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リエッチのDIARY

ギターデュオ山弦(小倉博和・佐橋佳幸)のファンサイト『YAMAGEN FUN MORE TIME!!』リエッチのブログ

2007年1月29日(月)村田陽一『HOOK UP』@ブルースアレイジャパン

2007年02月03日 | 山弦
通いなれた目黒駅前。
この駅に降り立つともう心の高鳴りは始まっている。
今日は待ちに待った『村田陽一HOOK UP』の日。
予約の電話をしてからは毎日楽しみに過ごして今日を迎えた。
ブルースアレイジャパンでの『HOOK UP』はもう一年以上やっていない。
新宿PIT INNでの去年の6月25日の『HOOK UP』(おぐちゃんが参加したHOOK UP)以来だからかなり聴きたいモードは募っている。『ライブハウスでの等身大のおぐちゃん』を見るのも久しぶりです。
1週間ほど前、さいたまスーパーアリーナでおぐちゃんの勇姿を遠くから見たばかりなのに、またおぐちゃんのギターを聴けるなんてすっごいシアワセだ。あの時から心にキュンキュンと飛び込んでくるおぐちゃんのギターの音に幸せ気分はずっと続いている。

19:20ブルースアレイジャパン着。
まずエントランスで『本日のライブ』のPHOTOを撮る。(帰りは音にやられて忘れることが多いため)


そして地下に降りていく。階段の途中からもう熱気が上がってくる。ワクワク感も最高潮だ。
ブルースアレイはテーブル係の方が席に案内してくれるレストラン方式。だから席に案内されるまで今日の席はわからないのです。
今日はどこの席なんだろう。コートを預けて、いよいよ席へ。
ステージのギターの位置ばかり気になる。
おぐちゃんのサイレントギターがステージに向かって右端にスタンバイしている。見慣れたROLANDのアンプも。今日のおぐちゃんの立ち位置はあそこなんだ。
祈るような気持ちでテーブル係の後をついていく。
『どうぞ、こちらです』と案内された席は・・・そのサイレントギターのまん前の席\(^o^)/
しかも最前列(涙)おぐちゃんの側(ToT)嬉しすぎる!もう、もうどーしよ(◎o◎)
久しぶりの大好きなブルースアレイで、しかも『HOOK UP』でこの席なんて!!!
嬉しさで天井まで飛び上がるような気持ちだったけど、グッと嬉しさをかみ締めて席に着いた。ウ、ウレシイッス(ToT)
一週間前のさいたまスーパーアリーナではおぐちゃんまで150メートルくらい(?)の距離があった。そして今日はなんと1メートル(!)スゴスギル、嬉しすぎです。
同じテーブルの隣の席がPさんとそのお友達だったのでよけいナゴナゴ(^.^)
よかった、一緒に楽しめますね。

Pさんがセットリストをプリントしてきてくれて、みんなで見ることにしました。これで曲名にビクビクすることもなく楽しめそう。生ビールを注文して開演を待つ。
ライブの前のワクワクした緊張感が大好き!
目の前に今日のおぐちゃんの機材のセッティングが。機材に詳しくないのでネコに小判状態ですが、これが山弦ファンのギター弾きの方だったら目を皿に状態になるでしょうね。
とにかく機材ド素人ながら機材に書いてある文字だけをちゃんとメモメモ。
エフェクターはPODと書いてあり、ペダルが四角のタイプ。
↓これに似た感じのエフェクターでした(これではないかもしれませんが)


アンプはいつもおぐちゃんが使っているROLANDのもの。
パナソニックのPC(WINDOWS搭載)

19:40大拍手に迎えられてメンバーが登場、いよいよです(超ワクワク)
レスポールを持って登場したおぐちゃん。
今日のおぐちゃんのスタイルはいつものベージュのニット帽(似合います)
ベージュのカットソー、グレイの大きなポケットの付いたカットソー素材のパンツ、白のスニーカー。首もとにはピックやハバネロモチーフのチョーカー(いつもしているもの)
なんかさりげないけど以前よりスリムになった感じでとてもよく似合っています。
指先にはネイルアートでカルジェルなのかな?アートはグラデーションのクリア~ピンクでつめ先に大き目のラメがびっしり。オシャレです。
いま、福山さんのツアー中だからでしょうか?アーティスト(ミュージシャン)オーラが出ている感じ。素敵です!

【メンバー】
村田陽一(Tb、バンマス)
小倉博和(G)
石成正人(G)
小野塚晃(Key・P)
小松秀行(B)
佐野康夫(Ds)

【SET LIST】(カッコ内はおぐちゃんの使用ギター)
●第1部●
1)Access(Gibson Les Paul)
2)The Extension(M8)(Gibson Les Paul)
3)A Shade Of The Night(M2)(Gibson Les Paul)
4)Achievement(M29)・・・達成(Gibson Les Paul)
5)Straight line and curve・・・直線と曲線(Gibson Les Paul)
6)Everybody(Knows Tt's All Right)(Gibson Les Paul)
7)Gradual sigh(M15)・・・ゆるやかな吐息(YAMAHAサイレントギター/ナイロン弦仕様)
8)Colage・・・コラージュ(YAMAHAサイレントギター/ナイロン弦仕様)

●第2部●
1)Stone Free(ジミ・ヘンドリックス)(Gibson Les Paul)
2)Let Me Groove(Gibson Les Paul)
3)AM4:00(M15)(Gibson Les Paul)
4)100miles(M38)(Gibson Les Paul)
5)A Temporary Relief(M4)(一時的な安らぎ)(Gibson Les Paul)
6)Stability and Instability(M37)(安定と不安定)(Gibson Les Paul)
7)A Change of Colors(Gibson Les Paul)

●En●
NYU(Gibson Les Paul)

※『Stone Free』以外の曲はすべて村田陽一さんのオリジナル曲。
(M○○)は曲名が付く前までライブで紹介していた仮題です。

(セットリストはPさんからいただきました。Pさん、貴重な情報をありがとうございました)


●第1部●
1)Access(Gibson Les Paul)

レッド(チェリー)サンバーストのLes Paulを抱えたおぐちゃん。チューニングの微調整をしています。
村田陽一さんがおぐちゃんのチューニング完了を見極めて演奏はスタート。
試奏の音さえ懐かしいおぐちゃんの音(涙)久しぶりだ、おぐちゃんの音だ。
フュージョン系のさわやかなメロディ。
村田さんとおぐちゃんが同じメロディラインを行く。おぐちゃんはフレーズの端々にオカズをたくさんつけて楽しげに演奏してる。でも目は楽譜を真剣に追ってる。
イントロ

村田さんのソロ
自信に満ちた真っ直ぐな音。トランペットか?と思うくらいのキレの良さが気持ちいい。
トロンボーンという管楽器のなかでも大きい部類の楽器で、これほどのキレを出せるのは村田さんだけでは?
村田さんのソロに合わせるおぐちゃんのギターは味のあるおぐちゃん独特のレスポールの深みとキラキラ感に満ちた音。
久しぶりに聴いてやっぱりこの音が好きだと再確認した。どこにもないおぐちゃんの独特の『おぐ音』。
他のギタリストの音と専門的に何が違うのかは上手くいえないのですが、明らかに違うのは音に体温があること。生命が息づいているというのか・・・そこが絶対的に違うんです。そう、有機的というか・・・おぐちゃんの言葉を借りれば『オーガニックな音』だと思う。

小野塚さんのソロ
さすがのリズム感(^.^)
いろんなライブでいろんなキーボード奏者の方を聞かせていただいておりますが、正確で打楽器的な切れのよさでは小野塚さんが最高峰だと思う。

村田さんのソロ。
真剣に譜面を見ながら弾くおぐちゃん。バッキングに徹しているときでもおぐちゃんの音に耳をすましていると、実に正確にこだわりぬいて弾いているのがよくわかる。一音一音がきちんと聴こえる、そして時折り挟む短いフレーズのひとつひとつにも、そのタイミングに絶妙な音をセレクトしている。さすがだ。あんなに飄々と弾いていながら、何気ないように弾いていながらそこには経験と計算と天性の才が同居している。これがプロ中のプロの技なのですね。

村田さんのMC
むら『久しぶりのフルメンバーでツインギター(おぐちゃんと石成くん)、今日はいつもより曲数を多くやります。』(大拍手)
むら『予定では1部8曲、2部8曲の予定ですが、時間が来たらやめますが(笑)』
むら『去年の秋くらいから曲がボコボコ生まれて、それを自宅でCPで作って、トロンボーンを入れてを繰り返していたのですが、今日は曲名も入れてあります』
(リエッチ註:前回のHOOK UPはPIT INNでしたがそのときは曲名はまだ付いておらず、M○○という番号でした)

2)The Extension(M8)(Gibson Les Paul)

村田さんのソロ。ベースのリズムがいい感じだ。
おぐちゃんと村田さんが同じメロディラインを行く。
印象的なテーマ部分。これをおぐちゃんがどんなふうに展開させるのかな?

おぐちゃんのソロ
歌うようなソロ。ほんとに久しぶりだ。
あまりに感激して金縛り状態(笑)で聴いていた。
アール・クルーのようなメロディアスで言葉が見えるような演奏。
おぐちゃん独特のタイム感がなんとも言えない心地よさ。
このタイム感は独特だけれど村田さんも佐橋さんにも共通している。そして山本拓夫さんも。だから山弦ファミリーのミュージシャンの演奏を聴くとなごめる。このタイム感がしっくり来る世代なのかも。
色気があるのに上品なおぐちゃんの音色。この品のある凛とした音は絶対に他のギタリストでは出せないものだと思う。
しみじみしかもホレボレしながら聴いていた。今日はおぐちゃんのソロがいっぱい聴けそうで楽しみです。

村田さんのソロ
おぐちゃんのギターの音にボーっとしていると、石成くんの『キュルキュルキュル』という天使の舞い降り音が聴こえてハッとする。
石成くんの立ち位置はステージに向かって一番左側。おぐちゃんからは一番遠いところにいます。
おぐちゃんは石成くんの方を時折り見て、あわせていっている。さすが先輩ギタリストです。
石成くんもおぐちゃんのソロのときは気のきいたバッキングを聞かせてくれる。

初めてHOOK UPに石成くんが参加されたときには、おぐちゃんを顧みない爆走振りに驚いたけど、あれから約2年くらいでしょうか?
石成くんがこうしておぐちゃんと調和しているのをみて、アーティストとしての大きな成長を感じた。
村田さんの先見の明も素晴らしいなと思う。
そしてミュージシャンの先輩としてのおぐちゃんが、最初の頃の石成くんを,余裕のあったかい目で見ていたことを忘れない。
今日の石成くんはバッキングが溶け込んでいてとても自然だ。

3)A Shade Of The Night(M2)(Gibson Les Paul)

ミドルテンポのバラード。
夜の首都高速を車で走りながら、宝石のような東京の夜景を見渡しているようなイメージのカッコイイ曲。
漆黒の闇と街灯りの強いコントラストを感じさせる。
村田さんのメロディラインにおぐちゃんのギターが絡んでいくテーマ部分。

石成くんのソロ。おぐちゃんがバッキング。
冷静で正確な音を刻む石成くん。譜面を見ながらオーバーなアクションもなく淡々と弾いています。
バッキングのおぐちゃんはさすが!と思わせるジャストタイミング。まるで石成くんの心の中を読み取っているような、絶妙なタイミングでグッと来るフレーズを挟み込んでいく。
おぐちゃんのギターが入ると石成くんの演奏がさらに厚みを増して聞き応えを感じた。
これがおぐちゃんマジックなのか?ギター2本ってこんなに違うものなのか(驚)

むら『いかがですか?新曲は』(大拍手)
むら『われながらいい曲だと思いながら演奏していました』(大拍手)

4)Achievement(M29)・・・達成(Gibson Les Paul)

ミドルテンポの優しいイメージのバラード。
石成くんのイントロ

村田さんのソロ(テーマ部分)
大らかで明るく、優しい村田さんのソロ。
叙情的なトロンボーンの音色。うっとり聴いてしまいます。

小野塚さんのソロ
繊細なKeyの音。春を感じさせる優しい音。
だけど音の粒ははっきり、そしてキレは抜群です。

村田さんのソロ
テクニックをたくさん使って、ダイナミックな演奏。
もっとトロンボーンの演奏テクニックのことを知りたくなりました。
そしたら村田さんの演奏の凄さがもっともっとわかるはず。
言葉で村田さんのこの素晴らしい演奏をどんなふうに表現したらいいか。もどかしい気持ちです。
とても優しいとても暖かい素敵な曲でした。

むら『しゃれがなさ過ぎる?』(MCを気にする村田さん)
おぐ『(どんどん)行かないと、行かないと。後ろから突っついちゃうから(笑)』(あおるおぐちゃん)
むら『あ、半分終わりだ。折り返しだ』(タジタジ)
おぐ『よっしゃ~(^^)v』(体育会系のノリです^_^;)
むら『よっしゃ~』

5)Straight line and curve・・・直線と曲線(Gibson Les Paul)

石成くんのイントロ

村田さんがテーマ部分をソロ
ややハイテンポの気持ちいいバラード。この曲、いいなあ。

おぐちゃんのソロ
一音一音が正確に聞こえてくる。このままCDにしてほしいくらいの正確さとうっとりとするような音色。そのリズムの正確さとアウトな感じのバランスがたまらない(^^♪
アンプから直接聞こえてくるおぐちゃんのギターの音にマジ目がハートになってしまいます。
鮮やかな運指。おぐちゃんの美しい指から醸し出される至福の音。
おぐちゃんは目を閉じて、リズムを口ずさみながら弾いています。インプロヴィゼーションなのでしょう、メロディラインの骨格は残して、おぐちゃん流の肉付けをしている。そのアレンジ力、音の軽やかさ。歌うようなメロディ。

この瞬間が宝物だと思った。
今この演奏を聴けてる幸せ、今この場所にいることができる幸せ!音楽の神様に大感謝です。
そしてこんな素晴らしいライブを毎回企画してくれる村田さんに感謝してしまう。
ギターを弾いてることがスッゴク楽しい!という表情で弾くおぐちゃん。いいなあ(^.^)聴いてる観客もHAPPYな気持ちになってしまう。(おぐちゃんのソロ部分が終わると大拍手と歓声が沸き起こりました)

村田さんのソロ
そのグルーブ感に自然に体がリズムをとっちゃう。いい、この曲最高!
ラストの村田さんのスピード感に満ちたソロもカッコイイ。
そしてラストは徐々にスピードを落としてゆるやかになっていくという構成。
演奏もアレンジも素晴らしかった★★★★★

6)Everybody(Knows Tt's All Right)(Gibson Les Paul)

ミドルテンポのファンキーなジャズ。HOOK UPではおなじみの曲です。

イントロはおぐちゃんがインプロヴィゼーションのソロ(完璧に一人で)。アウト感バリバリ!う~ん、カッコいいっす(~o~)
おぐちゃんはファンキーモードにスイッチが入ったみたい。
弾いてる途中で『Yhey!』とかけ声まで入れちゃってたし(~o~)
レスポールのキュンキュンした音が気持ちいい!ギターが歌ってる~(~o~)座ってるのがもどかしいほどのファンキーなリズムにウズウズ。

ドラムスとベースが入る。

さらに小野塚さんのKeyが入る

ワクワク感が最高潮になったところでメロディ(テーマ部分)は村田さん。
村田さんとおぐちゃんが同じメロディラインを弾いていくのですが、おぐちゃんがエキセントリックなおかずをフレーズの端々に付けまくって楽しんでる!
リズムに乗りながら、いたずらっぽいおもしろいフレーズを挟み込む。茶目っ気たっぷりの演奏。村田さんのTbとおぐちゃんのレスポールがデュエットしてるみたいな。
おぐちゃんが挟む何気ないフレーズたち。よく注意していると切り口ひとつひとつが違うのに驚いた。おぐちゃんの引き出しがどんどん開いていく。
楽しそうで何気ないのに、ポンポンこういう気の効いたフレーズが飛び出してくる。手品みたいだ(あの万国旗がいくらでも出てくるみたいな)もう楽しくてしょうがない\(^o^)/凄いよ、おぐちゃん!

ベースのロングソロ
観客もリズムに乗ってる。いい感じのソロ。
おぐちゃんがいたずらっぽいフレーズ(どうぶつのなき声みたいな)をところどころに挟む。すると村田さんも象の鳴き声のようなSEを入れたり・・・遊びを感じさせるこれぞアドリブの妙技です。セッションの楽しさが最高!

石成くんのソロ
ワウワウギターとでも言うのでしょうか?石成くんのお得意技(だと思う)であるワンワンした低音のソロ。この音面白いなあ。石成くんは必ずソロのときこの音を一回は使う。
個性的でおもしろい音で楽しめました。

混濁した音の渦。それぞれが全く違うベクトルで演奏しているのに、核になるものがきちんとあるのでごちゃごちゃにならない。これは凄いと思った。
村田さんのアレンジの素晴らしさでしょう。
この曲に関しては、従来の村田さんのアレンジの持ち味である構築された美というより、混濁から生まれた新しい『色彩』を感じた。
今までの村田さんの『設計図』のようなアレンジから、今回は『油絵』のような深みを感じさせるアレンジだと思った。新しさを感じた★★★★★★★★★★(^^)最高!
完璧に構築された高層ビルというイメージから、ガウディの建築のようなアーティスティックな余力を持たせた名アレンジ。なんか凄く変わったみたい。めちゃめちゃよかった(驚)

演奏が終わるとものすごい拍手と歓声!この演奏は本日最高!アレンジも最高!\(^o^)/

むら『時間も差し迫る・・・カウントダウンみたいだね。次の曲は素敵なタイトル、ゆるやかな吐息という・・・あんまり色っぽくないけどね。これ見えますか?引っかき傷、いつ付いたか覚えてないんだけど、どう考えても自分で引っ掻いた傷なんだよね。自分の手の幅なんだよね』(?_?)自分で引っ掻くって・・・(謎)
小松『でも指の間隔って変えられるじゃないすか』(真面目な意見ですよね~)
おぐ『ややっこしい、ややっこしい』(大爆笑)といいながら、村田さんのMC中におぐちゃんはサイレントギターに持ち替えて、しっかりチューニング&試奏も完了。

7)Gradual sigh(M15)・・・ゆるやかな吐息(YAMAHAサイレントギター/ナイロン弦仕様)

小野塚さんをフューチャーしたという新曲だそうです。
イントロは小野塚さんのピアノソロ。メローなジャズ。
おぐちゃんがサイレントでカラカラカラという貝殻が波に転がるようなSEを入れる。サウンドホールの部分ではなく、フレットの方をピックで弾いている。
↓ドラムスが入る
小野塚さんのゆったりとした優しいメロディライン。
そこにおぐちゃんがサイレント(ナイロン弦)で山弦の時のような語るようなメロディを絡ませていく。フラメンコギターみたいな奏法を取り入れている。
Gutギターを弾かせたら世界一(間違いなく)のおぐちゃんだけど。こうして真近でアンプからの直接の音を聞いてしまうと・・・もうクラクラするくらいその音に惚れてしまう。
ドキドキする・・・。
ほんとに心に沁みる優しくて聡明な音。もうヤバイから・・・涙が出るくらいいい音。
どうしよう・・・こんなに心がキュンキュンする音ってない(きっぱり)もう目がウルウルしてしまう。
おぐちゃん、こんな優しいギターを弾くんだ(T_T)
こんなに近くで、おぐちゃんのアンプからじかに『スーパーギタリスト・小倉博和』の生の音が聴こえる。いま、この瞬間小倉博和の至福の音を聴けているんだ(夢)
山弦を知ってよかった・・・こんな素晴らしい音楽に出会えたのだから。

ブルースアレイでいつもマイルスを感じる客席の隅の天井近くに目をやった。
きっと音楽の神様が今日もあそこにちょこんと座ってこのHOOK UPを見てくれてる気がする。


むら『最後にメンバー紹介をもう一度します。ギター石成正人、キーボード小野塚晃、ドラム佐野康夫、ベース小松秀行、ギター小倉博和!誕生日だったんでしょ?いつ?』
おぐ『昨日です』
むら『おめでとう!』(それにつられて、観客からおめでとうの声が会場に飛び交う)
むら『いくつになったの?』
おぐ『どうぞ!』(おぐちゃん、照れくさそう^_^;)
むら『トロンボーン、村田陽一』

8)Colage・・・コラージュ(YAMAHAサイレントギター/ナイロン弦仕様)

イントロは小野塚さん

テーマ部分は村田さん
おぐちゃんがテーマに絡むように同じ旋律をサイレントで弾く。

小野塚さんのソロ
小野塚さんがいるときのHOOK UPはきちんと整理された教室のようだ。
小野塚さんのバッキングのおぐちゃんは控えめに弾いていたけれど、その正確さとスパニッシュなテーストはワクワクする。
近くで見ているとその手首の柔らかさ、出音の味わい深さ・・・ガットギターのおぐちゃんの最骨頂です。いい音だ~(~o~)

村田さんのソロ
去年の村田さんのアレンジとは一味違う気がした。
今回はとても深み(奥行きというのかな)のあるアレンジが印象的だ。
次回のPIT INNでのアレンジも楽しみです。

(第1部終了 20:50頃。ここから30分ほどの休憩が入ります)


第2部のライブレポは↑に続きます。読みにくくてすみません<(_ _)>
でも、続きも読んでね(^^ゞ









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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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よかったよね~HOOK UP(~o~) (リエッチ)
2007-02-05 01:11:21
Pさん(笑)
こんばんは!リエッチです。
BAJの当日は本当にお世話になりました。セットリストありがとうございました(超助かりました)
曲名見ながらだと、イメージわきますよね。

やっぱりPさんも『直線と曲線』と『Everybody』はビビッと来ました?私もキュンキュンきました。
ほんとにあの席であのスーパープレイ聴けてしまったら・・・夢ですよね~(~o~)うれしかったね!

私はおぐちゃんの顔はさすがにあの距離だと1/100しか見れなくて・・・手元は1/1見てましたけど(^^ゞ
だから、他のメンバーの方は全く見ていないの(すみません)

華麗な運指にホレボレしました。
アンプからの直の音にも感激しました。

※ライブレポ一生懸命書いているのですが、遅くてごめんなさい。っつーかPCの前にいるのに飽きて、今日は三浦半島に海見に行って、マグロ丼食べてきちゃいました(^^ゞ根気のないヤツですみませ~ん(^^ゞ
また夜続きを書きますね。
書き込みありがとうございました。
返信する
いつも楽しみに拝見させて頂いてます^^ (まこっち)
2007-05-27 00:24:15
リエッチさんの詳しいライブレポなど楽しみに
拝見させて頂いております♪
更新大変でしょうが、がんばって下さいね^^


返信する
こんにちは、まこっちさん (リエッチ)
2007-06-01 18:03:57
はじめまして、リエッチです。
こちらのページになかなか出てこなくてすみませんm(__)mいま、メッセージを拝見させていただきました。レスが遅くなってすみません。

はい、ライブレポ最近ちゃんと書かなくてすみません。これからは心を入れ替えて書きますので、また時々遊びにいらしてくださいね。
これからもよろしくお願いいたします。
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