なれ合い、妥協無しの本音ブログ

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新型コロナウイルス情報の考え方と情報選択の方法

2020-03-14 11:04:32 | 考え方
今年初め、2020年は大変な年になると書きましたが、新型コロナウイルスは中国から世界に拡散し、経済は打撃を受け、大変な状況となってきました。おそらく後世、時代の変化が2020年だったといわれることでしょう。しかしながら混乱はこれだけではなくさらに複数の問題も発生し、2020年はもっと悪くなるはずです。

新型コロナウイルスは、とうとうアメリカから空気感染の危険性が指摘されました。もしかすれば変異を続け狂暴化しているのかもしれませんが、世界的な広がりを見ると状況は確実に悪化しています。

しかしながら、東京オリンピックは断固開催と言っている愚かな人たち。もはや立場や利権だけの人たちです。甘い判断が事態を悪化させたことがまだわかっていないのですから、利権と責任逃れに終始する愚昧な連中と考えるべきです。

仮に日本が収束に向かっても、世界は増加の方向にある今、ではどの国から選手が来るのですか?無観客試合とは何を意味しているのですか?観客を入れないことをしてまで開催することにどれだけの意味があるのですか?

参加できない国があれば「参加することに意義がある」ともいわれていることと整合性が取れず、「平和の祭典」というのなら健康を損ねるリスクを背負ってまでやる意味はまったくないのです。

さて、世の中は新型コロナウイルス関連の暗い話ばかり、マイナスの話ばかりで滅入ってくるという意見、考えがあります。しかしそれはおかしいのです。違います。「暗い話だ、滅入る」というその感覚はどこから来るのでしょうか。

確かにテレビを見てみると、新型コロナウイルスの感染者数の増加などが色々なチャンネルで取り上げられています。普段はテレビを視聴しないのですが、ここ数日、少し長めにテレビをつけてみました。どこもかしこも新型コロナウイルスの話と言えるでしょう。

しかしです。「情報とは取ってくるもの」です。自分に取捨選択の権利があるのであり、自分で選んできた情報ならば「滅入る」はずはありません。自分から取るとは必要だからです。逆に滅入る、暗い話ばかりだという人は、まだ情報を「与えられる側」にいるのです。

新聞、テレビからの情報で、特にテレビをつけっぱなしの人は、まずは情報遮断をすべきです。つけっぱなしでチャンネルをあちらこちら変えても、マスコミというのはとにかくまずは悪い話をするのが当たり前の存在ですから、当然どこも感染者がどうの、トイレットペーパーがどうのというのです。

暗い話、汚い話、醜い話、下品なゴシップ、をするのがマスコミの習性なのに、どこも暗い話ばかりという人の方がどうかしていると感じます。相手はそういう存在なのです。

なぜマスコミはそうかとなれば、人は良い話よりも悪い話に食いつくからです。他人の幸福には嫉妬し、不幸はかわいそうにといいながら多くの人は見続けているではありませんか。いつのまにか自分の品性の部分で視聴率を稼がされているのです。

撮影の素人たちが事故や災害現場で平気で撮影し、動画を撮ってSNSにアップするではありませんか。自殺現場を平気で撮影しているではありませんか。

マスコミについては、有害性を認識せず、従来の行動パターンだからダメなのです。過去に何度も書いているように特に旧来型の新聞、テレビはやめた方が良いというのはこういうことも関係しています。

自分から情報を選ぶ生活が当たり前なら、不快と判断したら見ない、聞かないで終わりです。簡単な話です。習慣化した新聞、テレビで常に洗脳され続けているよりも健康的です。

また、自分の周囲の人も暗い話ばかりというのなら、それがあなたの人間関係そのものです。自分で作ってきたものですから、それが自分で選んできた人生ですし、愚痴る理由はないと思います。

そしてこれも何度も過去に書いている通り、「危機管理とは最悪に備えて楽観的に構えよ」が大原則です。つまりいくら専門家が風邪と同類、インフルエンザのちょっと変形種程度であり怖がる必要はないと発言していても、そもそも信じてはいけなかったのです。

日本は日清戦争で勝ち、圧倒的な国力差があったロシアとの日露戦争でも勝ちました。ロシアに勝ったことが大東亜戦争での敗因の一つです。国力の差があっても勝てるという状況が変われば意味不明、まったく根拠のない精神論で突っ走ったのです。現に当時、大東亜戦争前はアメリカを見聞した人たちや状況を冷静に論理的に分析した人たちは戦争反対だったのに、その声は消されました。過去のパターンで考える人たちの怖さがここにあります。

未知なるウイルスなのですから従来の発想を当てはめる人たちは全員間違っていたということです。現に世界では感染者、死者数は増え、そして経済に大打撃が起きています。この現状なのですから、大したことはないといっていた人たちは全員、間違っていたことが証明されています。

また今まで、人造ウイルス説という「最悪」から発想して行動パターンを書いてきました。一部には兵器としてのウイルスはあり得ない、なぜなら兵器にしては死ぬ確率が低いという意見もありましたが、こういう人たちも間違っているのです。

殺傷だけが兵器ではないのです。現に経済的なダメージがあり、殺傷とは直接関係がないコンピュータウイルスやハッキングさえ武器になっているではありませんか。

固定観念の人たちが間違えるのは当たり前ですし、とくに専門家という人たちが間違うのは過去のパターンに当てはめることが多いからです。新しい現象に通用しません。

普段から準備をしていれば、マスクがない、トイレットペーパーがないという状況でもパニックになる必要はないのです。これが「最悪に備えて」の備える部分です。そしてその期間をしのげば物資というのはやがて流れ出します。ほんの数週間程度もしのげない日常の生活だからこそ、不安になり振り回されるのです。

振り回される人ほど新聞、テレビを妄信しています。常に偏った情報しかもっていないのです。これを機会に、生活の在り方を変えることが出来れば、「災い転じて」ということになるのではないでしょうか。

阪神淡路大震災、東日本大震災を知っている人がほとんどのはずです。それでなくても世の中、何がきっかけで変動が生じるかわかりません。今回は中国からのリスクであり、今ではヨーロッパ、アメリカに大きな影響を与えているのです。もはや遠くの国の出来事で話を終わらせる時代ではないのです。普段から日用品や食料品の備蓄があることは、色々な事態への備えとなります。

結論ですが、情報は自分から取り、最悪を想定して準備をし、後は滅多に起きることではないと考えてストレスをためない生き方をしていれば、滅入る必要も、慌てる必要も一切ないのです。


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