自然のメモ

ツバメとカラス・世界渡り鳥の日

うちの近辺でも、ツバメが来ています。

ちょっと遅れましたが、5月11日は世界渡り鳥の日だそうです。今年のメッセージは、昆虫を守ることは、鳥を守ること。

 

日本野鳥の会 : プレスリリース:5月11日は「世界渡り鳥の日」 今年のテーマは「昆虫を守ることは、鳥たちを守ること」

 

なんか、昆虫好きにはたまらん標語ですね。

渡り鳥はフライウェイという渡りのルートを飛んでやって来ます。日本にも生態系ネットワークがありますが、世界にもそういうつながりがあって、世界版の生態系ネットワークと言えます。

このルートで休み休み、エサを取ったりしながら旅をするので、そこでのエサや休憩地、寝床というのが消えたり、欠けてしまったら・・・旅がかなり過酷になる話です。

我々が旅に出るのに、旅先で食事も出来ない、寝床もない、休憩も出来ないとなると、にっちもさっちもいかなくなります。命だって、何日もつか。

そのエサとなる中心の昆虫が、農地の大型化、都市化、開発、除草剤や殺虫剤などにより、大きくその量が減って来ています。

ですので、いろいろな昆虫が生きられる環境というのが大事なのです。

虫が飛ぶ河畔林でったり、ため池であったり、虫が飛ぶ湿地であったり、虫が飛ぶ畔だったり、道路わきの草地だったり、虫が飛ぶ川だったり、各地で水辺、河畔林、草地、湿地帯など、自然の多い場を増やして行きましょう。

 

 

私、ツバメの飛ぶ水田地帯って好きなのですよね。

青空の下で、きらきらと水田もツバメも輝いて、すいすいと飛び交っている様は日本らしいし、とても風情があります。

 

 

その有様を描いてみたくてツバメの絵も描いていたのですが、まあ、自慢でもないですが、せっかく描いたので😅

 

 

うちの近辺にも来ているツバメ。今年は少ないのかどうかというと、空き家が増えて来ましたので、そこから、めっきりツバメが来なくなりました。

 

空き家も増えたら、家も平地になって、そこがトンビの狩場になったことも影響していると思われます。

おそらく、ツバメが増えるためには、少々、人間がいないといけません。

ですので、ツバメのために、人間がもっと住む必要があります、民家に、それも田舎に(^^)

 

減っているか?は、そうして民家がそもそも消えているので、数までは、はっきりと分からないのですが、昔に比べたら、遥かに少ないです。

そして、来ていた家でも、来なくなっています。空き家?空き巣(と言えば、泥棒ですが)、そういう巣が増えています。

 

でも、一部はもしかしたら、どこかに移動したものもいるかもなあ、なんて希望を持ちたいと思ったりします。

ですので、これから新しく作っているツバメの巣は大事にしてもらいたいです。私の近所のように、過疎化が原因で、やむなくどこかに移動せねばならなかったペアかもしれませんから。

もちろん、今いる巣も大事にしてもらいたいです。

 

 

また一方、カラスもペアと巣づくりの、繁殖のシーズンです。

ペアとせっせと、巣の材料を運ぶ姿が見られます。カラスもえらいもので、共同作業です。

 

このカラスとツバメ、目の前で、両夫婦が飛び合う様を見て、私、ぞーっとしました。

 

カラスだって子供が生まれたら、ツバメのヒナを食わねばならず・・・


問題は、こうした空にカラスとツバメしかないことです。

 

うちの近所ですが、今まで見て来た鳥たちの豊富さが、やはり、めっきり減りました。

スズメ、カラスなど、常によく見る鳥たちはいますが、昔見たその他がほとんどいない。

 


これがもし、もっと小動物が生きていたら、虫がたくさんいたら、ツバメばかり食われないはずです。

 

生物多様性とか必要?そんなにたくさん種類が豊富なのは必要なの?と言う人もいるでしょう。

いてもいなくても分からない存在と思われがちですが、目の前でツバメとカラスしかいない状態を見たら一目瞭然です。

 

残酷な話ですが、たくさんの生き物がいたら、それだけ他の動物が食われ、ツバメが残るのです。

 

これが、鳥が空に数種類と、単調な生物層になると、カラスはツバメのヒナをエサに狙うばかりでしょう。カラスもヒナのエサがいりますから。


これが複雑、多種多様な生物層であると、カラスは他の小鳥、他の動物たちを食います。


生物多様性の多種多様さというのは、ツバメも守るのです。

ツバメが生き残るためにも、生物多様性は必要。

だなと、散歩をしていて思いました。

 

ですので、やはり、田んぼの多様性の保全、自然再生、多様な生物が住む自然地帯にしておかねばなりません。

各地。

 

と、近所を歩きながら、カラスとツバメを見ながら思った次第です。

 

ですので、虫が飛ぶ河畔林でったり、ため池であったり、虫が飛ぶ湿地であったり、虫が飛ぶ畔だったり、道路わきの草地だったり、虫が飛ぶ川だったり、各地で水辺、河畔林、草地、湿地帯などを増やし、何なら、土から出て来る虫を溢れさせ、ということもあります・・・にして行きましょう。

虫が飛ぶ森、山であったり、虫が飛ぶ庭であったり・・・×繰り返し

 


生き物いっぱいしたら、楽しいよ

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5月23日は、世界、カメの日でした。

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昆虫を増やそう、自然で。大勢いろいろ増やした方が、大勢いろいろ残るのです。

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