町へ出よう!

2012-07-08 23:35:31 | Weblog
書を捨てよ町へ出よう、寺山修司、全く読んだこと無いのですけれども、
なんだか、あの時代の空気感、この1年半で少し興味を感じるようになってきました。

さて、タイトルは借りてきて、
ちょっと違う話なのですけれども、


昨日は、神野なお子さんの主催する「体感する音楽=体音」プレゼンツの
トロンボーンの池田雅明さんのカルテットのライブ、

今日は、品川イーストワンタワーでの、フリーコンサートでした。

どちらも内容的にも充実して、楽しく演奏させていただきました。
有難うございました!




ジャズの演奏家は、大体ジャズファンの前で演奏し、
ジャズファンのために録音を吹き込む、
どうしても、狭い世界に生きざるを得ないところはあると思います。

勿論それだけに深いし、無限の広がりのある世界ではあります。

今日では、何が一体ジャズなのか、拡がりすぎて、各種のフュージョンによって、周縁はよく分からないし、
いわゆるこれぞジャズしかやっていないジャズミュージシャンなんてかえって数が少ないかもしれません。



ともかく、昨日今日のライブのように、もっと開かれた場所で、
普段演奏するようなジャズのライブハウスでは無い処で、
或いは普段ジャズに接する事のない聴き手の前で演奏する機会をなるだけ持ちたいなと、常々思っています。



体音は昨年末のスタートですが、
E1タワーのコンサートはもう少なくとも7年間以上開かれているし、
そのコンサートの常連さんもいらっしゃるし、
僕個人もそれぞれの場でお会いした方々は数え切れない、
いずれもとても貴重で大切な場所です。

演奏者ではない人が、ライブやコンサートを企画して、実行するというのは、
演奏の最終段階に直接関与できないこともあるし、もとよりその労力、とても大変なことです。

しかし、より開かれた聴衆によりよいパフォーマンスを聴いて頂き、
ジャズ文化をより高めていきたいという、そういう強い気持ちから(?←勝手に感じているのですが;)、コンサートを開いて、続けてらっしゃる、本当にすごいことです。
そういうところに出演させていただけるのは光栄なことです。



ジャズは特に、生演奏の魅力が激しく伝わる音楽だと思うので、
演奏者としても誇りを持って、より開かれた聴衆に、自分の思う良い音楽をアピールしていく機会を求め、創り出していく必要が、これからはあると思っています。

ぜひ、皆様のご意見、ご支援、賜れればと思っています!
どうぞよろしくお願いいたします!

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1 コメント

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頭を空っぽに (ひろこ)
2012-07-09 02:05:35
ステキな企画ですね。今度遊びに行きます
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