ここはどこ?
そう。ここが正月堂です。場所はどこかって?
有名な大仏の奈良東大寺から北東へ18Kmほど行った笠置山。標高200mちょっとの、低い山の上です。
人気(ひとけ)もなく寂しい山に、今ではひっそりと建つ、笠置寺 正月堂。ここで第1回目のお水取りが営まれたということです。
今では東大寺二月堂のお水取りは超有名な行事なのに、この正月堂はほとんど見向きもされない。
中はひっそりとして埃をかぶった状態のまま。
十一面観音ま祀られているというが、見たところ絵だけのようだ。
一方、東大寺の二月堂は立派で
松明を回しながら、火の粉を振りまき走る舞台の上は頑丈そうな作りではあるが、]
時代を偲ばれる箇所がいくつも見受けられる。
さて、この松明も近所で調達しているわけではない。
なんと、46Kmも離れた三重県名張市の赤目にある、極楽寺から運んでくるのだ。大変なことだ。今では車で運ぶんだろうか???
お水取りというだけあって、水も使うわけだが。その水は若狭からなのです。
どうしてなんでしょうね?
今回の発見は、二月堂について、偶然見つけた正月堂でした。
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