最近畳がある家庭が減ってるそうで、畳の年間生産も2000万枚??(昭和40年代の最盛期には4000~6000万枚)にへって最盛期の1/3になってるそうです。
新しく建つ家や、リフォームされる中古リフォームハウスでは畳の部屋を板張り(合板)のフローリングに変わってますます、畳の部屋は減ってきているとか。
それに対応して、畳産業でも、フローリングや床上暖房の上に引く薄型畳の開発やカラー畳を開発しているそうです。
畳表のイ草は熊本県が日本の9割の生産を占め、福岡はイ草生産は二位だとか聞きます。
余り知られていませんが、い草は色々な効能が有って、まず成長するときに通常植物よりCO2を良く吸収するほか、畳となって空気を浄化する働きや、室内の余分な水分を吸収する働き、そしてイ草の香りはバニラや紅茶の匂いと同じく人間の精神を鎮める効能があるそうです。
どこかの学習塾では畳の教室を作って、通常の教室と対比実験で、塾でのテスト問題を解かせてみると、畳の教室の方が18%ぐらいの解けた問題数が多くなり、集中力や問題への正解率が数%UPしたとかとの実験データもあるそうです。
また、畳の部屋では靴を脱ぐ事での精神の多少の開放感や、また、素足だと水虫にもイ草は効果があるとの話を聞きました。