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谷中優の部屋(音楽教育・創作表現・文化・芸術・出版等)

音楽・芸術・教育など様々な考えや感想・情報を発信。

コンサートと作品の一過性ということ

2018年05月07日 | 音楽・音楽教育・創作など感想やお知らせ
 20代初めの頃、偶然にもあの「ダンモ(モダンジャズ)の神様」といわれるアートブレーキーと1ステージのセッションをしたことを、かなり前にブログか何かでお話ししたが、ジャズに魅せられたのはそれが始まりであった。
 クラシック音楽や現代音楽の作曲法を学び、様々な作品の制作を手掛けるなかで、「作品の一過性」に興味を持ち、それに魅せられた経緯がある。
 「作品の一過性」は演奏だけでなく、作品においてもその概念は消滅するものではない。ゆえにある時期から、私の演奏や作品にその概念がいつも包含されているのだ。
 ジャズの魅力の一つは、まさにそこに存在するし、私の作品の中にもそれを求める傾向が確かにあると思う。
 今回の6/9、8/26のコンサートの元になった五日市(森林)さんとの出会いの一つは、この「作品の一過性」において波長がシンクロしたものである。

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