よじるし -日常茶飯事-

とりたててなんのことはない日常のネタを、わざわざとりたててみようじゃないか。
という心意気。

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スカイ・クロラ

2008年08月11日 | 5. ライブやら, なんたら展やら
見て来た。

↓公式サイト
http://sky.crawlers.jp/index.html

まー、言うたら私、ここの制作会社(プロダクションIG)のファンでして。
攻殻機動隊とかそーゆーの作ってたところで。
キャラクターはあんまりかわいくないんだけど、
なんか、見てて「仕事が丁寧だなぁー」って思うから好き。
丁寧すぎて赤字だったりするんだけどね。笑

押井守監督はね、よく分からん。
そんな観た訳じゃないし、あんま知らないし、
作品を「その監督だからどーこー」って言える筋じゃない。
宮崎駿とか庵野秀明とか、そんなんだっていっぱい見たわけじゃないし。
てゆーか、なんでアニメの監督って有名なん?
普通の映画作品より「誰々の監督作品」ってのが大きく出るような気がするんだけど。
あ、巨匠ってことなんかな?

まぁけど、語れるほどじゃないけどアニメは好きです。
俳優さんが演じてるより感情移入が出来る。
「アニメ萌えー」って意味じゃなくて、
生身の俳優さん、たとえば、キムタクとかだって、
何を演じててもキムタクにしか見えないので感情移入できないのだ。

それに、アニメだと、ありえないシチュエーションとかも、
なんとなく受け入れられるしね。
好みじゃない絵も、その設定で美醜がなんとなく受け入れられるし。
(だって、実写だと好みの問題で「どー考えても脇役の方がキレイ」ってあるんだもん)

と、まぁ、アニメ映画をわざわざ観に行ったことに対する言い訳はこの辺にしよう。


作品の感想。

「あとからじわじわ来る」

音楽とかすごいキレイだし、
戦闘シーンも迫力モノだったから「大画面で観て良かった」と思った。

でも、予告編がピークだったかなぁ。
世界観が素晴らしくって、興味があって、それで観に行ったんだけど、
それがピークで、映画は「ふーん」て感じだったな。

原作を読んでないから「語るな」と言われるんだろうけど
別に個人的感想だから、何を言っても自由だと思うんで言うけどさー。
世界観はすごく好き。
設定がすごく考えさせられるし、長いセリフも考えさせられた。
なんのために生きてるんだろう、とか。
でも、「生と死、そして運命」という見方しかできなくて、
恋愛映画としてとらえられなかったんだけど、私がまだまだ未熟?

あと、
菊池凛子は無い…。

いやー、だって、棒読みなんだもん。
これはこういうキャラなんだ、と思い込もうとしたけど
ヒロインなんだから、なんていうかもうちょっと欲しかった。

加瀬亮君も棒読みだったんだけど、
「棒読みっぽいキャラクター」って感じが出てたし。
他の人上手だったんだけど。
谷原章介さんとか、個人的にはバッチリだと思ったし。

でも、凛子、無いわぁ…。
ごめんよ、凛子自体は嫌いじゃないんだけど
映画の最中では彼女のセリフのたんびに「ぁああ…」って残念感が漂いました。

あとね、映画、見に来てた人たち…
「いかにもオタク」のステレオタイプな感じの人が半分ぐらいいたよ。
なんであんな、エラそうなんだろう?
なんであんな、わざわざ大きな声で自分の意見を語るんだろう。(しかも上から目線)
振り返って「うるせーよ!」って言いたかった。
幸い上映中は静かにしてたけどね。(近くにいなかったから知らないけど)

あーゆー「芸人に真似されちゃうようなオタク」が
もう少し自覚してくれたら、オタク文化はもっと
「ロリコン」とか「モテない童貞の世界」って偏見が無くなると思うんだけどなぁ。。。