エール・チャイルド贈本企画 ☆震災で被災した子ども達に☆

東日本大震災で被災した子供たちに心の復興支援を目指し、有志で絵本児童書を贈る活動は10年目の2021年4月に終了。

エール・チャイルド贈本企画 最後の贈本〜2021.5.7

2021年05月19日 | 活動報告/日記

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2021.5.7

エール・チャイルド贈本企画の

贈本のための募金活動を今年4月に終了し、

最後の最後までいただいたご支援により、

山元町立山下小学校へさらに14冊の本を追加で贈ることができました。


山下小学校の子どもたちの元に届いた本は、目標としていた600冊を大きく上回る、

641冊となり、

20114月に活動をスタートして以来、贈本した冊数は、合計3,099冊となりました。


多くの真心のご支援に心より感謝申し上げます。


また、この10年の間、

この小さな団体を大きな真心で応援してくださった、数えきれないほどの方々にメンバー一同、心から、心から感謝申し上げます。


皆様のあたたかいエールはきっと、子どもたちの希望の光となっていくことと信じています。


本を寄贈する活動は終了しましたが、

5月より同じメンバーで、読み聞かせ中心の活動を新たにスタートしました。

これまで贈本してきた本を、今度は現地に伺い、実際に子どもたちと読んだり、紹介したり、交流できたらと思っています。


新型ウイルス対策中の今は訪問がかないませんが、子どもたちと会える日までに、今できることを進めていきます。




最後の贈本 14冊

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募金活動(チャリティー絵葉書の販売)を終了しました〜2021.3.31

2021年04月01日 | 活動報告/日記


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2021.3.31

エール・チャイルド贈本企画の贈本活動を終了するにあたり、2021年3月31日を以てチャリティー絵葉書販売を含む募金活動を終了しました。

2011年4月11日に活動スタート以来、
現在(2021.3.26)まで、3,053冊の絵本児童書を贈ってきました。

この10年の間、多くの方とご縁あってつながり、多くの真心のご支援をいただきました。
一同、心より感謝申し上げます。

今後、贈本活動は終了しますが、今の状況が落ち着いた頃には、贈本でご縁のあった子どもたちや施設などに出かけて、一緒に本を楽しむことができれば嬉しいです。


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🍀エール・チャイルド贈本企画

2021年03月31日 | 活動報告/日記

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10年間多くのご支援をいただきありがとうございました

エール・チャイルド贈本企画は2021年5月7日の贈本を最後に本を贈る活動は終了いたしました




エール・チャイルド贈本企画

☆ 東日本大震災で被災した子ども達に、絵本児童書を贈ります ☆



どんな時でも、子ども達の生命力あふれる成長こそ未来の希望です。

今、困難に立ち向かう子供たちに生きる力になる
選りすぐりの
絵本児童書を贈り
ます。

『エール・チャイルド贈本企画』にご賛同頂いた方に
募金によるご支援を頂いたり、
オリジナル絵葉書を購入して頂くことで
長期にわたる絵本児童書の購入・送料資金としています 
←募金、チャリティー絵葉書販売は2021年3月31日を以て終了しました


『エール・チャイルド贈本企画』は子ども達の心の復興支援を目指し、
長く、丁寧に進めていきます。


ご支援・ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
 
多くのあたたかいご支援をいただきありがとうございました🍀
 
 
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6人の子どもたちへ贈本しました〜2021.3.18

2021年03月27日 | 活動報告/日記



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2021.3.18

10年近くの間、一人ひとりの子どもたちと葉書でやり取りしながら選書しての贈本も、最後の1冊は、これまでのお手紙を読み返しながら選書しました。





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2021年3月11日に寄せて

2021年03月10日 | 活動報告/日記

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この10年、贈本活動をしながら忘れられないある男の子との出会いがあります。

震災直後の5月、居てもたっても居られず、キャスターバッグに入るだけ絵本や児童書を詰め込んで宮城県に入りました。
南三陸の歌津岬の避難所の庭先で、沢山の子ども達が遊んでいました。
この偶然の出会いに、持ってきた本を並べ皆に選んでもらい手渡していたその中に、少し離れた所から本を選ばす眺めている男の子がいました。
声をかけると、「ここには読みたい本がない、僕は『絶望』の本がほしい」
「僕のうちは流されて、僕の本も僕のゲームも全部全部流されたんだ」
一瞬言葉を失い、返せた言葉は、「君に読んでもらいたい絶望を希望に変えた物語の本を贈るね」と約束をすることだけでした。

そんな忘れられない出会いが、被災地の子ども達に絵本児童書という形で再生の物語、希望の本を届けたいとの思いをより強くさせて、その後の活動の原動力となりました。

小さな団体の私達が出会える子ども達の数は多くはなかったかもしれません。けれども、縁あった子ども達に絵本児童書を届ける活動は希望の種を蒔き、育てることのように思え、そのように子どもたちとつながる喜びが消えることはありませんでした。

その成長する木はきっと、さらに多くの人に希望をもたらせてくれるに違いないと信じ願い、多くの支援くださる方々と活動した月日を積み重ねた10年でした。

『心の復興』を、と求められるこれからの次の10年は私達にできる絵本児童書の読み聞かせを活動の中心におき、この10年で得たこと気付いたことを生かしながら新たな挑戦をしていきたいと思っています。

あの歌津岬で出会った男の子からは、後日、贈った本に付けていた返信葉書いっぱいに一言だけ、
『ありがとう』との大きな文字が送られてきました。
彼とは仮設住宅から引っ越すころには連絡が途絶えてしまいました。今、高校を卒業しただろう彼はどんな夢をもつ青年に育ったことでしょう。

この10年の間に出会ってきた子どもたちの、限りない未来の希望に満ちた若木のような姿を思い浮かべながら、エールを送り続けていきたいとあらためて思う今日、2021年3月11日です。







#東日本大震災
#震災10年
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#3.11
#エールチャイルド
#河北新報


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贈本冊数は、3,040冊に〜2021.2.22

2021年03月03日 | 活動報告/日記



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贈本冊数は、2011年4月活動スタート以来、


2021年2月22日現在で、3,040冊になりました。


多くの方々に、様々なかたちで、助けていただき、たくさんのご支援をいただきました。

ありがとうございます。


この3,040冊の1冊でも、一人でも多くの子ども達との良き出会いとなりますように。








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つばめの杜保育所に81冊贈りました〜2021.2.22

2021年03月03日 | 活動報告/日記



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2021.2.22

山元町立つばめの杜保育所に81冊の絵本を贈りました。

私たちが最初に山元町とつながりができたのが、2011年夏、復興前の保育所でした。

山元町を訪ねるたびに子どもたちと読み聞かせで交流させてもらい、昨年も絵本を抱えて会いに行きたいと思っていましたが、
それが叶わない状況になってしまい、絵本を送ることを計画していました。

また訪ねることができる日を楽しみに、
選書しました。


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山下小学校へ156冊贈本できました〜2021.2.22

2021年03月03日 | 活動報告/日記



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2021.2.22

「山元町立山下小学校に130冊の本を贈りたい」企画に多くの方からご支援いただき、
153冊購入し、3冊の図書寄贈をいただき、
合わせて156冊の図書を寄贈することができました。

選書については、山下小学校の図書担当の先生ともご相談の上、用意しました。

あらためて、あたたかいご理解とご賛同をいただきまして、一同、深く感謝いたしております。

この本たちの一冊一冊が、
子ども達一人一人との良き出会いとなり、
心豊かな時間が生まれますように。






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宮城県Yちゃんより返信はがき紹介〜2021.2.24

2021年02月25日 | 活動報告/日記


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2021.2.24

『ピッピ 南の島へ』を贈った、
宮城県Yちゃんより











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河北新報に掲載されました!

2021年02月01日 | 活動報告/日記

 

 
 

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(※河北新報社より許可を得て掲載しています)


2021.1.12付 河北新報に

 

エール・チャイルド贈本企画の活動について

 

の記事が掲載されました

 

メンバー全員、6人で取材を受けました

 

オンライン以外で6人全員揃うのは

 

とても久しぶりでした

 

 

取材では、

 

私たちが作成した約10年の活動記録年表、

 

現地訪問時や募金活動時の写真アルバム、

 

実際に贈ってきた図書などの資料を

 

見ていただきました

 

 

取材当日の口頭で話した内容は、

 

事実の出来事のほかにも、私たちのその時々

 

の思いも多く語りました

 

 

取材に来られた記者さんには、

 

一つ一つ丁寧に見ていただき、

 

じっくりと私たちの話を聞いてくださいました

 

 

実際に掲載されて、

 

私たちがしてきた事、つながりの経緯、

 

思いなどをギュッとそしてスッキリとそのま

 

まが記事になっていました

 

このように掲載くださり感謝しています

 

思っていたよりも見出しも写真も大きくて

 

みんなで驚いたほどです

 

 

東北で多く読まれている河北新報の紙面で紹

 

介してくださり、私たちのような小さな活動

 

も肯定されたように感じ少しホッとしました

 

山元町とつながりができて、震災から3年目の

 

年から毎年1〜2回は足を運ぶようになって、

 

刻々と変わる様子と何も変わらないことに

 

触れる中、震災関連の報道が少なくなり、

 

そんな時、河北新報の公式LINEを見つけて、

 

ダイジェスト記事を見ながら、贈本している

 

子どもたちの地域の話題があると、スタッフ

 

みんなで共有していました

 

震災から10年にあたる今年3月で

 

活動を終了しますが、

 

10年だから区切りという訳ではありません

 

これまでの形の活動を終了しますが、

 

私たちの子どもたちへのエールは

 

変わりない気持ちです

 

これまでつながって来た子どもたちの成長を

 

楽しみに、また現地に出かけて、子どもたち

 

と本を読む日を楽しみにしています

 

#震災から10年

#河北新報

#子どもの本

#エールチャイルド

 

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