ガラスというのはよく考えたらとても不思議な素材です。
空間と空間を物理的には仕切りながらも、視覚的にはまるで何もないかのように見渡すことができたり、光を取り入れ、さらにその光を使って様々な表情を創り出すことができます。
この建具は子供部屋の建具です。
昔は良く見かけたこのガラス・・・今では生産中止になり、輸入品でしかお目にかかれません。しかし、小さなチェックは皆の人気者。
柔らかな日差しと光が差し込み、プライバシーもしっかり守ってくれます。
ドアの向こうには・・・?
ドアを開ける楽しみと、開けた瞬間目の前に広がる空間を楽しむ為に、わざとぼかしているかのような・・・
そんなかわいらしい表情をしたチェッカーガラスは、遠くフランスからやってきました。
当社のお家づくりでは、よく室内の建具にガラスを入れることがあり、このモデルハウスにもたくさん使用しています。(今日はこれがブログネタです。)
写真のようなチェッカーガラスを含む「型ガラス」をポイントに使うと効果的だからです。
中でもアンティークのステンドグラスや波模様のガラスなど、最近ではごく一部でしか使われていないような味のあるガラスを好んで使います。
ガラスに限ったことではないですが、あまりにも均一に製品化されたものより、手作業のものや、手作業しかなかった時代につくられた「いびつ」?なものに、あたたかさが感じられる方。。。きっといらっしゃると思います。。。