で、
現地集合で松江～出雲を観光してんけど、
出雲路、神々の宿る場所ですよ。
当然「縁結び」しよう、って話になるやないですかー？
私は、縁結びで有名な八重垣神社より、出雲大社の方がいいと思ってん。


なんでかというと、出雲大社は、
男女の縁だけでなく、あらゆる人との関わりの縁、
すべてのことが縁でなっている、という考えから、
仕事の縁とかも含めての縁結びやねん。

で、出雲大社に祀られてるのはオオクニヌシノミコト（大黒様）

これは、ちょっと鈍感でお人好しなモテ男。

因幡の白ウサギで有名は「大きな袋を肩にかけ～♪」の、
大きな袋は実は、
イジメで持たされてる兄たちの荷物wwww
ほんで、兄たちに虐められて、しょっちゅう殺されるwww
で、お母さんやら周りの女性たちに助けられるwww
さらには、ヨメを娶る時も、なんか結局自分の力というより、
他人に助けてもらってなんとかなってるwww
さらに結婚してても、あっちにイイ女がいるとウワサを聞けば会いに行くww

もうね、大好き！！

さらに、神在月では、全国各地から神様が出雲大社に集まって、
こいつら、どうする？　んー、これとこれ、くっつけとく？
みたいな会議をする。
日本全国の神様やで！！　なんとかなりそうな気がせえへん？


一方、八重垣神社は、スサノオとクシナダヒメが結婚して作った新居。
二人は仲睦まじく幸せ。
でも、この、スサノオがまたメチャクチャ。
無骨で乱暴者で、お姉さんであるアマテラスが
「うちの弟がすみません…」って天の岩戸にこもっちゃうぐらい酷い。
天界を追放されちゃうぐらい酷い。

とはいえ、ヤマタノオロチを退治したり、やる時はやる男。
トリックスターとしての役割も含めて、すげーかっこいー。
クシナダヒメは、オロチから助けられてスサノオと結婚するんだよ。
で、新居にまつわるのが、八重垣神社。

八重垣神社にある鏡池、
今は「コインを紙に乗せて沈む時間で結婚出来るか占う」、
みたいなことになってるみたいだけど、
昔は、恋人同士が一緒に占うものだったらしい。
「イモリ」が沈んだコインに近づけば良縁。
そうでなければ残念。
…条件、厳しすぎる。。

多分、それじゃ流行らへんから、
女の人が単体で占う、現在の形になったんやと思う。
オンナって、恋愛に関しては金を惜しまへんもんやからなー！！

さらに、スサノオ、自分の娘とオオクニヌシの結婚は認めへんねん。
無理難題を吹っかけて、オオクニヌシを困らせる。
うーん、分かるわー。だって、オオクニヌシ、ロクデナシやもん。
実際に娘、後々、浮気されて苦労してるしなぁwww
最終的には許したけど、許し方もカッコイイ。
逃げ出した若い二人を怒り狂って追いかけてくるのに、
ある一線を越えたとたんに「幸せになれ！」って突然祝福モード。
ふはぁーー、オトコの中のオトコだわー♪

でも、、、
そういうわけで、八重垣神社は
「誰かいい人に出会えますようにー」とかいう話には
そぐわない気がする。
いわゆる「縁結び」には、八重垣神社は合わへん気がするねんな。
結婚式を挙げる、とかにはいいのかも知れない。
でも、やっぱり縁結びするなら、出雲大社だと思うよ。

ただ、良縁を結ぶ、よりもさきに
「悪縁を断つ」ってのも神様の仕事のうちだったりするけどね。


興味ある人は古事記でもなんでも読んでみるといいよ！
おおらかで明るくてハチャメチャでエロで面白いよ！
神話やのにしょっぱな男女の神様が
「俺の体、なんか一部余ってるねんー」
「私の体、なんか一部足りへんねんー」
「ほな、俺の余ってる所と、自分の足りへん所、合わせてみよかー」
だもんね☆
このやり取り、オシャレやと思わへん？
FUCK!!　COME ON!!　BABY BY ME!!
ほんで、産まれるのは、「島」とか「国」wwww

あーでも、この夫婦の神様も、後々死に別れてあげくに憎み合うねんけどな！