11月16日のコミティアに向けて。

新刊の準備をしています。テンションが低いです。

以前のティアでは、鉛筆で仕上げた本。
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その次のティアは、全部ハイテックでペン入れ。したのに「しっかりペン入れしましょうね」と言われました。手抜きでした…ハイ。ゲフ…。
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今回はもっと頑張って（無職だし）全部つけペン（つけペンを装ったペン）でペン入れです。
ストーリーも大真面目。アクションシーン皆無です。

量産に、自宅のプリンタを使わないつもりなので、ベタ効果もケチらずどんどん使います。
原稿が墨を吸ってゲチャー…。

「はははベタって楽しいなー。」

主人公のおっさんの髪をツヤベタ効果にして後悔中です。
いつまでもいつまでもおっさんのツヤベタが終わりません。

「なにが哀しくておっさんの髪をキューティーにせなあかんのや…！バカー！！オレ様のバカー！！」

背景も、これまでフリーハンドでしたが若干定規を使っています。
定規がインクを引き伸ばします。
広がるシミ…。汚染区域拡大。

キャラを貫通する線。
うっかりの領域を超える無数のライン。

やり場のない哀しみ。憎しみ、怒り。親切。丁寧。挨拶。ウェスカー。

「世の漫画描きは頑張ってるんだなー。」

ようやく人様と同じスタートラインに来たか…と思いました。
今までサボっていたツケがこんなところにまで。

踏み越える、屍…。

ガルバンゾー（ひよこまめ）。