Paradox Box

意味は持たないが韻を持つ題名を持つブログ。

無限大の彼方

2005年05月30日 | Weblog
今日はデッカイ話をしようと思う。

無限大に彼方があるのだろうか?

という感じ。



デッカイでしょう??

ここネブラスカにいると、いつも頭上にはでかい空が僕らを見据えている。その空を見上げ、そのでっかさに驚き、自分の小ささを実感させられるけれど、もっと大きなものを考えると、このネブラスカのでかい空でさえも小さなものになってしまう。そんな風に考えると何だか不思議な感じで、その想像が自分の想像力の届かない所にまで及ぶのか、何だかおぼろげで形が定まらないものになってしまう。

先セメ、ASTRONOMYの授業を取っていて、そのテスト勉強をしていた時、改めて宇宙のでっかさとか言うか、人間の小ささというか、そういうものに気付かされた。こんな宇宙とか取り上げて、何ロマンチストを気取っているのかとか思われるかもしれないが、たまにはいいかなと思ったので、今回はこれで行きたいと思います。

僕らからすればこの地球さえもでっかくて、想像しがたいものなのにその何千倍、何億倍もの存在が僕らの見えないところに存在しているのだ。それらの存在は僕らが生まれる、いや人間が生まれる何十億年も前から当たり前のように存在している。

ビックバンとか言う爆発で生まれたくずが集まって、僕らの銀河を作り、僕らの地球を作った。今、立っているこの大地は地球の一部であって、その地球は太陽系の一部であって、その太陽系は銀河の一部であって、その銀河は宇宙の小さな小さな一部なのだ。しかもその銀河は数え切れない程に存在していて、それらの全ては宇宙というとてつもなくでっかい存在に囲まれているのだ。

正直、このでっかい存在は分からない事だらけ、僕らにはすでに分かっている事さえも分からない事だらけなのに、さらに分からない事だらけだったら、もうこの世界にはどれだけの分からない事が存在するのかという事さえ分からなくなってくる。

極端に考えたら、この世界は分からない事だらけなんだから、宇宙人がいたっておかしくないかも知れない。全く信じていない人からしてみれば、何を馬鹿な事を言ってんだとか思うかもしれないけど、いるんじゃないかなと思ってみたら、それはそれで面白い。別に襲ってこなかったら、それでいいのだ。宇宙人まで取り出してよく分からないところにまで話が及んでしまったけど、要は、この世界はでっかすぎて分からない事だらけなんだから、想像でもして楽しもうじゃないかって事・・・かな。

今、この瞬間に地球から何百光年離れた一つの惑星では、僕らとは姿が違うものが時を刻んでいるかもしれないのだ。もしかしたら、ある惑星では地球で起きた世界大戦みたいな事を繰り広げているかもしれないし、ある他の惑星ではどこか近くの惑星に着陸して星を上げて熱狂している最中かもしれない。また別の惑星では地球の存在を発見して、人間という生き物を監視して調査している最中なのかもしれない、そして人間に近い生き物が存在し、地球と同じような歴史を過去に残してきている星もあるかもしれない。そこには自分と同じような性格をして、自分と同じようなことを経験して、自分と同じような人生を送っている生物がもしかしたらいるのかもしれないのだ。

僕らは今、この全宇宙で生き物が存在しているホシは、ここ地球だけであると思っているが、それは僕らに分かっている範囲では地球だけという事で、僕らが分かる範囲の限界を表しているものなのだ。僕らは想像する事しか出来ない事を、どこかの惑星では実現している、こんな星が想像出来ないほどでっかい宇宙に存在してもおかしくないと思うのである。

だって、一光年は光が一年かけて進む距離とかいわれてもどのくらい遠いのかなんて想像しがたい。夜空を指差されて、「あの星の輝きは100年前に輝いた光が今、地球に届いてる」とかいわれると、「あ、そうなんだ・・・」としか返せそうにない。だって、光が進む速度なんて僕らの環境の中じゃあ、最高に早いものの一つに分類されるだろうし、正直その光の速さだって、どのくらい早く進んでいるかなんて想像できない。実際、光は進んでいると想像する事さえ危うい。

でも、地球のように生き物を誕生させる為にはあらゆる条件を必要として、それらが誕生するのはほとんど奇跡に近いとなんかの本で読んだ事がある。地球がもし少しでもでかかったり、小さかったりしたら、今のような地球は存在してなかったかもしれないし、地球が太陽にもう少し近かったら、もう少し遠かったら同じように今のような地球は存在していなかったかもしれないらしい。その地球の失敗例とも言えるのが火星や金星なんじゃないかと思う。火星なんか時に生き物の存在が期待されていたし、現に水が存在していたとされている。でも、そこは地球のようにはならなかった。いや、なれなかった。

こう考えると、今自分たちが存在していること自体が相当な奇跡で、スッゲー事なのかも知れないな。そんな地球みたいな星が、僕らの想像をはるかに超えるでかさを持つ宇宙に存在しているんだろうか?

自分の意見としては存在していて欲しい。だって、もし「生き物がいる星なんて地球以外存在していない!」なんて断言してしまったら、僕らのイマジネーションに区切りが付けられてしまうみたいで何だか面白くなくなってしまう。

でっかい事を考えると、それに答えようと自分もでかい想像力を持とうとする。だけど、僕らの想像力の限界を超えてしまっているその存在は、最終的には不明瞭で形が定まらず、答えなんて全くでない形で終わるのだ。そして、最終的には自分の小さな小さな悩み事とか明日の予定とかに考えが移ってしまう。いつもそんなもんだ。

夜、晴れた日にふと空見れば、満天の星。

そう、そこにはでっかい宇宙が広がっているのだ。

不思議な子

2005年05月29日 | Weblog
小学校一年の時、同じクラスに不思議な女の子がいました。

その子とは結構仲良しで、当時はよく遊んだりしていたんだけど、不思議な子だなあっと思わせることが多々あったんです。

特に不思議な子だなあと思わされたのは、ある同じように仲良しだった男の友達と三人で下校していた時の事。

三人並んで普通に話していると、突然「ハラヒラ~」とか訳の分からん事を口走って、体をヒラヒラさせながら僕らの前を通り過ぎて、ガードレールに自分から激突したんです。

正直、友達ながら「なんなんだこいつは、突然奇怪なを行動して」としかめっ面。

でも、これだけだったらただの変な子だけど、その変な子という称号から、不思議な子に変えた事は、

いくつものガードレールが並んでいた中、そのガードレールだけネジが外れて壊れかけていたんですよ。

だから、その女の子がガードレールにヒラヒラ奇怪に向かって行って激突したら、そのガードレールの鉄の棒がガタンと下に落ちた。

ん・・・・・

あなた、その棒に引き寄せられたんですか・・・?

あなた、前から自分は霊感があるとか言っていたけど、やっぱり何か感じたのですか・・・?

それとも、たまたまですか・・・?

まあ、たまたまだったらちょっと変な子という称号をあげるんだけどさ、それだと何か面白くないし、前々から霊が見えるとか言うんだから、そんな一つだけネジが外れたガードレールにわざわざ三人の中で一番遠くに位置していた彼女が奇怪に向って行ったっていう事などを総合的に考えるとさ、やっぱり不思議な子って言う称号をあげたくなるよね。

その場では「ガードレールを壊した女」って事で大笑いして帰ったけどさ、今思い出して考えてみると、何を考えての行動なのかって言うのがすごく気になるや。まあ、子どもなんてよく訳の分からない行動をするもんだし、それもその中の一つなんかなあ。

二年の歳月をここで過ごして

2005年05月27日 | Weblog
2003年5月27日、

ここカーニーにやって来た日から、今日でちょうど二年の歳月が過ぎた、

2005年5月27日。

今の自分はよく自分の将来について考える。

カーニーで過ごして早三年目。本当にあっという間で、ちゃんと意識していないとあとの二年もあっという間に過ぎてしまいそうだ。

でもその過ぎた二年も、今振り返れば本当に内容の濃い二年になったと思うし、本当に沢山の事が思い出される。


今から二年前、渡米したての3ヶ月は何もかも新しいことだらけで、正直疲れたし、一杯一杯になった事も何度もあって、大変だったけど、自分のこれからの将来に大きく影響するような3ヶ月だったと思う。

高校を卒業したばかりで、まだ親元に暮らす僕らはまだまだ子どもだった部分が多いと思うが、その今まで頼ってきた親元から離れ、自分で考えて、自分自身で行動し、自分自身で様々な問題を解決する事を必要にされる生活を過ごすことになった。要は、子どもから、大人へ転換することを必要とされた時期といえるのかもしれない。自分の行動は自分の責任となって自分に跳ね返り、その責任に自分で対処する。高校までだったら、誰かに助けられていた事も多いと思う、親だったり、先生だったり。

今でも誰かしらには頼っていると思うけど、ここに来て自分の行動に責任が伴ってくる事は、日本にいた時よりも明らかに増えたと思う。その新しい生活にもがきながらも、くぐり抜けてきたから、あの3ヶ月は自分にとって重要なモノであり、これからの将来に影響を及ぼすと言えるモノになってくる。

そして、外国人に囲まれて、外国語に囲まれて、言葉という障害に悩みながらも自分なりにやることを見つけ、行動して、突破してきた異国での授業も、もし、あの始めの3ヶ月がなかったら、もっと苦労していたんじゃないかと思う。

当然、今この二年を振り返って、後悔する事は山ほどあるし、今もそれは増えている。時間をさかのぼってやり直したいと思う事もあったが、今ではあの時の自分の行動はそれが精一杯で、あの時の自分の限界だったんじゃないかと思うのです。だから、今後悔しても、結局はその時の自分の考えで行動したんだから、それ相当の結果が伴ってくるのだろうし、結局はその事に後悔していたんだろうと思う。でも、だからってそういう風に割り切るんじゃなくて、それをどう自分の中の教訓にして、この先同じような事を繰り返さないかとか、その失敗を自分の中でどうプラスにするかが大切になってくると思う。やり直したいと思う気持ちだって、その過去の失敗から学んだ結果そう思うようになったんじゃないかなあ。

だから、最近は時間を戻ってやり直したいとかはあまり思わない。過去の思い出を掘り返したりする事はあるが、あの時の失敗はあの時の自分の精一杯な行動が引き起こした結果で、大切なのはそれをこれからの自分にどうやってプラスにするかを考える。でも、こういう風に考えてはいるけれど、全てをプラスにする事は出来ないだろうし、自分の考えの範囲外にある、変えた方がいいところは他にもあるだろうけど、できる限りは失敗から学んでマイナスを増やさないようにしたい。

受験勉強をしていた高校三年の二学期、周りに流されて日本の大学に入学するつもりでいたけれど、自分は日本の大学に行って何を学びたいんだろうか、さらに本当に自分は日本の大学に入学したいんだろうかと思うようになっていき、大学受験用に勉強する意味を見失っていた。そして、子どもの頃から抱いていた留学を本気でしたいと思うようになっていた。それを、高3の12月、担任との二者面談で打ち明けたら、「それは俺には逃げにしか聞こえない」と言われ、本気で悩み、何度も、これは逃げなのか自問自答したけれど、やっぱり日本の大学への興味は薄れ、留学への気持ちが膨らみ、留学することに決めました。幸運なことに親も後押ししてくれて、ここにくることが出来、今では二年の歳月がたったけど、ここに来た事に後悔はしていません。むしろ日本の大学に行っていたら、一生あの時留学していればよかったなあと後悔していただろうなと思っています。

過去から学ぶのはとても大事だけど、やっぱり僕らは先を見据えて前に進んだらいいと思います。でも、もし先が見えなくて、道に迷ったら過去に戻ってみてもいいんじゃないかなとも思う。過去の失敗から学んで少しでも解決の糸口になるものを見つけたら、またそこから進めばいいんだしね。

三年目を迎えた今日、自分が思っていることを文字にしました。多分共感できない人もいるだろうし、一ヵ月後、一年後の自分でさえも、この文章に共感する事が出来ないかもしれない。でも、これは今の自分が思う事で、今の自分の精一杯な考えなのだ。

過去を基盤に将来を見る。これが今の自分の考え。

ハートの木

2005年05月26日 | Weblog
何気ない日常のワンシーン

そんなワンシーンをちょっと角度を変えて見てみる

すると何気ない日常にちょっと特別な何かを発見する事が出来るかも知れない

そんな事を教えてくれたちょっと気になる木、ハートの木




子悪魔が鳥と

2005年05月23日 | Weblog
あいつはいつも後ろからチョコチョコ付いて来た。あいつにとって、色々なイタズラをして来る悪ガキ飼い主はきっと子悪魔にしか見えなかっただろう、だけどいつだって決まって付いて来た。そして、小悪魔の肩を目指すんだ。そう、そこがお気に入りの場所だから・・・


小学3年生の時、学校から帰ると見たことも無い鳥かごが玄関先に置かれていて、カラフルな色をした一羽の鳥がその中にちょこんと立ってこちらを見ていた。

今まで見た事もない色をしたその鳥を籠の外から興味津々に覗き込むいたずらっ子の小悪魔。
名前も知らないその鳥に小悪魔は他に飼っていた鳥を呼ぶように、いつも通り「ピーちゃん」と呼び掛けた。

カラフルな体を持つ鳥は、子悪魔が扉を開け、手を差し出しても怯えることなく片足ずつゆっくりと足を掛ける。そして、少しゴツゴツした足で小悪魔の手を痛めることなく、そして無理に動く事なくまっすぐ立っていた。

でもさ、首はかしげて子悪魔の顔をじっと覗き込むんだ。

カラフルな衣を羽織っているくせに、瞳はつぶらな黒い丸。よく見ると黒いまつげがちょこんと生えていた。


図鑑に名前も知らないその鳥が、カラフルな衣を羽織って載っている。でもやっぱり瞳はつぶらな黒い丸。

図鑑から飛び出したように、何にも変わらないカラフルな鳥が目の前で図鑑を突く。  

「へえ~ルリコシボタンインコっていうんだぁ」

この瞬間に名前の知らないその鳥がルリコシボタンインコという名前を持つ鳥に変わる。

「ピーちゃん」以外でその鳥を分類するもの。それが図鑑から生まれた。


遊んであげないと自力で出ようと試みて、扉を開けると嬉しそうに籠の外へと飛び出して来る。そして、籠からの自由を獲得すると決まって子悪魔の肩を目指すんだ。ズボンの裾から、上着の袖から。これがいつものパターンで、脅かしても怒っても、手を差し出せば足をかけ、外に飛んで逃げても戻って来た。

そんな居て当たり前の日常は永遠では無く、いつかは終わる。そんな事はちゃんと知っていた。

だから長く続けと望むんだ。

願えば叶うものならば、誰でもすぐに願うだろう。

だから、叶うだなんて思ってなかった。

ただ普通にいれたら、それでいい。

でも、奪われるように失った・・・


別にそれを特別信じていた訳でもないが、嫌な予感がその日はずっとしていたんだ。学校から帰ると、いつもの辺りに響くあの鳴き声が聞こえない。

胸騒ぎ、それが現実のものになった・・・

近所の猫が鳥かごを襲い、カラフルな鳥をくわえて逃げて行った。小悪魔の母親が追いかけたがそのまま猫は小さな体をくわえて逃げて行った。


その事実を受け入れる為に、そして愛鳥をちゃんとした土に返すために、小悪魔は3日間辺りを探し続けた。親が教えてくれた猫の逃げた方向へ、そして見つからなければ猫が行きそうな場所を探し続けた。

でも結局、見つける事も出来ず、あきらめた。


もう後ろから付いて来る事もなく、肩を目指してズボンの裾から必死に登ってくる事もなくなった。突然消えたその存在は、もう形のないものになっていた。

残ったものは、この手で土に返してあげられなかった事実だけ。

・・・・・

そうか

やっぱり小悪魔は天使のようには葬れないんだ

今まで出会った鳥の中で一番大きな存在だったそのカラフルな鳥は突然、図鑑の中に消えていった。

始まりの朝を迎える

2005年05月21日 | Weblog
あのサイトに騙された!存在しないホテルを紹介してたんだ!!

詐欺だ!絶対詐欺だ!このお巡りさんに訴えてやろう!

・・・と、

そんな風にまで思った瞬間

来ましたよ!あの言葉!

「でも・・・」

来た来た来た!!でも?でも、何??

「この住所でいったらここかなあ・・・」

おぉぉぉぉぉ!やっぱ困ったときはお巡りさんだ!!

住所から推定してくれて、場所を地図に書き込んでくれましたYO!

書き込んでくれた所はその時いた所から相当離れてました・・・

おいおいおい、全然違う所まで来てるじゃないか、見当違いもいい所だ・・・。

しかし!

しかし!

やっと光が見えてきた!

また大通りを、恥をかきながら歩かなければならないけど、もうそんな事はどうでもいい、とにかく一刻も早くホテルに着きたい!そんな思いで、人の間を縫って突き進んでいきました。

そしたら!

ついに!

ついに発見したぁー!!

葉輪井ホテル!

やっと着いたあ~。

とっても、とっても嬉しかった!

けどさ、

このホテルの前何度も通ったんだけどなあ??

始めにインターネットカフェから出た10分後くらいにはここの前を通ったんだけどなあ??

あれあれ、看板があんな奥ばった所にあるよ??

・・・・・・

あのさ、

あんなに奥ばった所にあったらわかる訳ないだろう!!

表にちょっとした看板さえあったらさ、こんなに辛い思いもせずに済んだのによ!

ちょっとは考えて欲しいわけだ!

しかもさ、しかもさ

やっと着いたのにフロント誰かと長話してるんじゃないよ!!

こっちは早く部屋に飛び込みたいんだ!

それなのに、いつまで待たせるんですか??


しばらくして、やっと会話が終わってチェックインしようとしたら、自分の名前を言う前に「~さんですね?」って、

顔見ただけで、名前がわかるんですか??

・・・・・

あ、あぁ、、、そりゃーもう11時前だもんで、本日チェックインする最後の人って言うことですか・・・

うん、そりゃーね、もう遅いモンね、うん。

・・・・・

まあ、いいや!やっと着く事が出来たんだ、さっさと部屋に行こう!!

足早にエレベーターに向って乗り込んだ。

そして、部屋の前へ!

この時をどれだけ望んだことか!

やっと到着した!

鍵を開けて、部屋に入ると目の前にはベット!

おお!ベットだ!寝てぇー!


やっと着く事が出来たホテル。そこはやはり一番安かっただけあって部屋は狭かったけど、その狭い部屋にテレビ、DVDデッキ、ビデオデッキ、レンジ、マッサージチェア、ベッド、コーヒーメーカー、洗面台などなどなど色々なものが詰め込まれていました。でも、決して悪い部屋ではなかったです。

沢山の荷物を空いているスペースに置いて、大量に汗をかいたから、まず風呂に入りました。

風呂も狭くて入りづらかったけど、この際いいや!

風呂から上がって髪を乾かしたら、早速ベットに!

この瞬間をず~~~っと待ってましたよ!

すごく気持ちよかったです、はい。

ベットに疲れがどんどん吸い込まれていく感じかな。

そのまま自然に意識も薄れ、次に気がついた時は顔には日の光が。

眩しさに自然と起き、清々しい目覚めの朝を迎える。

昨日の事はまさに、このベットで寝ている間の夢なんじゃないかと思うほどに、疲れもすっかり取れ、本当に気持ちがいい朝を迎えられました。

そして、日光に誘われるかのようにカーテンを開けた瞬間、目の前には眩しいくらいの青い海と青い空!!

ハワイだー!

そうだよね、今自分はハワイにいたんだよね・・・

なにげに自分が泊まっていた部屋は、そのホテルの最上階のオーシャンビューの部屋。

な、なんで・・・?と思いながらもベランダに出てハワイの空気を思いっきり吸ってやりました。

そして、しばらく青い海と青い空に見とれてしまった。

日本にもアメリカ本土にも無い、ハワイの雰囲気。それが今ひしひしと感じる事が出来る。

ハワイにやってきた飛行機、ハワイにやってきた波、そしてハワイにやってきた人々。

全てが昨日とは全然違うや。

何かウキウキしてくる感じかな!

これです、これを求めていたんですよ!

恥とか汗とかイライラなんて本当にいらないです!

でも、そんなモノはカーテンを開けた瞬間、ビルの間から顔をのぞかせる青い澄んだ水の海と青く澄んだ空が忘れさせてくれました。


予定通り、「葉輪井ホテル」を10時くらいにあとにして、親と合流する場所に向いました。

でも、今度は迷うことなんて全くない!

なんせ昨日の出来事のおかげで、この辺の道は二日目なのにかなり詳しくなっていましたからね!

今日からは沢山の表を見るんだ!そして、浮かれ気分で帰っていくんだ!

そう、ハワイはこれから始まるんだ!!



(おわり)

結局7回も続いてしまいました・・・。
全部読んでくれた人ありがとうございました!!

幼い幻

2005年05月20日 | Weblog
小さい頃、本気であのもくもくした雲に乗れると思っていた。

でも今は、あんなモノに乗るなんて不可能だと思っている。

当たり前だけど、何だか悲しいなあ・・・

UNK

2005年05月18日 | Weblog
もうすぐここに新しい日本人がやって来るという事でここUNKの写真をアップしてみたいと思います。見ているかどうか分からないけど・・・。

大学の半分くらいはこの写真に写ってると思います。

表の前に裏を知る

2005年05月17日 | Weblog
あはははは・・・・・・あぁ、はあ・・・

振り出しに戻りましたね!!

もう、笑いも漏れてますよ!

はっきり言って、野宿も考えやしたよ!!

わざわざ重い思いしてインターネットカフェまで戻って調べたのにさ、

あんなに、ここだよ!!って感じに星のマークを輝かせておきながら間違えるなんてさ、


最悪だ!!


そして、今日の運気も

きっと最悪だ!

やっぱ悪い事って重なるんですね。

はあ~あ・・・

まあ、念のためにホテルの人に聞いてみてもやっぱり違いました。

しかも、そんなホテル知らないだってさ。

・・・・・

じゃあ、一体どこにあるんだよ!

地図も間違ってて、現地の人も知らないとかいって、

本当に存在しているんですか?

・・・・・

ここまで来たら、根本的な事さえも心配になってきたよ・・・

も、もしかして詐欺っすか・・・?

今日は宿無しっすか・・・?

ハワイで野宿っすか・・・?!

もう、最悪な事しか頭に浮かばんや・・・

しかし、とりあえず信じて探すっきゃないなと思い直して、☆マークがついていたブロックを一回りして探してみることにしました。もちろん、汗だくになりながら、重たい荷物を持ってね!

ブロックを一周するって事は、間違えたホテルの裏に行くって事で、暗い路地に入るって事。

そこはもう真っ暗で、明るい大通りを一歩入ったところとはとても思えなかった。

なんだかリゾート地の裏側を見ているような気がした。

ちょっと進むと、さらに道は別れ、住宅が増えてくる。当然そこには現地の人がいるわけで、とても安全なところだとは思えなかった。小さな家の玄関先で涼む人。酒のビンを持ち笑いながら横を通り過ぎていく数人の若者達。気持ちはヌーの大移動の大群から離れてしまって、ライオンに囲まれたそんな不安感に包まれ始めた。

すぐにでも、表通りの人の波に戻りたかったが、早くホテルを見つけたいという気持ちの方が強かったのか、さらに奥へと目指し足を進めた。もう、奥の方まで来ると、薄い明るい街灯もなく表通りの明かりの木漏れ日がほのかに辺りを照らすだけだった。

めぼしいホテルを探すため、辺りに変な人がいないか確認するためにトランクを押しながら足を進めていると、突然何か黒い物体が飛んできたので、歩みを止めて身をかがめた。

その黒い物体は目の前の壁に止まったので、目を凝らしてみてみたら、巨大なゴキブリだった。

うっわ~!

でかっ!でか過ぎだ!

しかも飛んできたよ!日本じゃあ、外でゴキブリが飛ぶとこなんか見たことねえ!

心の中で叫びながら、ちょっと近づいてよく見てみたけど、また飛んで来たら怖いので、そそくさとその場を離れました。

うちの母ちゃんだったら殺してたかもね! あいつは害虫だーとか言ってさ。

Fear Factorって番組だったら食ってたかもね! あ、でもあれゴキブリとか言ってたけど、ちょっと違う種類かもね。

まあ、どっちにしても、ゴキブリという名の付くものをそのまま食べるなんて有り得んけどね。

しかしなんだか、リゾートの表と裏のギャップを感じた今、ハワイも安心していられないと身を引き締めた。こんな大荷物を持って道に迷っている日本人なんかいいカモに違いない。

裏路地に入ってから、目ぼしいホテルの名前を一つずつチェックしていったが全く「葉輪井ホテル」は見当たらない。なんせ、ワイキキはホテルがとにかく多い。今はマンションとして使われているけれど、昔はホテルだったとか言う建物も結構ある。

それで、ある一つの建物の名前を確かめようと重い荷物をゴロゴロと押している時、ある一人の40代くらいのおばさんの後ろを同じ方向に向って歩いていたら、そのおばさんこっちをちらちら見て明らかに警戒している!!

おいおいおい

おばさんおばさん、確かにこんな大荷物を持って怪しいかもしれないけどさ、そんな荷物を持って襲う人っていますかね?!


逃げにきーよ!!


すぐに分かりそうなもんだけど、疑われたくないのでしばらく止まっておばさんと距離を取る事にしました。

あー、何か心外だなあ・・・

でも、あんなに警戒するっていう事はそれだけ危険なのかなあとかも思ってみたりする。

こんな初めてのハワイでさ、表も別に知ってる訳でもないのにさ、いきなり裏側なんて知る必要ないんですよ!!

別に表だけ見てのほほ~んと過ごして幸せ気分で帰りたいんですよ!

わ~、これがかの有名なワイキキビーチかあ!

わ~、これがかの有名なこの木なんの木~♪の木かあ?!

わ~、これがかの有名なダイアモンドヘッドかあ!

とかこんなんだけでいいんですよ!

わざわざ、ハワイのゴキちゃんはでかいんやとかさ、

表から一歩路地に入ったら暗くて静かだとかさ、

そんな裏側、ぶっちゃけどうでもいいんですよ!早くホテルに着かせて下さい!ベットに寝かさせて下さい!

まあ、現実は暗闇にまみれながらゴキブリが飛んでくるのを恐れ、ビクビク歩いている、

これがあの時の現実っす。

この時は現実を受け止め先に進むっきゃない。

汗を拭いて、前を見つめて、足を進めるただそれだけすればいい。

ひとまず汗を拭こうぜ。

もう汗を流れ落ちるほどかいていたから、お気に入りの帽子を取って、それをカバンに適当に突っ込み汗を拭いた。

お気に入りの帽子が汗で少し湿っていたので、帽子は被らず、そのままカバンへ。

さあ、前に進もう。

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

ゴロゴロゴロゴロ

ん・・・・・

あれ・・・・・

お気に入りの帽子がないじゃん!!!

落としちまった!!

でも、まだ帽子を外してから5分くらいしかたってないはずだ!多分その間に落としたろうから今来た道を戻れば多分まだあるさ!

急いで戻ろう!



・・・・・・・・ 

・・・・・

・・・あれ、ないよ??

ほんの5分くらいの間になくなるものなの??

落ちてた帽子って拾って持っていくものなの??

でもさ、いくら探してもないんよね?

・・・・・

何か悪い事したっけなあ・・・?

何でこんなに悪い事が重なるんですか?!

もう充分じゃないっすかぁ!!

前々日の片づけからさ、本当に災難尽くしだよ・・・

はあ・・・・・

もう本当につかれきってしまったや・・・・・

もう十時も回ってるよ・・・・・


少し歩いたところで、精魂尽き果てて近くの花壇のような所に腰をかけて座り込んでしまいました。

もう、本当に「葉輪井ホテル」なんて無いのかも知れない・・・、今日は野宿かなあ・・・、
どこか、24時間空いているような所で過ごすかなあ・・・と宿がないことを前提とした考えが次々と浮かんできました。

もう何も出来ずに座っていると、前の道路にパトカーが止まりました。

おいおい、なんかの事件かよ。

やっぱ野宿は無理やなあ・・・

危ないねえや。

警察を見てもそんな風にしか始めは考えられませんでした。

しばらくして、「あ!彼らに聞いてみよう!」と閃いて、早速尋ねに行きました。

ちょっとゴツくて怖かったけど、やっぱ困ったときはお巡りさん!勇気を出して尋ねてみました!

「このホテルどこだか知ってる??」

「う~ん、葉輪井ホテルかあ・・・聞いたことないなあ・・・」

・・・・・・・

・・・・・

はあ?!

警察も知らないのかよ!

もう絶望的だあぁぁぁぁぁ・・・・

(続きます)

・・・・・
二週間もブランクをあけてしまったよ。ゴメンなさい
しかもまだ続きます・・・
この写真は親と合流してから泊まったホテルで撮ったハワイです。写真に写っている辺りから写っていない辺りまで広範囲に歩き回りました。小さかったらクリックしてね!

おもろい例文

2005年05月03日 | Weblog
スパニッシュのファイナルの勉強中にこんな例文見つけました。
それを和訳するとこんな感じ。

「私の彼氏は私の父親がドアを開けた時に私にキスをした」

つまりこの彼氏は彼女の父親が部屋のドアを開けた後に、まるで彼女の父親に見せつけるかのように、彼女にキスをしたという事か・・・


うん、なんか


とっても挑戦的な彼ですね!!



次回はワイハの続きを更新したいと思います。

背景は空

2005年05月02日 | Weblog
今はあって当たり前な、でっかいカーニーの空も


いつかは、記憶の中で見る事になるんだろうな


そんな日も、あっという間にやってくるだろうなあ

まだ続く

2005年05月01日 | Weblog
何だか醜いアヒルの子みたいだ・・・

早くホテルを見つけたいんだけどさ、さっきもらったインターネットカフェのチラシに載っている地図、大雑把過ぎてどこがどうなのかさっぱりわからん!

近くを歩いていた人にも聞いてみたけど知らないらしいし・・・

あー、インターネットへの道までもが険しいぜ!パソコンなら今持ってるのに。

こうなったら、自力でいくっきゃないか・・・

ゴロゴロゴロゴロ

真っ黒に焼けた楽しそうな日本人カップルとその友達らしき外人たちの前を恥ずかしがりながらいそいそと通り過ぎる。

いいなー、早く海にいきてー!

目の前に広がっているのに、何だか遠い、ワイキキビーチ。

はあー、ハワイに来てまでなんでインターネットカフェに行こうとしてるんだろう・・・

と、キョロキョロしながらカフェを探していると後ろから声を掛けられた。

さっきのカップルだ!

こんな大荷物を抱えた自分の姿を見て、心配になって声を掛けてくれたらしい。

その人たちは、もしどこかに行く途中なら車で送ってくれると言ってくれたけど、どうもインターネットカフェはこの辺らしいし、何だか悪い気がしたので、そのチラシを見せてここのカフェがどこにあるのかだけ尋ねた。

そしたら友達の外人に聞いて教えてくれた。

救いの神やね。

この後外人さんが教えてくれたんだけど、どうも、今まで全く違う道へと進んでいた事が発覚しました。

当てになんないな、この地図。

色々なモンを省略し過ぎなんだよ!

外人さんが教えてくれた通り行ったら、目線の先にいかにも日本人をターゲットにしているかのように『インターネット、日本語使えます』と小さな看板に小さく書かれているのを発見。

早速近くに行ってみると、そこはアパートの一室がインターネットカフェになっているようだった。

でも、2階なのでさすがに30Kgのスーツケースは持っていけない。だから、車の陰に隠して急いで階段を駆け上り入ると、意外ときれいな店内と新しいパソコンが何台か並んでいた。
開店したばっかりなんだな。

まず、パソコンを使うには入口から一番近い所にあるカウンターで会員登録をしなければいけないらしい。そこで、対応してきたおねーサンが日本人ぽかったので、さっきの看板の事もあって、日本語で「インターネットが使いたいんですけど、」みたいに言ったら、全部英語で返してきた!

おいおい、日本語理解してるって事は日本人って事なのに、わざわざ英語を使ってきたよ!「日本語使えます」とか看板に書いて、いかにも日本人をターゲットにしてるくせに日本人に英語を使うんですか!しかも全て単語をただ並べただけだよ・・・

まあ、ここはアメリカな訳だし、分からない事もないんだけどさ、

なんか日本語で話しかけた自分が馬鹿に思えてきてしまうジャン。

だから、この後すべて英語で返したら少し驚いてて、ちょっと優越感に浸れました。


さてさて、やっとインターネットを使えるよ。もうハワイに来て2時間近くだ・・・

でも、ついにホテル名と住所をゲット!名前は忘れたのでとりあえず「葉輪井ホテル」にしておきます。

地図もあったんだけど、スーツケースを置いて来てるから早く行きたかったので、確認だけして名前と住所を書き写し、早速出発!

でもさ、全てのホテルはやっぱり名前を知ってもらいたいから看板とかをちゃんと表の見える所に置いたりすると思ってたのが甘かったんすかね。

いくら歩き回って探しても全く現れない!

かれこれ一時間くらいは重い荷物を押して歩き回ったかな、思っていたところにそのホテルがないので行動範囲を広げて探してみても、ない!

しかもホテル案内の雑誌にも載ってない!

本当にこのホテル存在するのかな・・・

不安だ。

日も暮れてしまったし、早いとこ見つけなきゃいかん!

もう一回あのインターネットカフェに戻って、地図を書き写すか!

って事で、戻ってもう一度、今度は地図を書き写す事に。

でも、ここでちょっといやな予感・・・

地図が「葉輪井ホテル」だと指し示す地点を何度も通ってる気が・・・

見逃したかな・・・

とりあえず、地図を信じていくっきゃないか!あの店員に聞いても知らんようだし。スーツケースも置いてきっぱなしだし。

ゴロゴロゴロ

夕食後のショッピングを楽しむ幸せそうな人々を裏目に汗をダラダラ流しながら進む。しかし、ここまで来たら周りの目を気にしなくなってきた、というより気にする余裕はなくなってきた。

とりあえず、地図が指し示した地点に到着。

でも・・・・・

やっぱり・・・・・


違うホテルだよ!


なんだよ、

地図間違ってるジャンか!!

・・・・・・・

(つづく)

う~ん、長くなり過ぎちまったや・・・