3本目受け流しのポイント
抜き上げから袈裟切りまでの足さばきは よどみなく動き 受け流しはなるべく低く受け流す
左足を右膝の内側へ足先をやや外側に向けての時 刀を抜き出さず両手を素早く刀にかけた状態にしておく
左足は右膝頭より前に出さず踏み込んで立ち上がる この時 上体は約45度右を向いている
切っ先が鯉口から離れると同時に 右足を左足に踏み込む(イ字) この時の 上体は正面を向いている
左足を右足と平行に一歩後方に引くと同時に 敵の左肩口から袈裟に切り下す 左こぶしはへそ前に止めて 切っ先が
わずかに下がっておる そのままの姿勢で刃先を前に向けながら 左手は肘を伸ばして 右手は柄から離して逆手に持ちかえる。
解説書の着眼点
①受け流しの体勢にて 上体をかばった姿勢になっているか
②左足を右足後方に引き 袈裟切りになっているか
③左こぶしはへそ前で止め 切っ先がわずかに下がっているか