何とも言えない題名の本。
このネーミングで読んでしまった。
まさに2年というのが微妙だ。
残された期間をどう生きるかと自問してしまう。
あなたはどうしますか。
この著者は高齢者治療にも携わった医師。
その経験、実態から、冷静と言うか、冷めた視線を持っている。
「治る病気のときは、医療に頼ればいいのですが、治らない病気を無理に治そうとすると、徒に苦しみを深めます。先に書いたように、死に対しては医療は無力だからです。」
しかし「命の無条件肯定、死の絶対拒否の風潮が強い現代日本」では本人の意思とは異なる治療が実施されることもあるだろう。
例えば本書でも「胃ろう」の事が例として取り上げられている。
「胃ろう」とは、口から食事が摂れなくなった人の腹部に小さな穴を空けて胃に直接栄養補給をするものです。
私は日本では「胃ろう」が行われているがスェーデンではあまり行われないと聞いた事がある。
本来自分で食事が摂れなくなれば、次第に老衰に向かう。
むしろ「胃ろう」には老人虐待との視点もあるそうだ。
誰にも寿命はわからない。
しかし、以外にも「がん」はほぼ2年後の死を予想できるかもしれない。
その為、医師でもあった筆者の父は「がん」をむしろ受け入れていたようだ。
しかし、自分の寿命を考えることがむしろ人生を有意義にするかもしれない。
そのきっかけになる本だと思う。
人は死から逃れることができないのだから。
このネーミングで読んでしまった。
まさに2年というのが微妙だ。
残された期間をどう生きるかと自問してしまう。
あなたはどうしますか。
この著者は高齢者治療にも携わった医師。
その経験、実態から、冷静と言うか、冷めた視線を持っている。
「治る病気のときは、医療に頼ればいいのですが、治らない病気を無理に治そうとすると、徒に苦しみを深めます。先に書いたように、死に対しては医療は無力だからです。」
しかし「命の無条件肯定、死の絶対拒否の風潮が強い現代日本」では本人の意思とは異なる治療が実施されることもあるだろう。
例えば本書でも「胃ろう」の事が例として取り上げられている。
「胃ろう」とは、口から食事が摂れなくなった人の腹部に小さな穴を空けて胃に直接栄養補給をするものです。
私は日本では「胃ろう」が行われているがスェーデンではあまり行われないと聞いた事がある。
本来自分で食事が摂れなくなれば、次第に老衰に向かう。
むしろ「胃ろう」には老人虐待との視点もあるそうだ。
誰にも寿命はわからない。
しかし、以外にも「がん」はほぼ2年後の死を予想できるかもしれない。
その為、医師でもあった筆者の父は「がん」をむしろ受け入れていたようだ。
しかし、自分の寿命を考えることがむしろ人生を有意義にするかもしれない。
そのきっかけになる本だと思う。
人は死から逃れることができないのだから。
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