↑◆右上6度法/字の右下重心法/平行線等間隔法◆↑
綺麗な字6度法の3原則説明文字画像 ⇒右上6度法/字の右下重心法/平行線等間隔法/
六度法においての原則はたったの3つ。
①原則1つめは横線の角度・・・・・・・ ⇒切の字
ひとつめは、横線を右に6度よりちょっと上にあげる(右斜め上)こと。
これが「完璧な楷書」の特徴を様々な角度から分析した結果割り出された角度なのです。
でも実際に書くときにどのぐらい傾けるのか?というとわかりないもの。
「時計の文字盤の1分が角度にして、約6度。15分のときが水平なので、
だいたい13、14分ぐらいの角度という感覚です。
これをイメージしながら横線をあげてみてください。
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一つ目の原則は横線以外にも
横線のない文字では1つ目の原則は当てはまらないような気がしますが、
そんなことはありません。
八、以、兆などの字では、・・・・・・・・・・・⇒川の字
上部の書き始める場所を右上がり6度のところにする
ことで効果があります。
これだけでも、ずいぶんと自分の字が違ったものにみえてくるものです。
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②2つ目の原則 字の右下に重心をおく・・・・・ ⇒火・円・天・月の字
少し抽象的です
1つ目の方法で、横線を右斜め上方向に少しあげて書く、といいましたが
そのままだと、なんとなく、字が傾いたように見えてしまいます。
そこで、字の右下方向、あるいは右斜め下方向に向かう部分を伸ばすことで、
字の右下に重心がかかったように見えます。
字が傾いて不安定に見えるようでは、
まだまだ伸ばしがたりません。
字がしっかりと安定しているように見えるようにしましょう
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③3つめの原則 直線の平行線は等間隔・・・・・⇒目・典・田・市の字
田や目などの、直線が3本以上並行して並んでいる字では、
線と線の間の幅はどれも同じにする、ということです。
こうするときれいな印象をあたえることができます。
丁寧に書いているようにも見えるのです。
①②③「六度法」(富澤敏彦 )について説明した。
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