無益な女子力。

昨日は昔のワンピースを引っ張り出してきました。

こいつは、頑張らなくても頑張った感が出る「無益な女子力」というよりか、「野暮ったくは無い」…程度にはなんとかなるように持ち上がる的な夢物質でした。

「お友達」に合うのに、粗相のないように。頑張ろうとしたんです。
まあ、化粧しろっつー話なんですが。

しかし


「入らないぜ！」


「太ったとか、服が縮んだとか、そんなチャチな問題じゃない！骨格からして入りようが無い…!!物理的に…不可能だ…!!!しかし…こいつは数年前確かにユニクロで買って普通に着ていた服ッ…！何故だ…？」


着用できないと困るとかそういう問題じゃなく、純粋にただ納得したい一心で、この謎を解明したいが為に、5分くらいワンピースと戦っていました。

「泥棒が小窓から侵入する際に用いられるテクニック…片腕を上げた状態で服に入り込むことによって、肩の関節が斜めに入る形になり、こうやって…


……


…入らねえ!!

畜生！！あいつ直前で怖気づきやがった…！（何の話だ）

むしろむりやりねじ込んだとして、今度は脱げる気がしねえ！」


そんな脳内ドラマが展開しながら戦った末、

結局、背中のジッパーが完全に開いていなかっただけでした。


「アーン？」



「結末は案外あっけないものさ…。」

チキショー。自分チキショー。

陽炎が揺れている。


おなご。