Paradox Box

意味は持たないが韻を持つ題名を持つブログ。

青と青

2007年07月23日 | Weblog

今日の空はでっかい。

どこまでもどこまでも続いていて、最後には地平線に消えていった。

僕が見上げた今日のでっかな空は、地平線の向こう側のどこかで海の青色と交わるんかな。

前途多難→到着→極楽

2007年07月20日 | Weblog
いやー、ネットが自由に使えない環境ってのは本当に不便ですね。

いや、ネットが便利すぎるのかもな・・・。


っと、一応誰も気にしてないと思うけど、続きを書きたいと思います。

いやー、今思い出してもそれはそれは暑かった!

あんな炎天下の下で何時間もあっつい砂に埋もれる為に歩いてると思うと、ちょっと不思議な感じがしてくる。

でも、目的がそれだけに歩みを止める訳には行きません。

目標がなかったら、あんなに頑張れなかったでしょう・・・。


無心に、暑いという言葉だけが頭に巡る中、やっと目的地まで500メートルを切りました!

でも、まだ500メートルもあるのかと思うとゲンナリしてきました。

もう、最後のほうには何も考えられずただ歩いてるだけ、なのでそのまま通り過ぎてしまうところでした。

そうなんです、ついに着いたのです!

あまりにもあっけなかったけど、着いたのです!

いやー、建物の中は涼しかった!

いやー、受付のおばさんはもうすでに真っ赤に茹で上がってる様子を怪訝そうな顔で見てました。

いやー、確かに有名な砂風呂なんだろうけど1000円は高い!

そうでもないんかね?日本の場合??

まあ、ここまで苦労してきたんだから、もちろん千円払ったけどね。

タオル持ってくるのを忘れたから、うっすいくせに100円もするタオルも買いましたよ。

しかし、ながーい浴衣を受け取り、更衣室で着替え、砂浜が見えてきたときはさすがにちょっと感動した・・・。

そして、先導されるがまま、寝っ転がると、早速砂をかけてくれた。

いやー、砂があったけえ!

しかも、気持ちがいい熱さだ!

顔以外全身が温かい砂に埋もれているもんだから、密着型天然サウナのような感じだった。

けれど、血流がすごく通っているのを体全身で感じられた!

長時間の歩きですっかりむくんだ手足も瞬時に解消された!

いやー、えがったえがった、極楽極楽。

なんだか、おくされ様の心境です。

・・・・・ 

・・・・・

・・・・・ん、いや、ちょっと待てよ・・・。

熱い!

もう熱くなってきた。

しかし、少し顔を動かして辺りを見回すと、まだみんな気持ちよさそうな顔しているよ。

いやー、やっぱりもうあの時点で僕は出来上がってたみたいです。

何とか頑張って10分間埋まっていたけれど、大体みんな最低15分は埋まっているらしいです。

なんだか、どの人よりも苦労して来てんのに、どの人よりも短いってなんだか割に合わないような気がして、なんだか釈然としなかったけど、我慢できませんでした。

でも、やっぱり人気があるだけあって気持ちよかったです!!

そのあと、シャワーを浴びて砂を落とし、更に今度は温泉に浸かれるので、天然の温泉にも浸かりました。

人口サウナもあります。

砂風呂で長い時間埋まっていられなかったので、こっちの温泉で取り返そうと、結構粘って何回も浸かりました。

いやー、これで満喫!

さっぱりしたし、さて帰るか!!

・・・・・ 

・・・・・

・・・あ、帰りも駅まで約1,5キロ歩きだったんだ・・・。

うーん、意味ナイな・・・。

前途多難→到着

2007年07月09日 | Weblog
イヤー、また次回書きますとか書いておきながら、時間が経ってしまいました・・・。

でも、遅くなりながらも更新していきたいと思います。

初めのほうは、自分の知り合いで今こんなところを歩いているなんて誰も想像さえしないだろうな」なんて余裕こいて考えながら歩いていました。

周りの景色も、田舎の漁村のようで人に遭遇するほうが珍しいほどでした。

でも、それ理由を30分後の自分は体全身で思い知らされる羽目になりました。

いやね、もうスッゲー暑かった!

そりゃー、こんな暑い日に歩いている人なんかいるはずないわな。

道の先には陽炎がたって、道路がゆらゆら揺れているようだったよ。

日本では珍しいような長い直線の道が永遠に続くんじゃないかとも思えてくるような道をひたすら一歩一歩確実に歩いていく。

途中、陸上のトラックがあったんだがそこをくるくるジョギングをしている人もいたが、そのうち倒れるんじゃないかと、自分の心配をよそに、他人の心配をしていました。

・・・・・

まだ、余裕あったみたいですね。

しかし、いくら歩いても歩いても一向に現れない。

何度くじけそうになった心をここまできたんだから・・・と励まし続けたか分かりません。

そんな自分に追い討ちをかけるように現れた看板には、「知林ヶ島まであと2キロ」。

・・・・・

あと少しあと少しと唱え続けていたけど、まだ2キロもあるんだね・・・。

でも、着実に歩みを進め、その20分後には島に繋がる公園に到着しました。

ビーチまでのちょっとしたジャングルを足早に抜け、やっと知林ヶ島と対面することが出来た!

しかも、もうてっきり繋がっていないだろうと諦めかけていたが、見事に繋がっているではないか!

暑さも疲れも吹っ飛び、足を取られやすい浜辺を思わずダッシュしていました。

今までの努力が一気に報われた瞬間です。

なんだか、青春映画のように走ってました。

・ ・・ん、しかし、観光スポットのくせに人が少ない・・・。

でも逆に、独り占めしている気分になりました。

それからも、モーゼの道(勝手につけた)を1人で歩いて、無事島に上陸。

その島は無人島らしく、この島にいるのは自分ひとり!

「着いたどー!」

なんちゃって・・・。

うわー、寒いな・・・。

というのはさておき、やっぱり着いたからには記念写真を撮らなきゃねと思い、なにかダイになるモノを探していたら、目の前に看板が。

そこにカメラを置こうと思ったら、何か書いてあったので読んでみたら、

「潮が満ちて来たら、帰れなくなるので早く帰りましょう」

・ ・・あ、うん、これ撮ったら帰るね・・・。

なんだか、リゾート気分も一気に冷めました。

なので、2,3枚撮って、来た道をとぼとぼと引き返しました。

でも、この道だけで1キロはある勢いで、それはそれで疲れました。

砂浜だしね。

まあ、とてもいい記念になったので良しとしよう!


大陸に上陸したら、ちょっと休んで、今度は行き以上の距離をさっきよりも高くなった太陽を受けながら、歩き始めました。


この頃には、色々なところが痛み出してきたけど、誰もいないようなところで止まるわけにも行かないので、炎天下の下、自動販売機がある度に飲み物を買って、足を進めていきました。

そこにある現実

2007年07月01日 | Weblog
本当に考えさせられる。

でも、目の当たりにしてみても、実際にどうすればいいのか正直分からなくなる。

この地球を100人に例えるならば、大学に通える人数は1人で、パソコンを持つことが出来る人は2人だけらしい。

その両方を僕は持っていた。

ただ単に綺麗な水を飲みたい人もいれば、教育を受けたいという人もいる。

日本で考えると、綺麗な水は当たり前だし、教育も当たり前。

その癖に、学校に行きたくない人もいるくらいだ。

そんな日本に生まれた一人の僕は、きっと世界で考えたら恵まれているのだろう。

いや、日本人全体が恵まれているほうなんだと思う。

でも、正直、僕は欲しいものはまだまだあるし、おいしいものもたらふく食べたい、欲求は尽きない。

そして、将来の夢もあるれば、希望もある。

そんな僕は強欲なのかな??


誰かの指に輝くダイヤのリングは、その人の目を輝かせ、見る人を魅了する。

でも、そのダイヤは多くの人の労働と多くの人の時間の下に存在する。

番組では9歳の子が真っ暗で、空気が薄い地下15メートルの小さな穴の中、1人で金を発掘するために必死になって掘る。

見つかるかどうかも分からない金を、誰が何のために使うかも分からない中、家族を養うために低賃金で働いている。

他人を輝かすために、命を懸けて働く。

そんな、知る由もなかった現実を見て、僕らに何が出来るんだろうか・・・?