吉野源三郎「君たちはどう生きるか」について
4年ほど前でしょうか、この本が大きな話題になりました。
そして新たに宮崎駿監督が久しぶりにこの本を元に映画するとか。
私には大きな思い出があります。亡き主人がこの本読み感動。なんといい本だと。その生き方共鳴したんでしょう。30年以上前のことです。勿論初版本だと思いますが。引っ越し等々でその本何処へ行ったやら。そして私も大きな出来事、少しは成長、読み返してみたいと。
「君たちはどう生きるか」
世の中の心理を学ぶために自己中心的な考え方ではなく自分を世の中構成員の1人としてとらえなければならない。過去の偉人の言葉をなぞるだけではいけない。自分自身の経験を重視し、そこから何を感じるか考える。
自分の過ち認め、そして苦しむことは人間だけである。人間は自分の行動を決定する力もつ。それゆえ過ちを犯す。だからこそ過ちから立ち直ることができる。
そしてコペル君の経験
「人間て本当に分子だね」
3回も読み返して少しだけ分かりました。私達こんな真理忘れないように。