記憶

秋祭りのシーズンである。
今日も太鼓の音が鳴り響き、隣ではご神灯があがっている。
あっ、先日今年の町内の日帰り旅行のアンケートと共にご神灯をあげる日を聞いていたのだ・・・。
何日の予定だったか思い出せないが、行くとやはりいつもの場所にご神灯はあがっていた。
気をつけよう、老いは年の順ではないと。

１ヶ月定期

今月人間ドックに行くため８月中旬からジムに通った。
約週３回が限度である、行くとエアロバイクかウオーキングを１時間する。
今日で定期が終わった、結果として最初より身体が軽くなったと思う。
間食は止められないが、過食は少なくなった。
来月は、四回で終わるが週一回ヨガに行く、他の日は何をしようか思考中である。

剣山登山

今日は、良い天気で山歩き日和だった。
剣山登山口から歩き登山リフト到着地「西島」で景色を眺めながら新米のおにぎりを頬張る。頂上まで行くのに最短距離「尾根道コース」960m４０分を選択、途中心臓がパクパクになり休憩をしながら行く。
この前はいつ来たのだろうか？その時は山上に自然保護のため設置された板の上を歩いたが、今回は頂上ヒュッテからもう板を敷いていた。
東の山、「ジロウギュウ」までお遍路さんが歩くのが見えた、尾根づたいに歩きたいが1500m１時間かかる。
西の山の「一ノ森」までは1600m４０分、そこから下山するとさらに４時間以上かかるため、「二ノ森」から下り「行場」経由で帰ることにした。
「二ノ森」までは比較的歩きやすかったが、殉難碑から下ると段々道が暗くなり上から鳥が転がり落ちたのには怖かった、古木は倒れ７月頃はきれいなお花畑を通る。
さら々と水の音が聞こえ、短い橋を渡るが滑らないか不安だった。
また石がごろごろした箇所も多く足をくじかないか心配した、木々に覆われこのまま日が暮れたらと思うと不安が募る。
合流地点の「刀掛の松」に来たときの喜び、これで帰れると思った。
リフトに乗ったが、半袖だったため寒くて鳥肌がたつ。
店のストーブで暖を取り、温かいそばを食べたがとても美味しかった。
今日は足がだるいが、思いがけず冒険出来楽しかった。

社内旅行

先週の土、日が社内旅行であった。
家庭の都合で参加を止めた、春に子供と行った同じコースで宿泊先も同じだったので余り興味はなかった。
所属部が、社内旅行の当番だったので気にはなったが、お手伝い、意見も聞いて貰えなかったので気分を害していた。
しかし熊野古道を半日歩くとなると話は別だったが。
写真は参加者だけで回覧をするが、こっそり見せてくれた。
写した枚数のわりには出来が悪い、全体に暗かったり、顔が真っ白だったり。
使い捨てカメラなのに何故映りが悪いんだろう。
旅行日が近づくにつれ参加者が減ってきて１８名だった、遠くなくても良い旅もあるアイデアなんだろうか。

片付け

母が捜し物をしているが出てこず倉庫にあるかも知れないと言うので手伝うことになった。
母も私も片付けが下手である。
この際と４時間近くかけ片付けた、ゴミ袋４袋、折りたたみ傘、スーパーの袋・・・と処分をした。
老いると物に執着し、用途が何だったか、所有者も分からなくなるが捨てることが出来なくなる。
倉庫は、少しはましになったがまだきれいとは言い難い、失せ物もなかった。
しかし今日は限界である。

美顔器

今日、親戚の家で美顔器を借りた。
まず、化粧を落とし専用化粧水、乳液をつける。
その後専用ジェル（超音波専用）は病院でエコーをする時のジェルである、それを顔に塗り棒状の機械をあて皺、シミの場所を特に念入りに１０分間する。
顔だけで良いと思ったが勧められ、背中は子供にしてもらうが電気のピリピリも感じないが指先では電気を感じた。
その後マッサージをすると角質が取れる、瞼と喉はしてはいけないらしい。
終わると変わったよと言われた、続けると美女になるかも知れない。

ICキャッシュカード

いつから変わったのか銀行等限度額が５０万円になっている。
職場の回覧文書で引出、送金が１０万円になる等記事があった。
最近キャッシュコーナーで指静脈認証の機械設置を見かける。
指静脈認証だと本人確認が出来るのと限度額が違う、今なら手数料が無料である。
口座情報や身体情報は、非常に精密な構造のICチップ内に記録し、保護されており、指をかざすだけで、本人であることを確認、家族も使えるよう代理人カードもある。
銀行によって、指紋、指静脈認証、限度額等異なるらしい。
窓口で手続きをし、後日送付されたカードを銀行に持参してまた手続きが必要であるらしい。

変わった人

世の中にはいろんな人がいる。
しかし同じ職場、ご近所であったら笑い事では済まない、当たらず障らずのお付き合いをしなくては痛い目に遭うかも知れない。
今朝目は覚めていたが、まだパジャマのまま部屋でうろうろしていた。
家の敷地内に挨拶の声が近づいてきていた、急いで着替えようと思ったがもう玄関チャイムが聞こえた、仕方なしに、そのままで玄関に走ったら、市報の配布であった。
郵便受けに入れても良い物ばかりであるが、その人は手渡しでなければならない人である。
まだ６時過ぎであった、気の置けない人なら深夜でも早朝でもOKなんだが・・・。

巣立ち

子供の就職が決まった、第一志望だったところである。
今度の日曜に県内の就職試験があるが、もう受ける気はない。
受かって良かったと思う気持ちはあるが、家に帰って来て欲しかったので複雑である。
昔は県外の学校へ行っても卒業後は家に戻って来ていた、当たり前だと思っていた。
今は、我が家は違う、飛び立とうとしている。
家を出ると帰って来ない確率が高いから素直になれない。
いつかは親から離れていくが、結婚後も近くにいて欲しいと思う気持ちが片隅より真ん中にある。

秋

網戸からの冷たい風で目が覚めた、時計を見ると３時。
虫の音が聞こえる、それもすぐ近くこの部屋で鳴いている。
この大きい音では眠れないと電気をつけると止まった。
４～５㎝のバッタが部屋でいる。
困った身体に飛んでくるかも知れない、悲鳴を上げるかも知れない、いやこの年では悲鳴は出ないかも知れないが身体に止まったら怖くて払いのけるのにドタバタ暴れるかも知れない。
布団を頭から被って寝ることにした。