山口待機の「仕事のキモ!」

フリーのキャリアカウンセラーによる、「お仕事」についてのコラムです。就職、転職の方法などを、分かりやすく解説します。

2009.11.27資格について

2009-11-27 | Weblog
このブログを読んでおられる方のなかで、地方の方がどれくらいいるか、分かりません。

地球温暖化問題が賑やかな最近ですが、地方において、自動車やバイクなどの石油燃料を使う道具は生活や仕事で必要不可欠なアイテムです。

自転車でも良いのですが、自転車<バイク<車と行動範囲が広くなります。

行動範囲が広ければ、そのぶん、多くの仕事を見つけることもできるようになります。

都市部のように、電車網があれば、それはなくても生活や通勤は出来ますが、地方になると電車やバスの本数も少なく、それが通勤の足かせになってしまいます。

また、自動車免許については、持っているのと持っていないのとで、選択出来る仕事の量が違います。求人の条件欄に「要普通免許」というものは結構多いものなのです。


こういう仕事をしていると「どんな資格が有利ですか?」という質問を受けることが多いです。

まずは、自動車免許を取ることが、あなたの仕事の選択肢を多くすることは間違いありません。

いろんな年代の方がこの文章を読んでおられると思います。年齢的、経済的に、免許取得が困難な方もおられると思います。

お子さんの就職を心配している親御さんもおられると思います。自動車免許は、結構使える資格だということを覚えておいてください。

もちろん安全運転でお願いします。
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2009.11.25履歴書についてあらためて・・・・

2009-11-25 | Weblog



寒くなってきました。雇用状況も相変わらずです。

就職が大変だという声も多く寄せられています。

就職活動は競争でもあります。他の応募者に勝たなければなりません。

その時に、重要になるのは応募書類です。


ハローワークや就職支援施設で何回も言われていることですが、なかなか実践している人はいないように思います。



私はイベントの仕事もしています。

先日、ある長期間イベントのスタッフの求人を出しました。例年ならば8名程度の応募なのですが、今年は17人の応募がありました。

面接会を行いました。そこでは、決定までのスケジュール、決定後も辞退者がいる場合があるので復活当選もあることなどを書いたペーパーを配りました。

また面接は双方を評価する場でもあるので応募者には私のもとで働きたいと思うかどうかも検討してくださいと説明しました。



履歴書を持ってきてもらいました。

面接会の結果
参加 17名
連絡なしに欠席者 1名

参加のなかで
遅刻1名(連絡あり)

履歴書がしっかり書けていた人は6名でした。


書けていない点を挙げると
・写真が貼られていない。
・若年者用のフォームを使っている。
・写真があっても枠内に小さく貼られている。
・学歴・職歴を分けて書いてない。
・学歴・職歴の学校名、会社名が正確に書かれていない。
・日付が入ってない。
・配偶者の有無がチェックされていない。
・通勤時間が書いてない。
・志望動機が書かれていない。
・日付が入っていない。
・履歴書の使いまわし。
・ぐしゃぐしゃに折れられた履歴書。

これらの方は、実際に働いてもらったら、すごく働く人たちなのかもしれません。

短期アルバイトだからこれくらいで良いやと思ったのかもしれません。

しかし、こちらとしては、履歴書が駄目な人は不採用としました。全日程勤務出来る人も多くおられたので、ご当人は「なぜ?」と思ったかもしれません。

仕事ができるかどうかの印象は応募書類から始まります。

どんな短期な仕事でも、応募書類は書きましょう。
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2009.11.6 最近の雇用情勢(地域から思うこと)

2009-11-06 | Weblog
11月になり、だんだんと年末の足音が聞こえてくるようになりました。

4月に入社した人達も半年以上が過ぎて、少しは回りが見えてきているかもしれません。

しかし、依然、有効求人倍率は低く、厳しい雇用状況です。

主に自動車業界で行われた派遣切り騒動。私の事務所のまわりにたくさんあった派遣会社はのきなみ撤退していきました。

その後、業界は在庫調整が終わり、工場稼働率が高くなると、求人が起こってきている今日この頃です。製造業は浮き沈みがあるため、モノの調整が難しい業界です。前までは、そこに「ヒト」は含まれていませんでしたが、最近は、「ヒト」をも含むようになり、それが派遣社員を多く使う状況を生み出しました。これから、業界が上向いたとき、また派遣が始まるのでしょうか? 

話変わって

私の地域では、7月に豪雨災害があり、いまだにその復旧作業が続いています。当時、災害ボランティアの活動がありました。そして、市役所は対応のために残業をし、その残業代が1億円を超えたという報道がありました。

また、山林の修復のための人員も必要になっているはずですが、まだその関係の募集は出ていません。

なぜ、残業費というお金を雇用に回さなかったのか疑問に思います。ボランティアも素晴らしいことですが、有償ボランティアという制度もあり、雇用を生み出す機会でもあったのではないかと思うのです。

大きな行事ではボランティア募集が行われますが、地域の活性化を考えると、有償ボランティア制度を考えてほしいと思います。



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