君への想いを赤城颪にのせて

群馬県で貸切電車を仕立てて遊んできました。
イベントの様子はこちら。

　
澄み渡る青、差し込む暖かな陽。
曇りの予報を跳ね飛ばして、ふじぶさぐみ号がゆく。


８２年の歳月を超えて、今なお乗客を支える。


陽も傾いた夕方、途を照らす一筋の明かりがついた。

　
安全を支える腕と機器、いざ帰らん大胡へ。


夕闇迫る藍の空に月が輝き始める。
おつかれさま。


楽しい時間は早く過ぎ行く。待ち焦がれた日はここに暮れる。
ありがとう、また会おうね。

2009年11月21日　上毛電気鉄道上毛線および大胡列車区

行き帰りの途々で

いつも見ていた風景の中に新しいモチーフを見つけた
なぜ気づかなかったのだろう。


路地裏の駅は、嵐の前の静けさ。
2019年、ここはどうなっているのだろう。


丸みを帯びた文字がやさしく居場所を教えてくれる。
いつしか日本人が忘れてしまったやさしさ。


通り過ぎる無機質さの向こうで、ただ佇んでいた。


薄暗さまで心地いい。同じ蛍光灯のはずなのに。

１枚目　　 神奈川県相模原市相模大野　相模大野駅ペデストリアンデッキ
２枚目～　相模鉄道西谷駅
５枚目　　 相模鉄道７０００系車内

秋めく聖域

季節が朱く染まってゆく。
寒さの到来を一歩一歩伝える光。
そう、静かに。

神奈川県横浜市青葉区　鉄神社

代わり映えのしない夕時

代わり映えのしない日常こそが、この世界の幹。
それこそが、僕らの尽きない被写体のすべて。

2009.11.17　相模鉄道海老名駅