「入門」とは「学び始め」を意味する様です。
「はじめに(第0講)」から
「第2講 まずは日本と世界の数字を押さえておこう!」
までは、後々の伏線回収に備える為「我慢」して読み進めるしかない。
「第3講 経済学が歩んだ道のり」は興味深い。
特にマルクス経済学、ノーベル経済学賞、日本での経済学の歩みは、
他の入門書では、取り上げられない内容となっている。
とりわけ日本での経済学の歩みの記述は、
筆者でしか書けない内容だろう。
「入門」だから「易しいだろう」と考えている方は要注意。
じっくりと腰を据えて、読むことが肝要。
同じく新世社から出発されている「入門ミクロ経済学 (井堀利宏 著)」
を読了、ないし読了できるレベルの方々にオススメしたいと思います。